進化させよう
作者はしばらく期末試験のため更新ができません。すいません。
「進化だ進化!レッツ進化!」
【進化を開始します】
キィィィン!
「・・・どうでもいいけど毎回無駄に眩しいな」
そんなに進化中の様子をこちらに見せたくないのか?シャイなのか?
「ガウッ!」
「シュ!」
「ん?おお!?」
あほなことを考えているうちに進化は終了したようだ。二匹とも結構姿が変わってる。ルナのほうは一周り大きくなり色が赤黒から青銀色に、ハットリのほうは1mほどの体躯になり鉄っぽい甲殻で体を覆われている。
「何かみんなどんどんかっこよくなっていくな~。そうだステータスの確認しよう。《ステータス》」
Name:ルナ
LV:1
NO,2:凍狼
Rank:中級━6
skill:爪Ⅳ・牙Ⅳ・遠吠え・疾走Ⅲ・氷魔術初級
Ability:鼓舞の遠吠え
STATUS
HP:D-
MP:E
At:D+
De:F-
Sp:C-
Mi:E
Hi:E
Next:50
「アイスウルフ?氷魔術が使えるからか。ステータスも結構上がったな。いい感じじゃねえか?」
「がるる」
ルナもいい感じか。次はハットリだな。
Name:ハットリ
LV:1
NO,3:鉄蜘蛛
Rank:中級━4
Skill:牙Ⅳ・糸攻撃・爪術Ⅲ
Ability:無音
STATUS
HP:D-
MP:F-
At:E+
Di:D
Sp:D+
Mi:G+
Hi:E
Next:LV50
「防御力が上がってる・・・。今まで紙だったのに。よくやった!」
「シュ~」
「しかし全員進化するといいことばっかだな。進化だから当然か・・・ん?」
二匹の進化を確認していると気になることを発見する。
Name:ドライグ
LV:20
NO,1:竜卵
Rank:下級━1
Skill:火魔法初級
Ability:炎無効
STATUS
HP:G+
MP:E+
At:G-
De:G+
SP:G-
Mi:E
Hi:E+
Next:LV25
「レベル上がるの速くね?」
卵だからか?階層が上がるにつれてもらえる経験値も変化してるんだろうけど。あ、そういえば進化すると1レベに戻ってたけどレベルアップに必要な経験値量は減ってるのか?
「《ステータス》」
Name:ゴムレス
LV:8
NO,2:石人形
Rank:中級━6
skill:拳術Ⅲ・土魔法中級
Ability:遅延・眠り無効
Weapon:ど根性大根
STATUS
HP:B
MP:F+
At:C-
De:C-
Sp:G
Mi:F
Hi:E+
Next:50
Name:フェイ
LV:10
NO,1:妖精さん 魔法使い
Rank:中級━6
Skill:妖精魔法初級
Ability:不老不死β
STATUS
HP:∞
MP:B
At:G-
De:G-
SP:D
Mi:B-
Hi:E
Next:LV50
最初のころとほとんど同じペースで上がってるな。レベルが上がるにつれて遅くなってくのか?まあどちらにしろドライグのレベルの上がり方は異常に早いな。これだとすぐ進化しそうだ。
「せいじ~」
「ん?どうした?」
「ひろ~い」
「ああ、いい天気だな?・・・・・・なあ!?!?」
なんだこれ!?俺はステータス確認してただけだぞ!?何が起こった!?
「あかいのさわった~」
「・・・転移の魔石に触るならせめて一言くれ・・・」
「てへへ~」
フェイが俺らを次の階層に移動させたのか。びっくりさせないでくれよ。
「でもでもせいじ~」
「ん?」
「そとよ?」
「ああそれか。それはだ「ぶひぃぃぃ!」あとで教える」
後ろから突然鳴き声が響く。それは・・・
「オーク・・・か」
豚の顔を持った異形の化け物の姿だった。




