第二十四話VSNo.2
榊原が外に出ると
「よぉNo.2さん」
「誰だ?」
特攻服を身にまっとた如何にもな男がいた
「鳴神龍生…知らないか?」
榊原は煙草を口に咥えようとするが鳴神は榊原を殴る、その拳を避けたためタバコは落ちてしまった
「お前あのバンドマンの仲間か?」
「そうだよ!お前らが送ってきた刺客みたいなやつのせいで俺は大けがしたんだぞ!」
鳴神のその言葉に対し榊原は失笑する
「それはお前が弱いからだろ?ww」
まず、榊原はジャブを鳴神に放つ
「早!」
鳴神はそれをもろに受けてしまう
「弱いな」
そして鳴神の胸ぐらを掴み、一方的に殴る
(なんだこいつ?殴られっぱなしだな?)
鳴神は心の中で思っていた
あの時自分は守る立場なのに無力で守れなかった…だから何としてでも
(まだだ…タイミングを見計らえ…)
だが榊原は掴んでいた手を放す
「弱者をここまでいたぶるつもりはない」
(今だ!)
鳴神は立ち上がり警棒を榊原に振る
「なに!?」
突然の攻撃に対応できない榊原を鳴神は攻撃す続ける
「お前と決着は早く終わらせる!」
だが榊原も負けじとパンチを繰り出す
「クソがァァァ!」
警棒とジャブの攻め合い、お互い一歩も引かない状況だった
「技術があるものとないものでは…」
榊原は鳴神のみぞおちにストレートを放った
「うぐっ!」
鳴神の手は離れ、隙ができる
「戦力の差が違うんだよ!鳴神ぃ!」
榊原が殴りかかろうとしたその時
(タイミングを見計らえ!)
そのままもう突進してくる榊原の顔めがけ蹴る、鳴神と榊原の身長は5cmほど違いそのため
足が顔に届く距離なのである
そして言葉を発することなく榊原は倒れた
仰向けになりながら榊原は思う
(何が違うんだ?こいつと…)
「……お前は強い」
「?」
鳴神は何のこと言ってるのかわからなかった
「もっと…技術磨けよ…」
そのまま榊原は目をつむった
「…………」
榊原が発した言葉に鳴神は
(…死んでないよな?)
全く響いていなかった…
藤森は高校に入ってからこの光源クルーという組織を作り上げ、あえてリーダーを置かないことで自分は裏で暗躍していた。そんな状況が今崩れつつある
殴りかかった藤森の拳を蛇山は掴む
「俺は拳メインじゃないんだわ」
藤森は後ろに下がった後回し蹴りで蛇山を圧倒する
(隙が全く無い!)
蛇山も殴り返すがよけられてしまう
「俺さぁ最近まで韓国住んでてよぉ」
そう会話をしながら藤森は蛇山を蹴る
「これはテコンドーか?」
蛇山は足を掴む
「ご名答」
そして蛇山から離れ、笑顔を浮かべ言う
「韓国ではヤンキーグループのことは*クルーっていうらしい」
蛇山のパンチを避ける
「それがどうした?」
藤森も蹴りを返す
「クルーを作ってて思ったんだ…」
「楽しいって」
蛇山は蹴りをガードする
「サイコ野郎が!」
そして藤森は言った
「お前ももっと楽しめよぉ!!」
*諸説あり




