日常の終焉
2045年 2月18日・・・・
「はぁ~・・・・・」
今日は土曜日で学校も休み。
「やることねぇ~。」
とかいっても俺は「高校生だ!」故にやることは腐るほどある。
よくないだろうか?やることやしたいことがあるのに
「やることねぇ~」と。発してしまうとき・・・・あるよね?(ニコ)
することってなんだったっけ、えっと、、、
勉強と・・勉強と・・勉強と・・・アニメ?パソコン?ゲーム?
実際高校生は、勉強<恋愛<遊び<エロ(下ネタ、性行為、その他もろもろ)
に興味を示すんじゃない?これはあくまで個人的意見ですけど、ん?個人?
「あーーーーーーーーー」やること一つ分かりましたー!
「個人」そう!自己紹介を忘れてました~☆(テヘペロ)
俺のなま、、ん゛ン。私の名前は鹿緋 歌尾瑠と申します。
健全な男子高校生で帰宅部の童貞の彼女なし。 身長:170 体重:63 至って標準
「はい」終了~ あ!あと顔は普通・・・
「ちょっと歌尾瑠!」
「なんぞ~?てか、おっかえり~」
「一人でなに喋ってたの?」
「・・・・」
「キモ!!」
「き、キモはひどすぎだろ」
「はぁ?とうとう頭いかれちゃたか~」
この毒舌の吐き主こそ俺の妹、鹿緋 姫利
名前とは裏腹に言葉使い、態度すべてにおいて、100点中7点ってとこか
けど、顔 胸 お尻 身長(162)において、100点中100点!ドストライクだ
いやー、けど姫利の胸といったらぁ~大っきすぎず、小さすぎず本とう、ギャァァァァァァ!!
え゛ぇ?なになに?
俺が姫利のナイスバディーの説明をしている途中いきなり姫利が叫びだした。
「どうしたの~?」
「どうしたの、じゃないわよ!雨で洗濯物びしょびしょじゃない!もう最悪、」
「ごめん。(てか雨降ってたの?)」
「はぁ~」
なにも言わずに去っていった。
翌日、目覚まし時計の音とともに起床。もう家には誰もいなかった。
時間は午前7時を回っていた。家族は朝が早い、そして皆優秀。
俺は普通すぎて心が痛い。さぁ、準備だ。てか、姫利携帯忘れて
るし。優秀な人だって忘れ物くらいする。
準備ができ、家を出てふとスマホを見ると名前のない奇妙な『アプリ』
がダウンロードされていた。てか、時間ヤバ!時間は8時10分だった。
ダッシュで行っても間に合わない、ヤバイヤバイヤバイ
当然学校は遅刻した。教室に入った瞬間先生と生徒の視線が俺に集中して
小さく俺が「おはようございます」と言ったら皆授業に戻った。
ダルさと疲れと眠さまじりのため息をつきながらノートと教科書と筆箱を出した。
実は来る途中諦めて寄り道をしてしまった。だから1時間目までおくれたのだ。
1時間目終了~
「ねぇねぇ『しかお』なんで遅刻したのー?いつもあんなに早いのに」
今話し掛けてきたのが後ろの席の友達倉田美緒だ。
金髪美少女、いつも笑っていて少し不気味なやつだ。
「どうせエロ動画でも見てたんでしょ。」
この勘違いやろうこそが左の席の西乃恋恵利だ。
少しツンデレ混じりの気が強い女の子そして黒髪ロング。
「しかお君、ハレンチです。」
話の流れで勘違いしているのが楠井真理
引っ込み治安な黒髪女だ。毎日おどおどしてる。
「エロ動画なんか見てねーよ!」
3人が同時に冷たい目で俺を見てきて「嘘ばっかり」と、同時に言った。
はぁ~、これは誤解が解けそうにないな。
「てか、これ皆もきた?」
と、唐突に美緒が言った。それは朝の名無しの『アプリ』だった。
「あのアプリは日本中のスマホ所有者にダウンロードされていたらしいです。」
「なんで知っている?真理」
「doitterで拡散していました。」
「中には開いた人もいて、ただいろんな色の光が何度か点滅してアプリが消えた
と書いてありました。」
まぁ、ほっとこうぜ。
皆で相談してあのアプリは触らないことにした。
「んぁーーーー」
「おわったーーーーーーーーーー」
学校が終了して、伸びていた所に、美緒と恋恵利と真理が俺の所に来て
帰ろう。と言われたので一緒に帰宅することにした。
道中街中の方で黒い煙が上がっていることにきずき、街へ行ってみた。
街には事故をしている車がなんだいもあり、いたるところに
ゾンビのような姿をしている人達があふれかえっていた。
「おいおい、ハロウィンはまだだぞー」
ヘラヘラ笑う俺に対して美緒たちは唖然としている
「すごいよな~、特殊メイクであそこまでリアルに・・・・・・」
俺が話してる最中に目に飛び込んできたのは、
『仮装をした連中がサラリーマンを食い散らかしている光景だった。
腸も心臓も肝臓も腎臓も手も足も頭もちぎられ餌となっていく』
これは・・・・・・・・・・・・・・・
鼓動が早くなり、脈が早くなっていくのを感じた、、、
3人とも泣きそうな顔をしていて脚が震えていた。
「落ち着け」
3人の体を抱き寄せる、ここでつっ立ってたって意味がない
いいか?今はとにかく各家に帰って家族の安全を確認しよう。
携帯で場所を決めたあとで落ち合おう。いいな!小さくうなずく3人
「チャーンチャチャチャーン♪誰からの電話だ?もしもし
「歌尾瑠!早く帰ってきてはや゛ぐ、キャーーーーーーーーーーーー、プツン」
「泣いていた、姫利が姫利が・・ヤバイ!!!」
俺は走る妹のため姫利のため
しかおーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
どうしたノーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
頼む!無事でいてくれ・・・・・ハァ、ハァ、ハァ
私どもの作品を読んで頂き誠にありがとうございます。
初投稿と言うことで、大変緊張しながら投稿させて頂きました。
皆さんはどんなご感想を持たれるのかまた、楽しんで頂ける
だろうかと、しんぱいです。ですが、楽しんで頂けると幸いです。