待ってるよ
待つてこんなに大変で
こんなに辛いんだね
忘れてたよ…いや忘れたフリかな?
久しぶりに思い出した
こんな気持ち何年ぶりだろう?
貴女に紡いだ「待ってるよ」
どうしても言わずにはいられなかった言葉
もう二度と口に出す事はないと
思っていたのだけれど…
最後に使ったのは…いつだったかな?
あの結末は酷かった…
悲惨だったし、惨めだった
だから、もう二度と使う事はないだろうと
思っていたんだけどな…
貴女に紡いだ「待ってるよ」
四年ぶりに出た一言…
過去の記憶が蘇る
何で待っていたのだろう?
一縷の望みにかけたから
薄氷の様な希望に託したから
なら今回は?
貴女は僕を追いかけた
先を歩く僕が好きだったから
だけど僕は一緒にあるきたかったんだ
2人で並んで歩きたかったんだ
だから後ろを振り向いたんだけど
後ろを振り向いた僕に貴女は絶望したんだね
まるで僕が立ち止まってる様に貴女には見えたから
貴女は僕と並んだけれど不満だったんだね
でも、本当は怖かったんじゃないのかな?
だって道は僕が作ってたから
先にいないと不安だったんでしょ?
僕は貴女と並んで歩きたかったから
これから先を2人でどう歩くか悩んでた
だって手を繋ぎたかったから
でも、不満だった貴女は先に一歩踏み出した
だから悩んだんだね
どうしていいかわからなくなって…
すぐに手を取ってあげれなくてゴメン
だけど貴女のおかげで道がきまったよ
だから僕はまた歩くけど
常に手は貴女の前に差し出してる
貴女に紡いだ「待ってるよ」
貴女と一緒に生きたいから
今まで待たせてゴメンね
一歩先で手を差し伸べて待ってるよ
貴女と手を繋いで並んで歩く日を待ってる
だから今度は僕が待つよ