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我が愛しき娘、魔王  作者: 雪峰
幕間 管理者
169/286

管理者B



 ジョーセフは黙って、二枚目の焼き菓子に口をつけました。


 それを了承と捉えた少年は、微笑みながら続けます。


「では話すとしよう。この世界はとある目的・・・・・のために管理されているんだ。その壮大な目的のためには協力者が必要でね。ただしその数はごく少数でないといけない。世界中の人間が【管理者】になってしまったら、意味が無いからね」


「人が……世界の管理? それは神様の領分なんじゃないか?」


「まぁ普通の人間から見たらカミサマ領域だろうね。僕の考える神と比べると、低次元すぎるけど」


「どういう事だ……? まだ、よく意味が分からないんだが」


「言葉は正しく使うべきだよ、ジョーセフ。キミは僕の言葉の意味を理解しているはずだ。僕の期待通りの人間なら、間違いなく」


「いや、俺は……」


「キミが分からないのは、僕の言葉の意味じゃなくて、僕の言葉が真実なのか嘘なのか、という点だ。その思考にはノイズが多すぎる。僕の目的や本意まで探る必要はないよ。ただ見て、聞いて、感じるだけでいい」


 ジョーセフは二枚目の焼き菓子を飲み込んで、真面目な表情を作りました。


「いきなりすぎて何が何だか……俺が戸惑うのも当然だろ? 焼き菓子のレシピから、いきなり神様の話をされても困る。だいたい目的って何だ?」


「ごめんね。それを知っていいのは本当に極々一部のモノだけなんだよ。ただの【管理者】レベルじゃ、そこには至れない」


 じっとジョーセフは少年を観察しました。初めて言葉を交わした時よりも深く、深く、更に深く、底の底まで。


 それに気がついた少年は先ほどと同じ様に両手を広げました。


「隅々と見るといいよ。ただし今度は、それなりの覚悟をして」


 そして、普通の人間ではなかったジョーセフは。


 人間を逸脱している、なんて噂すら流れたジョーセフは。



「……――――……ツッ!!??」


「動くなよ、ジョーセフ」



 目の前の少年の正体・・に気がついた時、呼吸の仕方を忘れました。



「カッ……ツッ……ぐぅ……!?」


「結論から言おう。僕はキミを殺さない。傷つけない。僕は現在キミを勧誘中だ」


「ツッ……ゲホッ! はぁっ! はぁ! はぁ!」


「それでいい。まずは深呼吸だ」


「おまっ、お前……お前!」


「うんうん。そうだね。落ち着こう。その混乱の思考を口に出してもいいよ。僕はキミが落ち着くまで、黙ってそれを聞くとしよう」



「お前……魔王!!」


「そうだよ。僕は魔王だよ」



 穏やかそうで、飄々とした雰囲気の少年はもうそこにはいませんでした。


 魔王。殺戮の精霊。人間領域のまっただ中であるここでは、見かけるはずもない殺意の塊。それを認識した途端、ジョーセフはまるで心の防御力がゼロになったかのような感覚になりました。


「なっ、なっ、なっ……」


「大丈夫だよ。僕はキミと出会ってから、一切嘘をついていない。そして僕はもう一度キミにこの言葉を贈ろう。――――僕はキミに、害意を持っていない」


 ジョーセフは無意識のうちに構えていた護身用の剣を少年……魔王に改めて突きつけました。


「な、何故魔王が……」


「なぜ魔王が?」


 ニヤニヤと魔王はジョーセフの言葉を繰り返しました。


 それを耳にしたジョーセフは深呼吸を一つ。ブルブルと震える剣先を眺めて、ふっと剣を降ろしました。


「――――なぜ魔王が、俺に興味を持った?」


「素晴らしい。もう落ち着いたのかい」


「諦めた、という方が正しい。なるほどな。人生が変わるわけだ」


「ちなみに今までに魔王を見たことは?」


「あるわけがない。俺は靴屋だぞ」


「……ねぇねぇ。その落ち着きっぷりってさ、逃げ出したい気持ちを我慢してるの? それとも冷静なフリして冷静さを取り戻そうとしてるの? 辛い時に無理矢理笑って気分を明るくするみたいに」


「諦めただけだ。あと、仕方ないから信じることにした」


「なにを?」


「お前の言葉をだ。嘘を言っていない、害意が無い、ってやつを。そこにしか俺に救いはない」


「なるほど。そこで割り切るのか。勉強になるよ」


 先ほどから一環して雰囲気の変わらない魔王を見て、ジョーセフは嘆きのため息をつきました。


「……で、なんだったか。そう。管理者。具体的に俺に何をしろって言うんだ?」


「役割についてはまだ考えてないよ。ただジョーセフほどの逸材なら【末端管理者】なんてもったいない。【上級管理者】になる素養は十分ある。もしかしたらその上も狙えるかもね」


「引き続き意味が分からん……今度は、本当の意味で」


「まぁそりゃそうでしょ。ほぼ結論から話してるわけだし」


「悪かったよ。順序立てて説明してほしい」


「もちろん。ところで三枚目の焼き菓子はいかがかな?」


「殺戮の精霊の手作り菓子とか……」


 そう言いながらジョーセフは手を差し出しました。


「もうありったけくれよ。俺の最後の晩餐かもしれないわけだし」


「あっはっは! ジョーセフは強気だねぇ」


 そう言いながら魔王は懐から複数の焼き菓子を取りだしたのでした。




「それではもう一度最初から。この世界は、とある目的のために運用されている。で、その目的を達成するための協力者が【管理者】だ。ジョーセフにはそれになってほしい」


「目的が不明なのに、何をしろって言うんだ?」


「時々指令が届くから、それを実行するだけだよ。指令の内容は様々。簡単なのだと……とある人間に食べ物を届けろとか、どこそこの街に行ってとある物を売れとか。その程度だよ」


「なんだそりゃ。ガキの使いかよ……難しいのだと?」


「とある建物を放火しろとか、誰かを殺せとか」


「なっ――――」


「まぁジョーセフにはその適正は無さそうだから、そんな物騒な指令が届くことは無いと思うけど」


「何なんだよ……本当に、何なんだよ……俺はただの靴屋だぞ……」


「まぁ最初は【末端管理者】になって、いくつかミッションをこなす事になるだろうね。あ、ちゃんと見返りはあるよ」


「なんだよ。焼き菓子か?」


「ポイント制になっててね。色々選べる。健康とか、長寿とか、珍しいのだと瞬間移動の権利・・・・・・・とか」


「は? 瞬間移動……って何だ?」


「一瞬で違う所に行けるんだよ。世界の裏側にいても、一瞬で自分のお家に帰れるような」


「な、なんだそりゃ! マジで神様の領域じゃねぇか!」


 もしそれが本当に可能なら、この世界の・・・・・バランスが崩れる・・・・・・・・


 身体が動くということは、情報が動くことに等しい。ありとあらゆる情報が瞬時に交換され、必要なものがはっきりする。需要と供給は一瞬で満たされ、この世界の発展速度は尋常では無いものになる。


 ジョーセフが口をパクパクさせていると、魔王は満足げに微笑んだ。


「まぁ瞬間移動の権利は相当に高いポイントが無いと無理なんだけどね。遅かれ早かれジョーセフならたどり着くと思うから開示した情報だけど、普通の管理者はそこまで知らないかな」


「知らない、のか。どうしてだ?」


「ご褒美リストは全部が提示されているわけじゃない。百点持った人がいるとしたら、百点分のご褒美しか選べないんだよ」


「……例えるなら、レストランに入っても持ち金の分しかメニューを見せてもらえないわけだ。どうしてそんな事を?」


「簡単だよ【末端管理者】と【上級管理者】じゃ稼げるポイントが段違いだ。だから開示しない。高ポイントのご褒美を求めた【末端管理者】が上を目指すのを防ぐためだね」


 魔王はジョーセフに「靴屋で例えるなら、みんなが『靴磨きじゃ大した賃金を得られない』『俺達にも靴を作らせろ』と言い出したら大変だろう?」と分かりやすく説明してくれました。


「…………それも末端管理者じゃ得られない情報だろう? なぜ俺にそこまで教える?」


「さっきも少し言ったけど、ジョーセフには上を目指す器がある。逸材だ。モチベを上げて、早く正しいポジションで頑張ってほしいからね」


「新しい情報ばかりで頭がこんがらがってきた……意味が分からない……この台詞を吐くのは何度目だ……」


「まぁまぁ。キミが理解しやすい風に言うと……神様から指令が届くから、それをクリアする。するとご褒美がもらえる。どうだい? 簡単だろう?」


 おどけた様子でそう言った魔王だったが、ジョーセフの表情には糾弾の意思が含まれていました。


「神様の領域……神様の指令……何故魔王であるお前が、神様のサポートをするんだ?」


「おおっと。核心を微妙にかする質問だ」


「核心……だと?」


「あー。ジョーセフとの会話は難しいな」


「……?」


「少しその理解速度は速すぎる……もしかして、僕が与えた情報だけで……ううん……」


 はっきりとしない呟きだったが、ジョーセフは色々と察した。


 自分は今、とても危険な所に片足を突っ込んでいる。


 だが、もう止まることは出来なかった。


 思案に没頭しすぎて、なめしていた革をすり切らせる程の考察癖があるジョーセフ。彼は持っている情報だけで、手にした数ピースだけで、パズルの全景を思い描いてしまう。


「――――――――。」


「うん? どうしたんだいジョーセフ?」


「――――――――。」


「おーい」


「――――――――神様からの指令。それをサポートする魔王。だが同時に、俺達人間は神様から授かった・・・・・・・・聖遺物で、魔王を倒している。これは一体なんだ? どっちが嘘なんだ? それとも両方とも真実なのか?」


「げ」


「魔王を倒すべく、聖遺物は授けられた……だが、その魔王が神様のサポートをしている……つまり、いずれにせよ、神様は魔王の存在を肯定している、ということになる……それはつまり」



「ジョーセフ、待った。それ以上はいけない」



 魔王は人差し指をジョーセフに突きつけました。


 それは威圧。


 心臓を動かすことすら許可がいるのでは、と思わせる程にその威圧は強大でした。


「ツッ」


「こりゃまずいな……すまないジョーセフ。僕の落ち度だ。どうやらキミは僕の想像を遙かに超えていたらしい」


 どういうことだ、と質問するのもバカらしい。もう答えは見えている。


 俺が先ほど口にした、神様が魔王を肯定しているという仮説は、口に出してはいけない類いのものだったのだ。


「この警告に意味があるのかは分からない。だけど、放っておいたらもっと悪いことになりそうだから言う。あのねジョーセフ、キミはさっきから【禁忌】を犯しまくってる」


「禁忌……」


「ポイント制って言っただろ? 加点だけじゃなく、減点もあるってことさ。それが【禁忌】。ルール違反だ」


「俺はまだ管理者とやらになっていないのに、もう減点が始まっているのか?」


「そうとも。だから少しだけ、落ち着こう。全く違うことを考えよう。意識をそらせ。そこから先・・・・・には進まない方がいい」


 それは脅迫ではなく、本気で心配している風でした。即座にジョーセフは意識を切り替え、喉が渇いていることに気がつきました。


「…………お茶でも飲むか?」


「いいね。そうだ、せっかくだしコーヒーはどうだい? 量は少ないけど、本物があるんだ」


「そりゃ素敵だ。この焼き菓子にも合うと良いんだが」


「というかそれはコーヒーに合わせて作ったようなものだからね」



 魔王が懐から出したパックは不思議な素材で出来ていました。お湯を注ぐだけで不純物が一切混じらない、漆黒のコーヒーが出来上がったのです。


「それは……魔法のコーヒーなのか?」


「いいや。普通に人間の技術だよ」


「俺の知らない技術だが……」


「別の大陸の、コーヒーの名産地で作られたものさ。意外と手間がかかる一品だから、本格的に出回るのはずっと後だろうね。……はい、どうぞ」


 コーヒーが出来上がるタイミングを見定めた魔王は、手にしていたカップをジョーセフに差し出しました。


 まるで空気を切り裂くような香り。鮮烈なそれは匂いだけでジョーセフの頭をぐらりと揺らします。


「す、すごいなこれ……香りだけで何時間も楽しめそうだ……」


「言っとくけどめちゃくちゃ高級品だからね? 一口ずつ大事に味わってくれたまえ」


「い、いただきます…………ふぉあ……」


 ジョーセフは味の感想を呟くことが出来ませんでした。


 美味しいとは違う。旨いでもない。ただただ圧倒的な満足感をジョーセフは抱きました。


「もしかしてこのコーヒー……一杯で、俺の靴が一足買えたりしないか……?」


「あはは。それは言い過ぎだよ。史上最高の靴屋、ジョーセフの靴はもっと高い価値を持つ。自信を持って良いよ」


「だが、この味……。どんな貴族だってこんなコーヒー飲めるもんか。売るヤツを選べば俺の靴よりも高値で売れるのは間違いない」


「そこまで喜んでもらえたらなら、振る舞った甲斐があるね」


 空気が弛緩します。


 ジョーセフにとって目の前の魔王は相変わらず自分の天敵ですが、失われた正気が少しずつ戻っていくような気分になりました。


 やがてコーヒーの残りが僅かになる頃。魔王は再び語りかけました。


「それで、どうだろうジョーセフ。【管理者】になってみないかい?」


「……見返りのために?」


「そうそう。そしてキミが十分に働いてくれると、僕は嬉しい」


「魔王の手助け、ではないんだな?」


「カミサマの手助けだよ。どれだけジョーセフが頑張ったとしても、きっと百年後も世界は続いてる」


「…………分かった。やってみよう。ただし靴屋の片手間で」


「それぐらいが丁度良い」


「最後にもう一つだけ確認させてほしい。お前が言っていた簡単な指令……誰かにパンを届けるだけで、お前のいう大いなる目的とやらは達成されるのか?」


「世の中は繋がっている。誰かにちょっぴり親切にすることで、世界が救われることだってあるさ」


「…………お前は善き者、なのか?」


「最後の確認じゃなかったの? まぁいいけど。うーーん……キミが言う善悪っていうのは、誰の観点での価値観なのかな?」


「……分からない。だけど、善き行いというのは、人間も魔族も変わらない事だと思う。子供や老人を助けるとか、怪我人に優しくするとか……」


「僕は自分のことを善きモノだと思ってるよ。カミサマの手助けをやっているぐらいなんだから」


「………………分かった。俺は管理者になる」


「それは良い判断だ。では早速だけど、契約といこうか」


 魔王はカップに残っていたコーヒーを飲み干し、立ち上がりました。そしてそのままジョーセフに近づいてきます。最早ジョーセフにそれを止める権利はなく、なすがままに受け入れます。


 魔王はジョーセフの背後に立ち、彼の頭を両手で包みました。そしてそのままゆっくりと、上を向かされます。視界の上部に魔王の顔がちらりと映りました。


「それじゃジョーセフ、まずは夜空を眺めてみようか」


「あ、ああ……」


「何が見える?」


「何って……星が……ああ、今夜の夜空はやけに綺麗だな……小さな星までもが、たくさん見えそうな……ツッ!?」


 とつじょ。


 ジョーセフのしかいに。


 つきが


 あらわれました。


「あっ……ああっ……ああああ!?」


「――――・・・――――・――――」


「つきが……月が! 月が!」


「・・――――【逸脱天元覚醒】


 まるで瞳の奥が焼け焦げるような痛み。


 ジョーセフは喉がすり切れるまで叫び続けました。





 目が覚めると朝。


 ジョーセフは一人目を覚まし、辺りに誰もいない事を確認しました。


「夢……じゃない、よな」


 落ちているカップを拾い上げ、中に残っている香りを確かめます。そこには確かにコーヒーの香りが残っていました。


「なんだっけ……何を、しなくちゃいけないんだったか……」


 コーヒーを飲み終えた後の記憶がありません。いつ眠ってしまったのか、どれくらい気を失っていたのか、何もかもが分かりません。


「魔王……【管理者】……いいや、止めておこう……あんまり考えると【禁忌】に引っかかるらしいし」


 確か自分は隣町を目指していたんだ。次の靴屋に行かなくては。


 ジョーセフはのろのろと準備を始め、自分の身体に何の変化もないことを確認しました。



 隣町へは、一日もあれば十分なはずでした。


 大金を所持したジョーセフでしたが、歩くこと自体が彼のライフワークとも言えます。なので馬を用いることは殆ど無く、また危険な街道でなければ護衛を雇うことも滅多にありませんでした。


 なので一人で悠々と歩いていたのですが。


 ジョーセフは突然、誰かの声を耳にしました。



“末端管理者へ通達”


「!?」


“我が子らよ……聞こえますか……? お願いがあるのです……”


「な、なんだこの声……ど、どこから!?」


“タイウンという街で、水害が発生しています……こちらの復旧の手助けをお願いしたいのです……水害の原因は、河口の詰まりです……現地民と協力して、河の流れを正常化してください……お願いします……どうか……”


 それはとても儚げで、とても優しく、それでいて弱々しさも感じる声でした。


 まるで女神様が涙を流しながらお願いしているような、そんな心打たれる光景が幻視出来ます。思わず男心が奮い立つような、義務感と焦りをジョーセフは覚えました。


「これが神様からの指令……しかしタイウンっていうと、ここからかなり離れてるぞ……馬を使っても一週間はかかる」


 どうやら自分は本当に管理者になったらしいが、そもそも拒否権はあるのだろうか。


 いいや、確かに俺は「靴屋の片手間で」と魔王に言った。そして彼もそれを了承したはずだ。


 だが女神様からの「お願い」とやらには答えてやりたいような。


「……せっかくの初任務だ。無駄骨かもしれないが、行ってみるか」



 こうしてジョーセフは隣町にたどり着くとすぐに馬を借り、数名の弟子を連れてタイウンを目指し始めました。



「師匠! どうしていきなりタイウンなんて目指すんですか!?」


「あの辺で水害が起きたらしいから、長靴が売れるかと思ってな」



【禁忌】未知の情報の漏洩、を検知しました。



「師匠! なんスかいきなり黙り込んで!」


「……いや、何でもない」



 こうしてジョーセフは【管理者】となりました。




 なって、しまったのでした。






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