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我が愛しき娘、魔王  作者: 雪峰
我が愛しき楽園の在り方
283/286

手紙を出せ。さもなくばs




 いつものように(というほど頻繁に訪れているわけではないが)とにかくわたしはムール山に行って、いつもの手順で扉を開いた。



 源泉から外れた時空、無明の闇。そこに創り出された月眼の間。

 そこ――正確にはどこでもない場所――に至るために、大魔王テグアがブチ抜いた世界の穴。そしてその穴にぴったりと当てはめられた金色の扉。


 扉を世界の一部だと全ての存在に誤認させて、世界そのものと同化させて。


 その扉を開ける方法は、月眼の告白。ナニカを愛しているという、生存理由。

 その資格を証明した時、大魔王テグアが切り拓いた道が解放される。



 別にムール山でなくても心を込めれば月眼の間には到達出来るけれども。やっぱりこれはわたしにとって儀式的なものだ。だから毎回ムール山を利用している。


 そんな余談はさておき。わたしは無明の闇を超えて、月眼の間に足を踏み入れた。


 ちなみに基本的に一方通行で、帰る方法は無い。ロキアスさんがいなかったらわたしはここに幽閉されてしまう事になる。


 まぁ、もしそんな事態になっても大丈夫だろう。

 何故ならわたしは月眼なのだから。


 ……いやそれにしたって、前もって準備しておくことは大切だよね。

 自力でセラクタルに帰るための魔法。

 時空を超えるという難易度から、高出力であるわたし自身の虹属性でないといけない。


 帰還魔法。ロキアスさんの呪文構成は、シックスワードだった。


 基本のダブルワード。決戦用のフォースワード。それの上となると、わたしはロキアスさんのソレ以外は見た事も聞いたこともない。


「…………」

[…………]

〈…………〉


 でもロキアスさん自身がセラクタルに移動するときは、フォースワードの重ねがけでいけるらしい。慣れてるのと、対象が自分自身であるから割と簡単なんだとか。


 ということは、わたしにもいけるんじゃないだろうか。


「…………」

[…………]

〈……あ、あの。フェトラス?〉


 おっと。月眼の間に入ったのに、今後の事態について想定を重ねていたらボンヤリしているように見えてしまったようだ。


 こんな土壇場なのに。


 カミサマの声に反応してふと顔を上げると、ロキアスが興味深そうにこちらを観察していた。


「…………」

[……ふむ。とんでもない表情だな]


「えっ、わたしなんか変な顔してる?」


[ディア君の言葉を少し借りるなら、宿敵であるドラゴンを前にした狂戦士が明鏡止水の極意を掴んだかのような表情をしてる]


「なにそれ。意味わかんない」

[絶対に目的を遂行する、という鋼の意志を感じるんだよね」


 絶対に遂行すべき、わたしの目的。


[――――ああ、それなら分かりやすい。正解だよロキアス]



 殺してでも、奪い取らなくてはいけないんだ。



 その想いを読み取ったのか、オメガさんが慌てたような声を発する。


〈Ω・や、やめてくれ! 今のお前等がここで暴れたら大変なことになる!〉


[私を制止するんじゃなくて、ロキアスに『手紙を全て渡せ』と促すべきだと思う]


〈Ω・グッ……そ、それは……〉


 私はとっても冷静なので、オメガさんが言いよどんだ言葉の裏に、なんらかの理由がある事を察した。


 でも。


[ふぅん? 何か事情でもあるわけ? 私には一切関係がないけど。それに――――あなた達の反応から、まだ手紙があると確信を深めることも出来た]


 口を閉ざし、ロキアスを見つめる。睨み付けるわけじゃない。ただ、見つめた。


[……いやぁ、参ったまいった。僕達はもう長い付き合いだけどさ、君のそういう表情を見るのは初めてだ。まぁ昨日の暴走状態も初めてだったわけだけど]


 愉しい愉しいと、ロキアスは微笑まずにキラキラと輝く月眼で表現した。

 色味だけでいうならとても綺麗ではあるが、それ以外に褒める部分がない。


[長い付き合い、か。……お前は私の全てを観察したのだろうけど、まだ味がするか? それは結構なことだ。だが場合によってはここで全てが終わる]


 自分が発した硬い言葉に驚く。どうやら力が入りすぎているらしい。すこぶる冷静な私にはそれが自覚できた。


 そっと、私は懐に入れてあるお父さんの手紙をなでてみる。

 その指先の感覚だけで心が温かくなれた。


[――――ねぇロキアス。本当のことを教えてあげる。私はどっちでもいいんだよ]


[……どっちでもいい、とは?]


[お前は今すぐ全ての手紙を渡してもいいし、渡さなくても良いんだ。その結果、私がお前を殺してしまう事もあり得るだろう。逆もしかり、私は殺されたってかまわない]


 淡々と、思っていることを告げる。


[自殺はしないと誓った身ではあるが。……お前に殺されるのなら、私は正規ルートで堂々と源泉に行けるからな]


 荒ぶりもしない。


 本当にわたしは、どちらでも良かった。手紙は死ぬ程大切だけど、お父さんの方がもっと大事だ。


[だから、お前が観察したい道を選ぶといい。どうせ私の――――いつか必ずお父さんと再会するという結末は、変わらないのだから]


 そう言い切ると、ロキアスはねばつく笑みを浮かべて少し肩を揺らした。


[ううぅん。僕の観測史上でもかなり上位に位置するプレッシャーだ。冗談抜きで、いまの君の気配は天外の狂気に近いモノをもっている。すごいぞフェトラス]


 私は返事をする代わりに片手を差し出した。

 ここに手紙を置くか、それともこの手から放たれる殺戮のための魔法を受けるか。選ぶのはロキアスだ。


 だけど彼はそのどちらも選ばずに無駄口をたたき続ける。


[でも本当に大丈夫かい? 僕を殺してしまったら、手紙も一緒に燃えてしまうかもしれないよ? そうでなくても、君は僕というパイプを失ってセラクタルに帰る方法が無くなってしまうかもしれない。その辺は大丈夫かな?]



 私は死ぬほど冷静だから、こう思った。

 もう殺した方が早いか、と。



[それに、だ。他ならぬロイルは僕に手紙を託したんだ。君が本当に手紙を必要とした時に渡してくれと、そうお願いしてきたんだ。そんなロイルの遺志を――――]


[私には今、その全てが必要なんだッッ!]


 私は冷静だから、自分の双角――魔力増幅装置――を全解放させた。伸び、ねじれ、別れ、拡張し、それら一切が膨張と圧縮を同時に進行していく。障害の排除、私が楽しく呼吸するために行われる殺戮。一撃でコイツを[はい、じゃあ二通目のお手紙をあげるね]ブッ殺…………ん? コイツいま何て言った?


[えっ]

[ほら、ロイルからのお手紙だよ]


 いつの間にかロキアスが手にしていた長方形の封筒。


 一通目のとはデザインが違う。可愛らしい青色の封筒。


[はいどうぞ]

[わぁい!!]


 やったぁお父さんからのお手紙だ!

 ふぅ~あぶないあぶない。私が冷静じゃなかったら、もうとっくに殺し合いに突入していたところだった。あぶないあぶない。


 うっきうきでソファーに座る。そしたらオロオロしていたサラクルさんが手早くお茶の準備をしてくれるのが見えた。


 他の手紙も全部出せ、とは思わなかった。

 普通に二通目のお手紙に夢中になってた。


[ほらフェトラス。君にプレゼントがあるんだ。このペーパーナイフをどうぞ]

[わぁ! きれい! ガラスのペーパーナイフだ!]


 輝きを放つナイフ。差し色の青がすごく美しい。めっちゃ高そう。


[ノンノン。ガラスより上位のクリスタル製だよ。職人に作ってもらって、僕が魔法で保護も重ねてる。ロイルが手紙を書くことになった時に準備していたんだ。ああ、ついでに言うなら、すごく折れにくいから武器にも出来るよ]


[ありがとうロキアスさん! 武器になんかせず大事にするね!]


[喜んでくれて何よりだよ]


 にこにこ。

 ふへへ。


 私は早速そのペーパーナイフを使わせてもらって、慎重に封を切った。……いや切れ味すごいな。見た目と手触りは全然鋭利じゃないのに、結果が真逆だ。私のシェフナイフと同等なんじゃないか? 深く差し込んだらお手紙も一緒に切れちゃいそう。でも大丈夫、このサイズ感の刃物の扱いには慣れている。プロですから。えっへん。


 まぁそんなことはどうでもいいやぁ! お手紙だぁ!!




◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆



 わがまま娘へ。



 ……いや、なんだ。予想はしてたんだよ。絶対そうなるんじゃないかと。

 違ったら恥ずかしいんだけど、これは俺が書く2通目の手紙だ。


 つまりお前は、ロキアスに2通目の手紙をねだったわけだ。

 出せと強要したわけだ。

 場合によっては「出さなきゃブッ殺す」ぐらいのテンションで。

 あるいは「出さなきゃ死ぬ」という脅迫を使って。まぁこっちの可能性は低いか。


 ちなみに間違ってたら恥ずかしいし、何よりお前対してに失礼なので、お前がちゃんと我慢出来る良い子だったらこの手紙はロキアスが燃やしてくれる手はずになっている。



 だけどまぁ、お前は……普通に……こんな状況下で普通ってなんだ。知らん。とにかくお前は手紙をだせー! ってダダこねたんだろうな。


 そんなお前を想像するのは結構楽しい。


 そんなにお父様からの手紙が欲しかったか? うむうむ。可愛いやつめ。


 寂しい思いをさせてごめんな。



 ところでだ。

 これ2通目って言ったけど、現状で何通書けるのかは正直分からん。明日になって「やっぱ手紙とか恥ずかしいな」とか思ったら筆が止まる可能性が高い。


 そもそもガラじゃないんだよ、手紙なんて。

 ただまぁ、悪くは無い気分だ。今の所はな。


 というわけで、お前に残念なお知らせがある。


 そう、とても残念なお知らせだ。



『ロキアスから手紙を奪おうとするな』



 これは守ってくれると嬉しい、お父さんとの約束事だ。


 だって考えてもみてくれよ。俺はいろんなお前を想像しながら手紙を書いてるわけだけどさ、お前が別の誰かを愛する可能性にも賭けてんだよ。


 俺がいなくなっても平気であってほしいんだよ。幸せに暮らしててほしいんだよ。


 お前が素敵なヒトと巡りあって、俺の事なんて「懐かしいなぁ」ぐらいの位置に置いてほしいとすら思っている。


 そんな俺の望み通りに生きてるお前に、熱烈なラブレターとか書いてみ?


 それを半笑いで「お父さんこんなこと書いちゃってる。プークスクス」とか言われたら、俺はもう恥ずかしくて恥ずかしくて。ぎゃあ、胸が苦しい。



 とにかくだ。


 俺の理想としては、俺の手紙読んでちょっとテンションが上がるぐらいのお前でいてほしいんだ。


 俺の手紙がなきゃ生きていけないだなんて、情けないこと言ってくれるな。

(だけどもしそこまで言わせてしまったとしたら、本当にごめんな。そんなに俺、帰って来るの遅いか? いや遅いんだろうな。だってお前はこれを読んでいるんだから)



 むぅ。なんか何が言いたいのか分からなくなってきたからこの辺で筆を置くことにするわ。

 三通目が存在するかどうかは知らん。


 ……いや、最低でもあと一通は書くか。


 だとしても、繰り返す。ロキアスから手紙を奪おうとするな。


 アイツは憎たらしいヤツではあるが、そこそこ誠実で、かなり有能だ。

 だから手紙を渡すタイミングは、ロキアスに一任することにする。


 だって、元気いっぱいでハッピーなお前に「大丈夫か? 寂しくないか?」みたいな超ウェットなメッセージが届くのは本当にイヤすぎるのよ。マジで。


 ……ロキアスが嫌がらせ観察のためにあえてそうするってなら、止める手段が無いことは少し不安だけど。まぁ、お前が笑ってくれるならギリセーフとしておく。すごくイヤだけど。まぁいいや。それにロキアスはそんな事しないって、今の俺は軽く信じてる。


 ここまで読んでくれてありがとう。


 それじゃあお父さんは、今からお前が作ってくれた飯を食いにリビングに戻るぜ。


 楽しく元気に幸せに暮らしてくれよ。世界は広いんだから。


           お父さんより。



 追伸。

 お前が作ってくれた飯、今日も最高に美味かった。いつもありがとうな。




◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆




 涙が溢れて止まらないんだけど、いまの私はとてつもなく冷静だ。


[わ、わがまま娘って……何よ……]


 冒頭からショックだ。

 私はこんなに良い子なのに。

 いや確かに昨日はちょっとよくないハッスルをしちゃったけど。


 いや、待って。……逆に考えてみよう。


 もし私が良い子だったら、この手紙は読めなかった。燃やされていた。は? 燃やす? 絶対に許さないんですけど?


 そしてお父さんは、こんな私を予想してお手紙を準備してくれていた。


 お父さんの願い(別の誰かを愛する)が叶っていないのは申し訳ないけど、心苦しいけど、私は貴方がいい。だからこそ私はこのお手紙を読むことが出来た。幸せな気持ちになれた。


 ――――これは俗に言う、結果オーライというやつだ! うん!


 わたしは涙をぬぐって、笑って、サラクルさんが淹れてくれたお茶を飲んだ。


[おいしい。とってもありがとうサラクルさん。今日も素敵なお味]


「お褒めにあずかり大変嬉しく存じます」


[淹れ方もそうだけど、やっぱり茶葉の管理が完璧だよねぇ]


「うふふ。それが私の本業ですからね。褒めてもらえて嬉しいです」


[えへへー]

「うふふ」


[それじゃあロキアスさん、三通目の手紙をちょうだい]


 私はそう伝えると、ロキアスは耐えきれなかったのか[ブフォッ!]と吹き出した。


[て、手紙を奪うなってロイル書いてなかった?]


[……なんでロキアスさんがそれ知ってるの。まさか、私よりも先に読んだとか抜かしたらマジでお前本当にもう]


[手紙を書く、ってなった際に僕がアドバイスしたんだよ。二通目にこういうのを書くべきだ、って。……そもそも封がしてあっただろ]


 じっとりと睨むと、ロキアスさんは[はいはい、分かりやすく言ってあげるよ。僕はどの手紙も一切読んではいない]と答えた。


[ふぅん……]


[内容に関してちょっぴり監修はしたけどさぁ。……そもそもロイルが文面を読ませてくれると思うかい?]


[それは確かに]


[盗み見だってもちろんしていない。僕にだってデリカシーはあるよ]


[それはどうかなぁ。……まぁいいや。とりあえず三通目を出して]


[いやだからロイルが書いててくれたはずだろう? 手紙を奪うなって]


[うん。だから奪うんじゃなくて、要求してるの。ちょーだい]


 不屈かコイツ、とロキアスさんは少し嗤って首を左右にふった。


[ダメだよ。ロイルとの約束なんだから。死んでも守らないと]


[またまた~。そんな義理堅い性格してないでしょあなた。ほらほら、私の満天笑顔を観察させてあげるから、三通目をはやく出してちょうだい]


[――――今の君が・・・・読める手紙は無いね]


[なぜ]


[元気いっぱいだから]


[わかった。私が全てを憎悪して失意のどん底に墜ちれば手紙を読ませてくれるのね。よっしゃぁ、いっちょ絶望してくるか~]


[どうしてそうなる……]


[…………ふふっ。まぁ、いいや。三通目が確定したってことは、きっとまだまだ手紙はあるわけだし]


 おや、とロキアスさんは方眉を上げた。


[へぇ。冷静じゃん]


[さっきロキアスさんが言ってた事だよ。今の私は明鏡止水なのだ]


[前言撤回もやぶさかじゃないけどね]



 私はもう一度、お父さんの手紙を読み返した。


 涙がまたこぼれる。泣きっぱなしだ。でも今回は笑顔もたくさんあふれ出てくる。


『お父さんこんなこと書いちゃってる。プークスクス』ですって。失礼しちゃうわ。そんなイジワルな笑い方しないもん。


 それにしても恥ずかしがってるお父さん、かっわぃぃなぁ~。ふふっ。



 私が特にびっくりしたのは最後の部分。


 お父さん、私が作ったご飯が美味しかったんだって。いつも感想は口にしてくれていたのに、筆を置いたあとに、わざわざ追伸で書き足してくれたんだ。ありがとうって。



 すごいや。

 ――――たった一行の言葉で、こんなにも私を満たしてくれる。



 そんな存在、世界がどれだけ広くても、この世のどこにも存在しない。


[はぁぁ~……]


 心地良い余韻。


 心の余裕が先日までとは段違いだ。


 だって、寂しくなったら、お父さんのお手紙が読めるんだから。


 つまり今の私には希望がある。


 すごく強くて、まぶしくて、優しくて、何よりも愛おしい希望が。


[――――分かったよお父さん。おかげでまた頑張れそう。ちゃんと良い子にして待ってるね]


 心がくじけそうになっても、きっと大丈夫。


 お父さんは近くにいないけど、死んでも私を見守ってくれているって、ようやく実感することが出来たから。




 ものすごく穏やかな気持ちになった私は[それじゃあ帰ります]と言いかけた。


 そう思ってロキアスさんの方を見ると、彼の手には真っ白い封筒が握られていた。


[ロイルって結構ガサツなんだけどさ、小物を選ぶセンスは良いんだよなぁ。この封筒だってよく見るとレースが押し当てられてるんだ。僕は感心したよ。気遣いが出来る男だな、ってね。そんなロイルを見習って用意した僕のペーパーナイフの使い心地はどうだったかな? 結構本気で作ったんだよね]


[……は?]


[是非とも愛用してほしいものだ。さて、フェトラス。そんなペーパーナイフを使いつつ、ロイルからの三通目のお手紙、読んでみたくない?]


[読みたい! ちょうだい!]


[そうかそうか。ところで相談があるんだけど]


[わぁ! 脅迫だ! すごい大人げない! でもいいよ! 何すればいい?]



[きみ、ちょっとメメリアの楽園をのぞいてきてくれない?]



 私の思考は停止した。




 なんだこいつ。




 悪魔か?







Next stage 月眼 / 図書の魔王メメリア 楽園『図書館』



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― 新着の感想 ―
更新ありがとうございます おいロキアス 幸せそうなフェトラス 良かった フェトラス手紙の為なら行きそう
ロキアスそういうとこやぞ
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