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憧れのままで


 慌ただしい毎日を 優しく受け止めてくれそうな

 穏やかなネオン 輝くその入口に

 いつの日かと憧れた入社式


 あれから 苦しい日々が過ぎ

 怒りと憎しみが染み付いたネオン

 働けるだけ 働いたけど

 去り際にまで言いたい奴には 言わせるしかない

 

 憧れのままで とどめておけと

 忠告する大人たち

 それでもいいのさ 後悔しない

 大人の言う事 いちいち聞いたら

 大人になれやしない


 

 前のめりなわがままを 優しく受け止めてくれそうな

 穏やかな微笑み 見せるその唇に

 いつの日かと憧れた二十歳(はたち)


 あれから 切ない日々が過ぎ

 悔しさと無力さが込み上げる微笑み

 磨けるだけ 磨いたけど

 失恋まで笑いたい奴には 笑わせるしかない


 憧れのままで とどめておけと

 忠告する仲間たち

 それでもいいのさ 後悔しない

 仲間の言う事 いちいち聞いたら

 自立出来やしない

 

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― 新着の感想 ―
[良い点] 刺さる人にはぶっ刺さる良い詩ですね! 長渕系の声の人に歌って欲しい。
[良い点] 憧れのような恋心と、苦しい思い出が混ざり合って 甘く切ない素敵な詩が出来上がってますね〜。 胸に染みるようです。 素敵な詩をありがとうございます。
2021/08/29 22:22 退会済み
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