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勇者を利用する者たちの冒険  作者: とり飼ジン
双方山の冒険篇
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第81章 ログを確認する

この話は、「あらすじ」として作りました。

飛ばしても構わない作りになっていますが、読んだら読んだら面白いかも。


新たな発見があるかも。では、楽しんでお読みください。


 神々の世界、それは勇者たちがいる世界である所の天国の様なもの。

そこで天使と呼ばれる一種の金髪少女のエンナムが資料をまとめていた。

「あ~あ、休みたい」


 エンナムはここ数ヶ月前の記録が目に入る。

「元はと言えば、あの人が勇者として名を挙げてから忙しくなったんだよね」


 始まりの資料を見直す。



 ●●●



 数ヶ月前、トダイカ国にある、ギョク城の地下にて100年以上前に存在していた()()()()と呼ばれるモンスターが支配していた。そのモンスターを倒し世界中から勇者と呼ばれるようになった者が使っていた剣が床に突き刺さって見つかった。


 そして現在、魔帝王と呼ばれる魔帝国の魔物が世界を支配していた。


 国の王は世界を救うために新たな勇者を目付ける事にした。


 世界中から英雄、騎士、名だたる冒険者達が集まったが誰一人として剣を抜き取る事が出来ずにいた。

そんな中で城にいた侍女が足を滑らせて剣を抜いてしまった。


 そこから怒涛のスピードでお祝いを1日で終わらせられて、そのまま冒険へと行かせられた。

その際に国の王から兵士を4人連れてっても良いと言われたが勇者は面倒とかで、一人だけを選び冒険へと出た。


 勇者と兵士はそれぞれちゃんとした名前が無く、兵士が勇者に名前を付けた。

兵士はクロウ、そして勇者はリリネッドを名乗った。


 旅を続けている中で事件にクビをツ込んだことで " ダイムウ村 " に向かう事になり、そこでいろいろあり、ダンジョンに向かう事になった。


 そのダンジョンに行く手前で魔帝の魔物 十三ヶ騎士団(じゅうさんがきしだん)・ " ヒジナシ " が短髪白髪の少女剣士・ナギと戦っていた。


 戦いの中で短髪白髪の少女剣士は死に掛けているのを勇者・リリネッドが助けた。

ヒジナシを倒したことが、魔帝王の幹部でオルガ・サジエタン、ロヤアマーンがその場に現れ、ロヤアマーンを3人で倒す。


 それから3人は幾度もの冒険をしている中で、僧侶・シンノスケと出会いって魔帝王の幹部のデラーズと戦う事になった。


 シンノスケを入れた 4人パーティとなった勇者・リリネッド。



 ●●●



 エンナムはドタバタしている勇者の行動にため息をする。

「こんなんで行く生きてますねこの勇者は。というか運がいいのか?強運っていうのか? え~~と、それから深海 "帝" 国?、深海 "底" 国?、まぁ~どちらでもいいか、勇者はそこへ向かい、ナギは別行動かぁ~、この子の事は今は言いか」


 ナギの資料は別の場所に置いた。


「その後は人種との壁を打ち破り、深海の王と仲良くなったて地上へと戻ったっと。それからいろいろあって、十三ヶ騎士団が6体、幹部が5体と倒されたことで魔帝王が遂に自ら動き出したと」


 エンナムの電話がなりそれにでた。



 ●●●



 ほぼ同時期に女神はソファに座りながらこれまでの勇者の行動を振り返っていた。


「コイツは何度も指名手配されてないか? 国々も大変だな。いまは命までは取られないとしても、剣をなぜか魔帝王が狙っていると。 剣は誰も持てないからまあ~なんにしても勇者はついて行るな。面白」


 女神は今の現在の勇者パーティの状況を見てみた。

「ほう~、シンノスケは旧勇者パーティのジミニ―と行動をしているのか、ナギはリヴァナラ戦の時に氷漬けになっていまはまだ、深海の洞窟マイナス80℃の中で眠っている。なにやら剣聖のユース?ユーリ?、まぁ~どちらでもいいか、がなんかやっているようだが。クロウは…。ふん、これから楽しくなりそうだな」


 女神はソファに寝そべる。



 ●●●


 

 地上の南部にある新聞会社で働く新人記者のヒロコ。最近起きた勇者について書いていた。


「ジスチーブ国で起きた事件とそこで起きた機関車の事件。これらをまとめろって、リンテン国のカリンお嬢様が言っていたやつをメモしたけど…なんか見直してみると、いろいろと穴が有るんだよかなぁ~」


 ヒロコはメモを見ながら確認する。

「機関車製作者で運転士のハーヴェイさんの発言は『勇者は自分の倉庫を守ってくれたからこんな事で逃げ出す人とは思わなかった』と笑顔で話していたなぁ~。幹部をいくつも倒した勇者が魔帝王の側近がいりのに逃げるかなぁ~。いままでの情報を見てもそんな人物とは思えない。みんなは何かを隠している…。というかいろいろと引っかかる事が多い」


 ヒロコは編集長に近寄る。

「すみません、もう少し勇者について詳しく書きたいので調べに行ってもいいですか?」

「ぶ~ん、別にいいけど、みんなが書いているから」

「いいえ、最初の、旧勇者から調べたいんです」

「時間がかかるぞ? それにそんなもん誰も…いや、いいかもなそれ。」

「はい、やらせてください」

「だが、お前ひとりでは危険だ、用心棒を連れていけ」

「用心棒?」


 その2日後、ヒロコは旅の準備を整えて街の出口の前に立つ。

するとそこに機関車事件に関わった、ショーヒダとライが現れた。


「君かい、世界の謎を解こうとしているのは?」

「僕達が君の用心棒になるよ」

「よろしくお願いします」


と遅れて魔法使いの格好した女性が近づく。

「すみません、遅くれました。職業診断のフィリナです」

「ヒロコです」

「編集長の方から聞きました。私も実は今の勇者と出会っているんですよ、えっへへ」



 ショーヒダ、ライ、フィリナを連れてヒロコは旧勇者そして勇者・リリネッドについて調べるために旅が始まる。


 だが、彼らの冒険譚は別の話で…。


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