表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/12

まずはこぶんがひつようなのでちゅ

おおきくなりたい。つおいなかまがほしいんだ。

「まずは、こぶんがひつようなのでしゅ。ちちうえの騎獣とか、母上の精霊みたいに、つおいのがいいのでしゅ」

「そんな藪から棒に。いきなり「つよい仲間」なんて無理ですよ。私の巨大わんこは騎獣というよりも前世からのインビジブル・フレンドですし、母上の精霊はエルフの里以来の子飼いというか幼なじみたちです。」


「そういわれるとおもったので、おにわからダンゴムシさんをつれてきたのでしゅ」

「食堂にお庭の虫さんを連れてきちゃダメでしょ。ダンゴムシさんだって外気温や地表の温度に慣れてるんだから、お手々の体温では火傷しちゃうかもしれないでしょ。ちゃんともどしてきて、手を洗ってご飯にしましょう」


ここで転生者たちの、祖母・曾祖母世代がトドメを刺しに来まして。

おそらく、前世では高貴な家系に名を連ねていたような方々が

「こーれーはー、お尻ぺんぺんね」となりまして。


なぜか、お嬢ちゃんとお父しゃんが並んでお尻ぺんぺんされ、

なぜか「蒙古斑の位置がおそろいで、顔はお母さん似だけど、やっぱり父娘なんだなあ」

と周囲から生暖かい視線をいただくのでありました。

これは痛い、というよりも、恥ずかしくていたたまれない。


転生者のはずなのに、なんで蒙古斑残ってるのさ、お父しゃん。

女の子は性染色体がXX,男の子は性染色体がXY,かつ父親から貰う性染色体がXかYなので、

単純に考えて、女の子が父母から50%ずつ受け継ぐとすると、

男の子は性染色体にのってる情報の比率では母4:父3で母親に似やすい

......でしたっけ?(遠い目)

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ