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天会三英傑  作者: 天使のいる会
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第二章「天界に散らばる魔の力」 第一節「魔将」

YouTubeゲーム実況グループ「天使のいる会」と申します。

我々が戦国武将になった「天会三英傑」というものをモチーフに、ストーリー展開のため、小説版をここに載せていきたいと思います。

一応、3人がどういう雰囲気や性格かどうか知っておくと更に小説を楽しめると思うので、YouTubeのチャンネルを載せておきますので、もしよければいろんな動画もご覧下さい。

天会三英傑については、天使のいる会のTwitterに行って頂くと、天会三英傑のイラスト等が載っていますので是非ご覧下さい。


Twitter→https://twitter.com/Tenshinoirukai

YouTube→https://www.youtube.com/channel/UClbFL0frJd7h7jfJqeyrY4A?view_as=subscriber

天会三英傑

第二章「天界に散らばる魔の力」


 第一節「魔将」


~魔界・玉座の間~


???「サタン様…天界でどうやら動きがあったようです」

サタン「…」


【サタン】…魔界の王。数多の悪魔を束ね、天界とは長い付き合いである…犬猿の仲という意味で。

彼の目的は天界を征服し、領土拡大及び天界の神、天使の悪魔化である。


???「天使のいる会という3人グループが悪魔撲滅の為動き出したようです」

サタン「…知っている」

???「天使の武将『天将』として天下統一も狙っているようです。何か対策をしないといけません」

サタン「手ならもう打ってあるとも…」

???「さすがサタン様、ちなみにどんな手を打ったのですか?」

サタン「天界に何人か、悪魔を潜入させている。そいつらに天使のいる会とかいう3人を始末させる」

???「どの悪魔達に潜入させたのですか?」

サタン「………魔将だ」

???「あぁ…この魔界でも優秀な悪魔の武将『魔将』達ですか…。確かに彼らなら天界の者を屠るなど容易いですね」

サタン「…それとお前にも一つ仕事を頼みたい」

???「なんでしょう?」


サタン「―――――――――――――。











抜かるなよ…ダンタリオン」



ダンタリオン「…承知いたしました」


【ダンタリオン】…魔界の悪魔で魔王サタンの側近。男女の幾多の顔を持ち、誰かの考えている事や秘密を暴く事が可能。

また、誰かに幻を見せる事もできる。手には謎の書物を持っている。




~天界~

帯若丸「さて!悪魔撲滅と天下統一を命じられた訳だけど、正直ダルくね?やってるふりしてサボろうぜw」

八陣丸「いやいやダメでしょ!よく考えてみ。それやっている間は天使としての仕事しなくていいんだよ」

帯若丸「!?確かにそうやん!最高やん悪魔撲滅!」

黒雷丸「…単純な奴だ」

八陣丸「天下統一は悪魔撲滅が終わってからになるだろうから、しばらくは悪魔撲滅の事だけを考えていこう」

黒雷丸「そうだな…。悪魔撲滅か…しかしこれからどうすれば…。行き当たりばったりでは上手くいくはずはない。最初の行動が肝心だ。密に計画を立て…」

帯若丸「とりあえず魔界の方に向かっていって悪魔がいれば倒してく!これでなんとかなるっしょ!!!」

黒雷丸「…」

八陣丸「黒雷丸の言い分はわかるけど、俺も帯若丸のやり方でいいと思う。まずは手あたり次第に悪魔を倒していって少しずつ悪魔の数を減らしていけば魔界も困るだろうし」

帯若丸「そういうこと!深く考えんでも大丈夫だってぇ!」

黒雷丸「…いいだろう。だが天界を出る前に少し情報収集だけでもさせてくれ。」

八陣丸「それは大事」

帯若丸「まあ、せやな。そうしよう。」

八陣丸「ガブリエルさんに魔界への行き方とかその他諸々聞きにいこうか」


―――


帯若丸「ガブリエルさーん?お疲れ様でーす!」

ガブリエル「あら、おびじゃない!それにはておぺと…なおじゅではなくブラックサンダー…なんの御用?」


【ガブリエル】…天界の上位天使。ミカエルとは同期。ミカエルとは違い、天真爛漫。

裏表がなく、好奇心旺盛。愛嬌があり、前向き。天界でも屈指の人気天使の一人である。

が、素直な性格故に思った事をなんでも口にしてしまい、度の過ぎる失言をする事も…。


八陣丸「実はゼウス様に、悪魔撲滅を命ぜられまして。」

ガブリエル「そうなんだ!とても素晴らしい事じゃない!悪魔なんてこの世には必要のない存在だものね!」

帯若丸「いや…この世にいらない存在なんて…ないんですよ。いくら悪でも、そこには命が存在している。だから、俺は悪m」

ガブリエル「そういうのきしょいからやめて!」

帯若丸「あっ…はい、すみません…」

八陣丸「そこで魔界への行き方や、ガブリエルさんが知っている悪魔について何か情報をもらいたいなと思いましてお尋ねしました」

ガブリエル「なるほどねー!わかったわ!教えてあげる!魔界には天界の端にある『天魔の架け橋』を渡れば行けるわ!」

黒雷丸「天界と魔界って端を渡るだけで行ける程近くに存在していたのか…」

帯若丸「魔界行くの楽勝すぎて草」

ガブリエル「あら、何言ってるの?めちゃくちゃキツいわよ?天魔の架け橋はその名の通り、天界と魔界を繋ぐ橋…。でも普通に考えたらこの二つを簡単に行き来できたら天界と魔界、どんだけ仲良いねん!ってなるでしょ?」

八陣丸「そ、そうですね」

ガブリエル「だから橋の途中を異空間で繋げて簡単には渡れないようにしてあるの。その異空間はとてつもなく過酷よ!入ったら最後、出られなくなった天使と悪魔は少なからずいるらしいわ!」

帯若丸「んー、異空間があるにしろ、そもそもなんで天界と魔界を繋ぐ橋なんて存在するんですか?」

ガブリエル「それはねー…私は知らない!」

帯若丸「えっ!?上位天使なのにですか!?」

ガブリエル「うん!あっでも知らないというより昔に聞きはしたけど忘れちゃったのかもね!忘れん坊だね私は!あー可愛い私!」

黒雷丸「………」

八陣丸「天魔の架け橋の事はひとまずわかりました、悪魔についてはどうですか?誰か詳細を知っている悪魔がいれば教えてください」

ガブリエル「悪魔かー、いっぱいいるもんねー悪魔!その中で詳しく知ってるのは一人だけかな!」

黒雷丸「名は何と言うんですか、その悪魔」

ガブリエル「えっとねー、アm」


―――グサッ!!!


3人「!?」

ガブリエル「あ…あぁ!!!………ううっ…」バタッ

八陣丸「ガブリエルさん!?大丈夫ですか!?」

帯若丸「何事!?」

黒雷丸「何が起こった…」

八陣丸「ガブリエルさん、しっかりしてください!」

黒雷丸「かなり重症だ。刃物が羽と腹を貫通している…。今のはなんだ…」

八陣丸「とにかくガブリエルさんを医務室に運ばないと!」


ザザッ


帯若丸「!?あそこの陰で何か動いた!」

黒雷丸「まさかこれをやった奴か…?」

帯若丸「奴を追うぞ!」

八陣丸「俺はガブリエルさんを運んでから行く!先に行っててくれ!」

帯若丸「わかった!!!」


―――


???「ふっ…なんともまぁ間抜けな、大天使ガブリエル。こんなにも簡単に事が進むとは」

???「…奴らが追ってくる、とにかくここを離れるとしましょう」ザザッ



~医務室~

八陣丸「すみません!ガブリエルさんが重症です!支給手当をお願いします!」

ラファエル「ガブリエル!?どうしたの!?」


【ラファエル】…天界の上位天使。ミカエル、ガブリエルの同期。

傷を負った天使を治療する事に長けた天界における最高の医学者。

知的な雰囲気とそれで見えてるのか?と思わせるレンズをした眼鏡が特徴的な女性天使。


八陣丸「急に刃物が飛んできてガブリエルさんに突き刺さったんです!」

ラファエル「…これはひどいわ。早く手当しないと!」

八陣丸「お願いします!俺はこの刃物を投げたと思われる奴を追ってきます!」

ラファエル「わかったわ。でも…天界の領域内でこんなことが起こるなんて…貴方も気を付けるのよ!」

八陣丸「(確かに…今までこのレベルの事態は起きた事はなかった。ゼウス様もおっしゃっていたけど、天界には本格的に悪魔の手が…。こうしちゃいられない、2人と合流しないと!)」



-一方2人は-


帯若丸「くそっ!どこに行った!」

黒雷丸「見失ったか…」

帯若丸「あんな事をするのは間違いなく悪魔…」

黒雷丸「だが天界に悪魔がいればその存在にすぐ気づくはずだ。なぜ気づかなかった…」


―――シュッ!


帯若丸「!?黒雷丸!危ない!」

黒雷丸「!?」サッ

帯若丸「大丈夫か!?」

黒雷丸「あぁ、お前のおかげで助かった…ん?この刃物は…さっきのと同じ…」

帯若丸「まさか…」

???「ふっ…避けたか」

帯若丸「!?」

???「腕が落ちたのではなくて?ガブリエルは間抜けだったからよかったのよ」

黒雷丸「どこにいる…姿を見せろ!」


アモン「我は魔王サタン様に仕えし悪魔、アモン」

アスタロト「同じく魔界の悪魔アスタロト」

アモン「2人揃って『ダブル・ア』だ!」

帯若丸「(えぇ~、名前だっさ~…)」


【アモン】…魔界の悪魔。カラスのような見た目をしており、争いを生む事が大好き。

自らの羽根を鋭利な刃物へ変化させる事ができる。


【アスタロト】…魔界の悪魔。蛇をペットにしている天使のような見た目の悪魔。

アモンとは長い付き合い。ペットの蛇で多様な攻撃を繰り出す。


アモン「我々は魔界屈指の武将『魔将』と呼ばれる存在の一人だ」

黒雷丸「魔将…」

帯若丸「俺達の天将と似てるな」

アスタロト「私達は崇高なる魔界の王、サタン様よりあなた達を始末するよう命を受け天界へ来たの」

アモン「魔界を滅ぼす為に天界が動いたと聞いてな。一足先に様子を伺ってたわけだ」

帯若丸「ガブリエルさんに攻撃したのはお前らか」

アモン「そうだ。奴はちと知り合いでなぁ。我の事を色々と知ってんだよ。それをお前らに喋られちゃ困るからなぁ!」

アスタロト「あなた達を始末する前にガブリエルを始末しちゃったけど、遅かれ早かれ天界に存在する者は全員始末されるんだから問題ないわよね、フフフ…」

黒雷丸「天界に忍び込んでいたか。だがなぜ誰も気づかなかった」

アモン「我々はサタン様の魔法で悪魔としての気配を消せるんだ。だから潜入なんて簡単な事だ」

アスタロト「…おしゃべりはここまでにしましょうアモン」

アモン「そうだな。早速こいつらを始末するとするか」

帯若丸「始末なんてされてたまるかよ。返り討ちにしてやる」

黒雷丸「まさか天将として最初の戦が、下級の悪魔ではなく魔将とはな」

アスタロト「あら…どうやら一人足りないようだけど」


八陣丸「待たせた!二人とも!」


帯若丸「遅いぞ、八田!」

八陣丸「おい!やめろ!」

アモン「ふっ…一人増えても我らに太刀打ちなどできない事を思い知らせてやろう…」

アスタロト「いくわよ天将…悪魔の力を思い知りなさい!」


帯若丸「よし、二人とも、いくぞ!」

八陣丸「おう!」

黒雷丸「すぐに終わらせてやる」



―――


~天界・ミカエルの部屋~


ミカエル「……………」


~回想~

ゼウス『ミカエル』

ミカエル『はい』

ゼウス『あの3人……………実は………………』

ミカエル『………………』











ミカエル『え………』

~回想終~


ミカエル「ゼウス様のおっしゃっていた事が本当なら…。私は…」


ガチャ(ドアの開く音)


天使「ミカエルさん!今すぐ医務室に来てください!ガブリエルさんが…!!!」

ミカエル「えっ!?」


―――



------------------------------------------

天会三英傑

第二章「天界に散らばる魔の力」


 第二節「偽りの正義」へ続く


ご覧頂き、ありがとうございました。


素人が書いた小説ですので、読みづらい、読んでて違和感や不快感等あったかもしれません、すみません。

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