21人のバイオリン②
今更ながら、このタイトル&サブタイトルの元ネタ知ってる人いるんでしょうか?
それでは続きをどうぞ!!
朝。いつものように学校に着く。
大泉市立鈴井中学校。
何故今頃になって学校の名前を出したのか。その理由は簡単。作者がバカだからだ。
ちなみにこの学校は、できたばかりの学校なのでかなりきれいだ。
いつものように挨拶をして、廊下を歩く。
何故か、僕と時元は(いろんな意味で)目立つ。
僕は昼の放送で1つコーナーを持っているし、時元は・・・・・バカ(良い意味で)なので目立つ。
教室に着く。
・・・・・あれ?
大井川がいない。いつもなら隣でバカ話をしてるはずなのに。
そして気付いた。上川もいない。遅刻か・・・。
あいつ等らしい。(以前も猫がいたとか言う理由で遅刻していた。)
しかし。一時間目が始まってもまったく来る気配がない。
そして2時間目が始まったとき。
僕と時元は校長室に呼ばれた。
廊下で
「お前何かしたのか?」と時元が聞いてくる
いや、どっちかって言うとお前の方が怪しいだろ!!
「何で?」
「俺の記憶が正しければ、お前のせいでいろんな事に巻き込まれた覚えがあるぞ!」
「な、何のことかなぁ~」
「とぼけるな!!放送室立てこもりや、文化祭消化器事件。夜の校舎窓ガラスはずして回った事件・・・」
「記憶にありません。」「まだまだあるぞ。」
そんな会話をしていると校長室に着いた。
「失礼します。」「どうぞ。」
中にはいると、校長先生のほかに背の高い、スーツ姿の男の人がいた。
スーツ姿がこんなにに会う男性を僕は初めて見た。
「どちらが神柳君かな?」とMr,スーツが言う。
「あ。僕です。」と手を挙げる。
「そうか。じゃあ時元君はそっちだね?」
「はい。そうですけど・・・・」とおずおずと時元が言う。
「私は、こういう者です」とMr,スーツが何かを出した。
警察手帳だった。栄井三太と言うらしい。
栄井さんが「君たちに昨日、変な手紙が届かなかったかな?」と聞いてきた。
あのラブレターのような奴のことだろうか?
「もらいましたけど・・・・」
「やっぱり。見せてもらえるかな?」と言うので僕は教室に取りに行った。
教室に入ったとたんみんなに質問された。
「お前達なにやらかしたんだよ?」
しかしその中にまだ大井川と上川は来ていない。
とりあえず手紙を持って教室を出る。
しばらく手紙を読んでから、栄井さんは言った。
「君たちの大切な物は何だったか分かるかい?」
「いいえ」と僕らは同時に首を振る。
「神柳君の大切な物は、同級生の大井川さん。時元君は上川さんのようだ。」
「・・・・・・・・・・はい!?」
「そして今日の朝からその二人が行方不明になっている。」
「・・・・・・・へ?」
だから朝いなかったのか・・・・・。
大丈夫なんだろうか?とてつもない不安に襲われる。
昨日明るく「じゃ~ね~」と言っていた大井川がいない!?
冗談にしか聞こえない。
そしてここで1つ言いたいことがある。
栄井さんにはデリカシーという物はないのだろうか?
堂々とばらすってどんな神経をしてるんだ!!
「そして、君たちにこの荷物が届いている。」と、2つの箱を取り出した。
週間誌を5冊重ねたような大きさだ。
中を開けると、携帯電話と、財布、手紙が入っていた。
財布の中にはプリペイドカード「PULUTO」と5万円が入っていた。
時元の箱にも同じ物が入っていた。
「これが学校の玄関においてあった。」と栄井さん。
「これは昨日招待状に書いてあった物なんでしょうか?」
「おそらくそうだろう。」
中に入っていた手紙にはこう書かれていた。
~続く~
と言うわけで次回に続きます!!
自分は中3で受験生なので、更新が送れるかもしれません。
ご了承下さい。