003 両親
流石に子供をケガさせたので、両親に連絡が行った。
すると両親は、半日くらいかかる距離を30分もかからないくらいで、学園に来た。
お偉いさんみたいな人達とゴリラが対応するようだ。緊張してんな。ウケる。
「うちの子に手ェ出したのは、誰?」
母様だ。怖い。目が冷たい。
「さっ!さっ!殺戮の天使!?もっ申し訳ございません!この度は、お子さガフッ!!」
まだ喋ってる途中だから母様!?ていうか殺戮の天使って何?
「その名前で呼ばないで頂戴。ゴミ?クソ?まぁなんでもいいわ。久しぶりね。」
「ゴリラ君だよ。ソフィア。それ以上は、死んじゃうって。」
ナイス父さん!危ないとこだったぜ!
母さんが犯罪者になるとこだった。
「ふん!いいわ。次は、ないわよ。クソ虫!」
「言葉が汚すぎるよ。ソフィア。あぁ!それと後でいいかな?ゴリラ君?」
「え!?騎士団長!?え?」
「元だよ!元!気をつけてね。」
父様?先程まで仲裁してたでは、ありませんか!?
殺気が溢れておりますぞ!それと騎士団長って何よ!
学校長!なんか言って!冷や汗しか出てないじゃん!
……無理もないか。俺がバカだった。ごめん。
この後しっかり母さんに絞られ、僕は、学費免除になったらしい。「金の問題では、ありません事よ。(修正)」って母様が言ってたけど学校側に押し付けられ、父さんに引きずられ帰っていった。
怖い。両親怖い。
この事件のせいで僕がハーフって事が広まったのと両親の二つ名とか元騎士団長とか両親の事が知れた。
一個は、聞かないでおきたかったけどね。
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