表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/12

しゅうかくの秋(とき)なのでしゅ(季節感無視

衣食足りて礼節を知る。天高く馬肥ゆる秋。

さて一晩明けて。

「おにわのむしさんたちをなかまにするのは、さすがにあきらめるのでしゅ。

まずは、ちちうえのぞうしょに、こたえをもとめるのでしゅ」


30分後......。


「うかつでちた。ちちうえのぞうしょで、

あくやくれいじょおうには、たよりになりゅなかまがいる!

と、まなんだのでちた。

ちちうえのたよりになるなかまに、ちえをかりましゅ」


父の保護者?の巨大わんこの犬小屋?に行ってみるお嬢さん。

とりあえず、顔中をなめ回されて、よだれまみれになってでてくる。


「コレジャナイわー、これはなんかちがうわー、ということは、わたくちにもわかりまちた。

やっぱりちちうえは、たよりにならねーくされヲタクでちゅ。(ヒドイ)

かくなるうえは、ははうえがエルフの里から種苗法とか無視して持ち込んだ

しょくぶつの菜園と薬草園と温室にいってみりゅのでしゅ」


そして、その晩の夕餉。

「ちちうえー! わたくちにも眷属ができまちたわー」

「わん」「にゃあ」

「そ、その泥だらけの根菜っぽい生き物は?」

「ワンドラゴラとニャンドラゴラでしゅわ!」

「わんわん」「にゃあ」


エルフの里原産の不思議植物園から、

双頭に相当しそうな頭部?を二つ有する根菜っぽいワンコもどきと、

二股に分かれた尻尾状の根茎部分を持つニャンコもどきを収穫してきた

わが令嬢なのでした。


そして前の晩に引き続き、「泥だらけの根菜を食堂に持ち込んじゃ駄目でしょ-」と

父娘そろってお尻ぺんぺんの刑に処されている懲りない令嬢なのでありました。

「いーやー! おしりぺんぺん、やーなのー!!」

もうちょい続きます。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ