第四十三話VS狼
互いの勢力と拳がぶつかり合う…その数時間前…
「紀村さん…本当にやるんですか?」
天道と真崎が来る前紀村とそ部下である宮下が筆談をしていた。
「当たり前だろ?」
そして槍のようなものを持ち、にやりと笑いながら言う。
「アイツからオーダーメイドで作ってもらったからなぁ…」
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喧嘩で大事なこと…それは互いの戦力を理解することだ、天道が空手をベースにしているというのは有名な話だが真崎がレスリングを使うというのはあまり知られていない、そして紀村に至っては武器をメインとして使うのでもとの戦闘スタイルはいまだ不明…
だがある程度手札が分かる天道ならばまだ攻略もゲーム感覚で出来るはず。ストレートを避けれるのは想定内、今度は逆方向からフックで天道を殴る。だがそれも天道は想定内で合った。
「ここか?」
右フックを掴まれ顔を掴まれ膝蹴りを食らってしまう。
「クソ!」
一瞬の出来事であったため対応できなかったがこちらも一瞬のスキを突き喉仏を殴る。
「カハッ…」
喉を抑え苦しむ天道だったが構わず蛇山はその天道を蹴る、しかしそれは彼奴の策略の一人に過ぎない、蹴ろうとした足をガードとともに横に吹き飛ばされる。
「何だよ、心配したのに損したじゃん」
蛇山はそう言い返す
「お前が馬鹿なんだよ…」
だが少し話したその刹那で天道は回し蹴りを蛇山の顔面にめり込ませた…
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天道と蛇山の戦闘を流しみしながら真崎も考える。
(あれだと悠仁が勝つな…)
流し見した瞬間天道のナイフが飛ぶ。
「おっと」
ナイフと石がガンガン火花を散らす中佐鹿の顔面にクリーンヒットする。
「痛ったぁ!?」
少しふらついた瞬間にタックルで壁に追い込む。
「おいおい…何でこんなところに壁があるんだよ!」
「そう軽口を叩いている場合か?」
「そうかな?」
佐鹿が会話を試みたのはナイフを足に刺す隙を作るためだった。
「痛いな…ナイフで刺されたのは久しぶりだ」
バックステップを取り一時撤退かと思われたが真崎のトラックのような前蹴りが佐鹿の腹にクリーンヒットする。
「アがぁ!朝に食ったジャージャー麵とか吐きそうだわ」
だがその発言からは必死さが感じ取れない。
「随分と余裕そうだな…あとそんなもう朝から食うな」
そして互いがぶつかり合うとき佐鹿のナイフの横凪がこの戦いの戦況を分けた…
最近少し忙しかったので今回は短めです!繋ぎ回の42.5話的なものだと思ってください!




