ネズミと戦おう
すいませんすごい短いです。すごい難産でした。
「つまり固定砲ってわけだ」
ドライグを仲間にしてから色々と質問をしていると(点滅するかしないかでしか意思疎通はできないが)大まかなことが分かってきた。
(証明)
ドライグは転がることで移動はできるがすごく遅い・・・①
物理攻撃は持ってない・・・②
よって①、②より
後ろからの魔法による後方支援が主となる。 (証明終了)
・・・証明みたい(むしろモロ?)になった。
「じゃあ後ろでフェイと待機して呪文ぶっ放してくれ。たのんだ」
「(ぴかぴか)」
それにしても卵が戦えるなんてな・・・。これが噂の異世界クオリティか。
「で?12層の魔物は何よ」
「あれじゃな~い?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・は?」
鼠男
下級━5
LV10
体術Ⅲ
想像してほしい。丸くて黒い耳がつき、二足歩行で歩いている1m30㎝ほどの大きさのぬいぐるみのような姿を。その姿はまさしく・・・
「ミ〇キーじゃねえか!!!」
「ミッ〇ー?」
「ミッキ〇ってのは俺の世界に住んでるドブネズミのボスの名前だ。その大きさは驚異の45㎝。東京で勢力拡大中の(ある意味)地下組織だ」
「おお~!」
(注:違います)
「・・・怖いな」
少し薄暗い中で見る〇ッキーの姿は不気味だった。スケルトンなみの不気味さがある。てかミ〇キーもピカ〇チュウもネズミなのに全然似てないよな~。なんでだ?
「ヂュウ!」
あほ~なことを考えていたらマウスマンが襲いかかってきた。意外と機敏な動きだな。ここは必殺!
「双蛇撃!」
素早く敵の懐に潜り込み二本の腕を鋭く相手の心臓と首に突き立てる。心臓のほうは無理だったが、首のほうは貫通した。
「ま、体術Ⅲだしこんなもんか」
心臓のほうはガードされたか。まあいい、そういう技だしな。
「かっこいい~」
「はっ!当然だ」
ははは!俺はかっこいいのだ!・・・すいません調子に乗りました。
「この程度ならどうとでもなるな。どんどん倒して上に行くぞ」
「お~」
それはマウスマンを狩り始めて1時間後のことだった。
【ルナとハットリが進化条件を満たしています。進化しますか?】
まじでか・・・