パワ-アップしよう
主人公がパワーアップします。・・・後悔はしてません!
【スキル《邪神の悪戯》が解除されました。ステータスが書き換えられます】
【スキル《剛力EX》《簡易鑑定》《鷹の目》が解放されました】
【スキル取得条件を満たしました。スキル《体術》《気配察知》《威圧》《剛力EX》《投擲》《鷹の目》が究極スキル《強靭なる暴君》に変化しました】
【《簡易鑑定の加護》が消滅しました】
【《龍神の寵愛》を入手しました】
Name:刀藤誠二{人類}
LV:51
Belong:
MJ:侍 Unique
SJ:上位魔物使役師
Ability:MPカット
Weapon:蒼蛇刀
Skill:テイム・サモン
PS:強靭なる暴君・紅蓮Ⅴ・剣術Ⅸ・解剖Ⅵ・料理Ⅶ・仲間運Ⅹ
STATUS
HP:D+
MP:E
At:S-
De:D+
Sp:A+
Mi:G
Hi:B
SP:21Points
備考
長寿の加護
龍神の寵愛
ふむおかしなところが多すぎるが…、俺はこんな時こそ冷静になれる男だぜ、びーくーる。
「何か色々変わったけど・・・まあいいか!気にしない方向でいこう」
「いいにょ?」
「・・・かわいいなそれ。とにかくそれでいい。一つ気になるとしたら究極スキル《強靭なる暴君》か。熟練度の表示がなくなったのは究極スキルだからか?」
うん。これ結構当たってると思う。って誰が暴君や。
「まあいつどこでなんで邪神に目をつけられたかは知らないけど気にせずに行こう」
「・・・」
「ん?どうした?フェイ」
「ん~?なんかおもいだしそうなんだけど~わすれた!」
「潔いなお前。まあ思い出せないならそんなに大切なことじゃないんだろ。それよりも明日は早速この力を試しに行くぞ!」
「うん」
そんな感じで夜は更けていった。ちなみにオークの肉はおいしく頂きました。豚の生姜焼き・・・ご飯によく合う。
次の日、弁当とか野宿用具を持った俺たちは(なぜか置いてあった)大いなる層に向かった。
「うーん。よく見える」
そこで俺たちは早速ここのフロアボスを探していた。最初にオークが出たため、オークキングか何かかと思ったが違った。ここのフロアの最大勢力は…
「でっかい蟻。働き蟻に騎士蟻か。こんなにいるとなると親玉は女王蟻か」
そう巨大な蟻の魔物たちだった。堅い甲殻になかなかの筋力。一匹一匹はオークより弱いがめったなことがない限り30匹ほどで暮らすオークとは違い大量に群れる。その数実に1500匹。ゴブリンなんかよりもよっぽど厄介だ。
「ふむ。これでいいか」
そう言って俺は魔法の袋からナイフを一本取り出した。
ナイフ
レア度1
威力6
お世辞にも切れ味がいいとは言えないナイフ
このナイフは以前きび団子で大量に集まったゴブリンが装備していたものだ。切れ味は全然だが、投擲するには十分だ。どうせ使い捨てだし。
「あいつがちょうどいいな」
俺と50mほど離れた場所にいる蟻に狙いを定める。
働き蟻
LV15
下級━6
牙術Ⅲ・剛力Ⅳ・麻痺毒Ⅱ
「げ、麻痺毒まであんのかよ」
まあ熟練度はⅡだからそこまで強いわけじゃなさそうだけど。
「やるにょ?」
「おう、見てろよ」
フェイ達に向けてそう言うと俺は蟻に狙いを定め、投擲した。
ひゅっ ずかっ!
投擲したナイフはまっすぐに飛んでいき、甲殻の隙間を貫いて飛んで行った。
「ヒット!」
「おお~」
みんなにすごいとほめられるのはとてもいい気分だったと記しておこう。蟻はしばらく痙攣していたが光になって消え、何かが残った。
「死んだか。つーかあの光って魔力だったのかよ」
そうだ、魔力といえば。
「今度は紅蓮をまとわせて投擲してみるか」
そうと決まればさっそく獲物を探そう。こういうときはルナの鼻が役に立つな。
そうして俺たちの「どきどき!大きな蟻をいっぱい殺しまくろう!」が始まったのだ。
本日の成果
討伐
働き蟻 1匹
戦利品
黒蟻之甲殻 ×1
レア度3
結構丈夫な甲殻。防具になる。
黒蟻之牙 ×1
レア度3
結構鋭い牙。ナイフなどの材料になる。




