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 月眼に恋する少年・3



 早朝。


 ティザリアは我慢出来なくなって、朝からアミナスに会いに行くことにした。


 昨日まで悩んでいたのがウソみたいだ。


 ちょっと考え方が変わっただけなのに、世界の全部が違う輝きを放っている。


 以前は「自分がアミナスさんに会いたいと思う気持ちは不自然だ」と思っていたのに、今じゃ「会いたいから会おう」と素直に思っている。


 自分の感情はこんなにも移ろいやすかったのかと。ティザリアは少しだけ自分が芯の無い、不誠実な人間のように思えた。


 だけどそんな事はどうでもいい。少年の足は迷い無く岩場を目指した。


 会いたい。


 それに「また明日」と約束したんだ。


 だから会いに行こう。


 ここに来てティザリアは自身の子供らしい幼さを再回収した。大人になりかけていた子供は、自分の幼稚な部分を真っ直ぐに見つめ、そして受け入れたのだ。だからこそ彼は大人に近づいた。


 こんなにも心が弾むのは久しぶりだと、素直に喜んだ。


「いってきます!」


 そんな息子の晴れ晴れとした顔を見て、ユリファは驚きつつも幸せに彼を見送った。


「……いってらっしゃい!」


 どこに行くの。何をしに行くの。そんな質問は一切必要なかった。


 きっと息子は何か素敵なことをしに行くのだろうと、そんな確信があったから。




 岩場。


 ティザリアにとってここは本来、こんなに頻繁ひんぱんに訪れる場所ではない。自分自身をリセットするための場所であり、落ち着きを取り戻すための場所だ。


 それはつまり欠けていく自分を満たすための、回復ポイントである。


 しかしながら、ここ最近では意味あいが全然違っていた。


 そう、ティザリアは『メンタルを整えるために岩場を登る』のではなく、単純に『アミナスに会う』ために岩場へと訪れていたのだ。


 過去最高にウキウキとした気分で岩場に手をかけたティザリアは、過去最高のスピードで大きな岩場を上り詰めていく。



「お、来てくれたね」


「こんにちは!」


 晴れ晴れと挨拶をしてみる。いま自分はどんな表情をしているんだろう。そんな気恥ずかしい疑問を覚えたけど、アミナスが自分の挨拶に対して「うん、こんにちは」と返してくれたから全てがどうでもよくなる。


「今日はなんか元気だねティッ君」


「そうかな? 別に普通だと思うけど」


「――――そうだね。うん。とても普通で、とっても良いことだと思うよ」


 ちょっと含むところのある言い回し。だけどティザリアはそんな事に気がつくことなくアミナスの横に腰を降ろす。


「えっと、昨日は泣いちゃってごめんなさい……なんで泣いちゃったのか自分でもよく分からないけど……」


「別にいいよ。誰にも言わないから安心して」


 ふふっと笑ってアミナスが髪をかき上げる。


 一刻も早く次の話題に行きたかったので、ティザリアは咳払いをした。


「ところで任務はどう? 順調?」


「順調って言ってもいいものかなぁ。うーん、ある意味では予定通りって感じ?」


「そうなんだ」


「まぁその辺はおいておこう。ティッ君は昨日なに食べた?」


「ハンバーグ食べたよ。すごく美味しかった」


「ハンバーグか。あれは良い物だね。……ティッ君は牛肉と豚肉を混ぜ合わせたハンバーグを食べたことがあるかな?」


「なにそれ。二種類のお肉を使うの?」


「合い挽き肉って言うんだけどね。すごく美味しいんだよ。それぞれの素材のクオリティと、混ぜる量の比率。その二つのバランスが完璧に整った時、それは誰しもを魅了する究極へと至る」


 ずいぶん大げさな表現だ、と思いながらティザリアは苦笑いを浮かべた。


「違うお肉を混ぜるんだぁ……こんどお姉ちゃんに頼んでみようかな」


「ああ、料理人って言ってたっけ。いまは出稼ぎ中なの?」


「出稼ぎって言うか……まぁ出稼ぎなんだけど……。なんかお姉ちゃんは特定のお店じゃなくて、色々なお店で働いてるらしいんだ。ずっと修行してるって感じで、今回も遠方のレストランに勉強しに行ってるみたい」


「へー! まだ若いだろうに、すごく料理熱心なんだね。いつかわたしも食べてみたいなぁ」


「ッ」


 ティザリアは緊張で身体が震えた。


 これは、チャンスなのではないかと、少年は震えた。


「じ、じゃあ……お姉ちゃんが帰ってきたら、僕のお家に来る? ご飯作ってもらうから、一緒に食べようよ」


「それはすごく楽しそうだ」


 アミナスはそう言って、ニッコリと笑った。


 やった。やったぞ。やったぁ! ティザリアの心はワクワクで満たされたが、次の瞬間アミナスが眉間にしわをよせる。


「ん……」


 その目を閉じたまま遠くを見つめるような。

 それでいて、目に見えないものを探るような。


「……アミナスさん、どうかしたの?」


「ああ、うん――――残念だけど、わたしはティッ君の家には行けそうにないかな」


「えっ」


「…………」


「ど、どうして?」


「秘密の任務中だからね」


「……じ、じゃあ任務が終わった頃にでも」


「ティッ君」


 アミナスは寂しそうに微笑んだ。



「言いにくいけど、そろそろお別れしなきゃいけないみたいだ」



「――――えっ? えっ、どうして?」


「機密事項だから言えない」


「……任務ってやつ?」


「そうだね。あなたのお姉さんが帰ってくる頃には、わたしはもうここにはいられない」


「…………そう、なんだ」


 反射的にティザリアは『お姉ちゃん、頼むから一生帰ってくんな』と思ったが、頭を左右にふってそんな言葉を脳から追い出す。


「……それは、明日? それとも来週?」


「おそらく今日中にケリがつく。まぁ余裕で片付けられる案件なんだけど、わたしってちょっと多忙な身だからねぇ。あちこち行かないといけないんだ」


「……アミナスさんはとっても忙しい人だったんだね」


「ずっと岩場でのんびりしてるだけの暇人に見えたかな? まぁそうだろうね。実際わたしはここに座ってるだけだったし」


 そういえば、と気がついた。


 アミナスは常にこの岩場にいる。常時だ。たぶん四六時中だ。


 ティザリアがどんな時間帯に訪れたとしても、当たり前のようにここにいた。


 今朝だって思考放棄に近い感覚で家を出たけど、よく考えるとそれは異様なことなのだ。


「アミナスさんって、まさかずっとここにいるの? 宿屋とかじゃなくて、ここで寝てるの?」


「そうだよ。ここを降りるのは食事の時ぐらいかな?」


 ティザリアは心底驚いて目を見開いた。


「……そんなに大変な任務だったんだ……」


「いやいや、そこまで大げさな任務じゃないよ。その時・・・が来るまでここにいるだけって話しで、ある意味じゃ何もしてないのと同じだよ」


 何もしないを、ずっと続ける。


 それは少年にとって信じがたいことだった。


 そりゃ自分だって時々はぼんやりと過ごす事はあるけれど、しょせんは『時々』だ。何日間もこんな何も無い岩場で過ごすなんて絶対にしたくない。


「……だったら何かご飯とか持ってきたら良かったかな。ごめんね。全然気が回らないで」


「あははは。ティッ君は優しいんだね」


 よしよしと頭をなでられた。


 嬉しい。だけど、悲しい。


 不用意に近づかれてビックリしたけど、それを素直に受け止められる自分。

 だけどこの温もりが近い内に失われてしまうという確定事項。喪失感。


 それが嬉しくて、悲しかった。


「……アミナスさんは」


「ん?」


「アミナスさんは、どうして僕に優しくしてくれるの?」


「どうして、って言われてもなぁ」


「いつも別れ際に『また明日』って言われるのが、僕はすごく……不思議な気持ちで……なんて言ったらいいか分からないけど、とっても嬉しくて……」


 そう口にして、ティザリアは自分の口元を手で覆った。


「……普段はこんなこと、絶対に言わないんだけどなぁ…………なんかアミナスさんの前だと、僕はいつもより素直になれるみたい」


「――――ティッ君」

「なに?」


「……そういうセリフは、もっと大人になってから使うものだよ」


「え、そうなの?」


「そうだよ。ふふっ。でもありがとう」


 ティザリアはアミナスが口にした『ありがとう』の意味が理解出来なかった。お礼を言うのは自分の方なのに、と。


「わたし達はもうすぐお別れしちゃうけど、約束は守ってね?」


「約束。えっと、アミナスさんのことを誰にも言わないっていう?」


「そう。お母さんにも、妹さんにも、お姉ちゃんにも、お父さんにも」


「友達にも?」


「……言わないでほしいかな」


「そっか…………」


 ズーーンと。ティザリアはうつむいた。


 そして「…………そっかぁ」と同じ言葉を繰り返す。


 そんなティザリアにアミナスは笑いかけた。


「もうお互い知らない仲じゃない。今じゃわたしは、ティッ君がちゃんと約束を守ってくれる子だって信じてる」


「……うん。大丈夫。ちゃんと守るよ」


「わたしのことは秘密のまま。というか、いっそわたしの事は忘れてほしい。その代わりと言っちゃなんだけど、わたしはあなたの幸せをずっと願っているよ」


「忘れないよ。絶対に」


「――――そう」


 アミナスは微笑んだ。


 微笑んだのだが、その笑みには何やら複雑な感情が見え隠れした。



 それから二人はポツポツと会話を繰り返した。


 たわいのない会話だ。ただの世間話だ。昨日と同じ様な話題ばかりが繰り返される。


 だけど昨日よりは彩りが淡い。何故なら二人の別れは近い。


 ティザリアはそれが『失恋』の一種だと気がつかぬまま、会話を重ねた。



 やがて太陽の位置が大きくズレて。


 アミナスは「む」と一言漏らしたあとに、こう言った。


「――――ティッ君、そろそろ帰ったほうがいい」


「……そうかな?」


「うん。そろそろだ。ここを降りたら全速力で家に帰ること。決して振り返ってはいけないよ。真っ直ぐダッシュだ」


「え」


 それはとても具体的な指示だった。


 ここから去れと。つまり『これでお別れだ』という意味の言葉だった。


 だけどどうしたって少年はすがってしまう。

 

「ど……どうして急がないといけないの?」


 そんな言葉に意味は無いのに。


 アミナスはゆっくりと首をふって、淡々と事実を口にした。


危ないからだよ・・・・・・・


 ドクンと心臓が鳴った。


 危ない。危険。……それは誰が?


「ティザリア君」


 あだ名ではなく本名を固い口調で告げられる。


「しばらくは絶対にこの岩場に近づいちゃいけないよ。大きな音が聞こえても無視してね。そしてもしも誰かが様子を見に行こうとしたら、ティッ君が全力で止めるんだ。……出来るよね?」


「……それは、アミナスさんのことを秘密にした上で?」


「うん。その通り」


 今の今まで気がつかなかったけど、アミナスさんの周囲の空気が「ざわざわ」しているように感じられた。これは緊張感だろうか。それとも高揚だろうか。あるいは舌なめずり・・・・・の気配だろうか。


「まぁ音も立てずに速攻で終わらせてみせるけど、一応ね」


「どうして……どうしてアミナスさんが? 危ないことって、何が起きるの? 一人でも大丈夫?」


「あはは。心配してくれてありがとう。でも大丈夫。お姉さんに任せなさい!」


 ドン、と自分の胸を叩いてみせるアミナス。そして彼女はニッコリと笑った。


「それじゃあお別れだ。たった数日のことだったけど、あなたとの会話はとっても楽しかったよ。残念ながらもう会うことは無いだろうけど……立派な大人になってね」


「………………」


「あはは。なーんでそんな顔するかな。大丈夫だよ。危ないことなんて何も起きないから」


「そうじゃなくて……そうじゃないんだ……ぼ、僕はただ……」


「ティッ君の悩み事は、解決に時間がかかるかもしれない。でも絶対に解決出来ることなんだよ。そんなあなたの命題は『ティザリアが望む愛し方』を遂行すること。そこに他人の物差しなんて関係無いの。――――あなたは、あなたらしく生きて」


「でも……僕は……」


「人生は、そして世界は分からないことだらけだよ。だからアドバイスを一つ。準備を怠らないこと。万象をよく観察すること。人が喜ぶことをすること。これを忘れないでおけば、きっとあなたは幸せになれるから。……頑張ってね!」


 ティザリアが返事を躊躇う分、アミナスの言葉は密度を増していく。だからより一層と少年は上手く返事をすることが出来なかった。


 彼に出来ることと言えば、アミナスの言葉に耳を傾け続けることだけ。


 これで終わり。もうお別れ。さよならの時。


 イヤだ、とティザリアは思った。


 孤独癖? 独りでいたい? ごめん、撤回する。僕はアミナスさんとまだ一緒にいたい。なぜなら――――僕はこの人が好きだから。


 少年は己の恋心を自覚した。


 だけどそれは幸せな恋ではなかった。


 アミナスの視線は既にティザリアから外れ、何やら遠くの方を見つめながら不敵にわらっている。きっと彼女の頭の中にはもう「任務」のことしか無いんだろうなと、ティザリアは下唇をかみながら思った。


 そしてアミナスは、いつもの言葉を口にしなかった。


「それじゃ、さよならだ。元気でねティッ君」


 またねの機会は、失われた。





 全速力で家に帰れとは言われたが、そんな気にはなれない。


 もしかして自分は何かヘマをしてしまったのだろうか。嫌われてしまったのだろうか。だからあんな風に「さよなら」を言われてしまったのだろうか。


 ティザリアは胸が苦しいと思いながら、情けなく地面に座り込んだ。


「はぁ…………」


 泣いてしまいそうだ。僕はあの人が好きだ。家族のみんなが『温かい毛布』なら、アミナスさんは『キラキラと輝く宝石』に近い。それは誰しもが欲しがる宝物で、僕はそれを独り占めしたいのだ。


 だけど僕はもうアミナスさんには会えないらしい。


 ……どうすれば再会出来るだろう。


「いや、そもそもアミナスさんって……何なんだろう?」


 ここでティザリアは気がついた。自分が彼女のことを何一つ知らないのだと。


(そうだ。僕はあの人の名前さえ知らないんだ)


 アミナスは偽名だ。


「騎士じゃないって言ってたけど……危ない任務だって言ってたし、強そうだし、絶対に王国騎士の人だよね……。でも独りなのはなんでだろう……?」


 王国騎士とは個人で行動するものではない。集団行動する者達である。もしも単体で動くというのなら諜報か、あるいは伝達係。そして――――英雄。


 魔王を殺す聖遺物使い。

 命だけでなく、全てを賭して魔王と戦う人類の守護者。


 ……アミナスさんは聖遺物を持っているようには見えなかったけど、岩場の影に隠してたのかもしれない。きっとそうに違いない。じゃないと説明がつかない。あんな人が、あんな場所でじっとしているだなんて。


 どちらにせよ現在の僕が思い付く『アミナスさんと再会する方法』は僕が王国騎士になることぐらいだ。それ以外の可能性は砂粒みたいに多くて小さい。


 だから僕が取るべき道は一つしかない。王国騎士に、僕はなる。


 もしアミナスさんが王国騎士でないとしても、任務で各地を巡ればいつか再会出来るかもしれない。立派な男になってアミナスさんと再会するのだ。


 しかし僕が今から騎士になるための努力をしたとして、めちゃくちゃ死ぬ程努力したとして……最速でも八年ぐらいはかかるだろうか……。


「長すぎる」


 そんなに時間をかけていたら、アミナスさんはどうなってしまう?


 八年後だ。今まで生きてきた自分の人生の半分以上だ。――――別に八年や十年、いっそ二十年ぐらい経ってもアミナスさんの美しさにはかげりが無いだろうし、歳を重ねても僕は彼女のことが好きなんだと思う。たぶん。



 少しだけ妄想に溺れてみる。


 立派な英雄となったティザリア。


 そしてアミナスとの再会。


『立派になったね』と彼女は驚きつつ、僕の成長を喜んでくれるのだ。


 やがて二人は――――結婚とかしちゃったりして――――そして最強の二人組として、世界中の魔王を倒す――――みたいな。



 でも。


 だがしかし。


 それ以前に「取り返しの付かない出来事」が起きる可能性をティザリアは否定出来なかった。


 アミナスが王国騎士を引退したり、恋人とか作ったり。僕じゃ無い誰かと結婚したり。それならまだいい。めちゃくちゃ微妙だけど、まぁ仕方ない。



 でも最悪死んでしまう・・・・・・かもしれない。



 王国騎士とはそういう職業だ。英雄ならばなおさらだ。――――死。それはこの世界において当たり前に存在する日常。


 目をそらしたくなる事柄だけど、そこはきちんと理解、把握、そして掌握しなければならない事柄だ。


 人は死ぬ。


 いつか必ず死ぬ。


 そして後悔とは、未来の自分が「今の僕の行いを悔いる」もの。ようするに――――「あの時ああしていれば」と嘆くことに他ならない。


 ティザリアは立ち上がった。


 好きな女の人に「全速力で家に帰れ」と言われた身ではあるが。


 しかし。いくら好きな人の言葉といえど、従ってばかりでは男がすたる。


 そう考えたティザリアは、不意に父親の言葉を思い出した。


『いいか我が息子よ。心して聞け。先日うちの畑のキュウリやらトマトが嵐でフッ飛んだが……うっうっ……ちくしょうめ……だがしかし、こんなもんは人生において、とても小さな不幸に過ぎないんだ……』


 お父さんの前置きは長い。要約しよう。


『俺はティザリアが後悔しない人生を歩むことを願っている』


 ――――オーケーお父さん。


 今日、いま、この瞬間こそが僕が全力を出す日なんだね。



 ティザリアは全身に力を込め、そして凜とした足取りできびすを返した。


『あなたの本名は?』

『どうすれば再会出来ますか?』

『僕になにか出来ますか?』


 アミナスに伝えたい言葉が胸から溢れてくる。


 だけどそんな言葉達は、全て不完全な言葉だ。



「あなたが好きです。大好きです」



 ただコレだけを伝えるために、ティザリアは岩場を目指して駆け出した。


 大人の階段を駆け上った。





 それが彼にとっての、帰還不能点ポイント・オブ・ノーリターンだった。





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