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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
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救世の剣は世界樹の下に

作者:朝霧
 名無しの島には『なにもない』というのは大嘘、本当は世界を救うために未来からやってきた魔女と、その魔女に助けられた精霊達が住んでいる。
 島は精霊達が持ち込んだ世界樹に覆い尽くされ、その根元には救世の剣がその時のために、ひっそりと隠されているのだ。
 ……記憶の摩耗に伴い、いつかのために手記を残しておくことにした。
 書き始めはこんな感じでいいだろうか?
 これ以上のことを書くかどうかは迷ったけど結局書かないことにした、精霊達に知られたら困るし。
 魔女の目的は世界の救済、その一手を未来に残すこと。
 けれど本当はそれだけじゃない、実はもう一つある。
 そのもう一つに関わることはここには書かない、彼らが知ったら、きっと悲しむだろうから。
名無しの魔女
2024/04/18 00:49
魔女の待ち人
2024/04/18 01:00
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