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空が夕焼けに紅く染まったまま、色を変えなくなってしまった……そうだ、告白しよう!

掲載日:2014/04/15

 

 空が夕焼けに紅く染まったまま、色を変えなくなってしまった。

「っていう夢見た」

「全部赤く見えるなら顔赤くても大丈夫と思って柳に告白したって?」

「やっぱナシって叫んで起きた」

「どヘタレめ」

「言うなよ自分が一番解ってるよ!」

 桂は捨て台詞を吐いて走り去った。

 そこに、柳がやって来てもじもじと話し始めた。

「って言う夢見てね、世界が真っ赤なの。それで、その、」

「……顔赤くても大丈夫だから、桂に告白でもした?」

 何このデジャヴ、と思いつつ訊ねれば柳は両手で顔を覆ってしまった。

「聞かなかった事にしてって叫んで逃げたとこで目が覚めたの」

「お前ら結婚しろよ」

「け、結婚とかムリだからー!」

 真顔の進言に見事に真っ赤になった柳は羞恥に耐えかねてあらぬ方向に爆走した。

「あっち、桂が走ってった方だわ。なに、正夢ってヤツ?」

 両片思いマジめんどい。早くあいつらまとまんねえかな。

 相談役にされている彼は夕焼けに溜息を一つ落とした。


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