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プロローグ

取り敢えずという事で試しにプロローグだけ出します。

好評であったり、気分が乗れば続きを書きます

因みに作者は、主人公が強すぎるのが嫌いであります。

 彼女と出会った時、僕は運命を感じたんだ。



 暗い森の中、一か所だけ光が見えた。その光は、何かを照らしている様だった。

 僕は引き寄せられる様に光の元へ向かっていく。

 どんどん近づくにつれて、照らされているものが見えて来る。

 それは人だった。白い髪に白い肌の僕と同じ位の女の子の様だ。

 女の子の前まで来た僕は、髪で隠された女の子の顔を覗こうとした。

 すると突然女の子は起き上がり、左右で色が違う瞳で僕を見る。その瞳を見ているとまるで僕の中を覗かれているようで、しかし、不思議と恐怖を感じない。

 僕らが至近距離で見つめ合っていると、女の子は突然こう言った

「...繋がりは出来た。...でも、心が不安定。まだ、時じゃない。いつか、思い出して......................ことを」

 僕はその言葉と共に、勢いよく弾き飛ばされた。

 

 聞こえない、分からない、思い出せない。彼女が言った言葉。

 その言葉は、絶対に、今の僕にとって救いになる筈なんだ。



「......久しぶりに見たな、この夢。でも、やっぱりあの言葉は...」

 僕、ソウマ・タンファージは、この世界では出来損ないとして扱われている。それは、何故か

 この世界では七歳になると、転移門というものを使って自分の相棒となるものの元へ行き契約を結ぶ。契約を結べば、強大なエネルギーや不思議な力を手にすることが出来る。

 僕も五年前、七歳の時に転移門を使った。しかし、僕は何とも契約をすることが出来なかった。

 契約出来なかった僕は、強大なエネルギーを入手した他の人よりも身体能力も低くなって、只の無能になった。必死に勉強しても、契約出来た人に及ばない。何をしても契約出来た人には追い付けない。

 貴族として産まれていた僕は、タンファージ家から追い出されそうになったが、家族を大切にすると言った、家長である父の言葉で免れた。

 今は、普通に生きていられるように、そして少しでも契約者達に差を開かれないように勉学に励み、体も鍛えている。

 しかし、このままでは確実に良い人生を過ごせないだろう。でも、僕は何故かそこまで不安は感じていない。

「最近、あの夢を見る事が多いからか?良い人生を過ごせればいいけど」

 そんなことを思いながら、僕は日課のトレーニングをすることにした。


 はっきり言ってしまえば、良い人生ではあるけれど、波乱万丈な人生だよ。

 


ちょっと短いかな

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