進化を確認しよう
「まずはゴムレスからだな」
「ゴー!」
ゴムレスはレンガでできた三メートルほどの巨人になっていた。ド〇クエのゴーレムってモンスターに超似てる。
「どれどれ《ステータス》」
Name:ゴムレス
LV:1
NO,2:石人形
Rank:中級━6
skill:拳術Ⅲ・土魔法中級
Ability:遅延・眠り無効
Weapon:ど根性大根
STATUS
HP:B
MP:F
At:D+
De:D+
Sp:G
Mi:F-
Hi:E
Next:50
「ふむふむストーンゴーレムか。ランクがかなり高いな。ぶん殴りが拳術Ⅲになって、土魔法も中級になってるな。ステータスも全体的に上昇してるし結構いいんじゃないか?」
「ゴーーー!」
そういえばNext:LV50になってるな。次のランクになるにはもっと戦闘を重ねないといけないのか。
「ま、考えても無駄だしな。つぎフェイみるか」
「おまかせ~」
Name:フェイ
LV:1
NO,1:妖精さん 魔法使い
Rank:中級━6
Skill:妖精魔法初級
Ability:不老不死β
STATUS
HP:∞
MP:B-
At:G-
De:G-
SP:D
Mi:C+
Hi:F+
Next:LV50
「妖精魔法?」
なんじゃそりゃ。
「それはね~、ぜんぞくせいなのよ~」
「全属性!?」
こ、こいつすげえ!ついに俺を差し置いて全属性魔法習得しやがった!俺はまだ魔法一つも使えないのに!
「まあいいや。それよりもステータスはMPとMindしか上がってねえな。別に魔法使いだからいいけど」
「すごい?えらい?」
「ああ、えらいえらい」
「ふにゃ~~!」
とりあえず全属性魔法がめちゃくちゃすごかったのでなでなでしてやる。
「それにしても今回のことは教訓になったな」
「なにが?」
「あの石のことだよ」
あのゴブリンを呼び寄せる石。アイテムにも注意しないと死ぬことになるな。よく考えたら今までドロップしたものはすぐ拾ってたけどそれはまずいな。呪いの品とかありがちなものが出てくるかもしれない。これからは気をつけよう。それにゴブリンと戦ったのもまずかった。一人もかけずに生き残ってるからいいが、あの数は逃げるべきだったな。俺はともかく他の奴らはかなり危険だった。
「やっぱり迷宮をなめすぎてたな………。これからは遊び半分じゃ駄目だな、マジになんないと」
そうして俺は気合を入れなおした。
「よし!帰るぞ!」
「かえるの?」
「あたりまえだ。俺は疲れたからな。早く寝ておいたほうがいいだろ。というわけで撤収だ」
「てっしゅう~」
ほんとに今日は疲れたしな。帰ってゆっくり休んだほうがいいだろ。
「じゃあ転移で帰るか……「せいじ~」」どうした?」
帰ろうとしたらフェイに呼ばれた。
「これどろっぷした~?」
「ん?………なんだ?これ」
そこにあったのはかなり大きめの赤い紋様が特徴的な卵だった。
「ダチョウの卵よりも少し大きいぐらいか?この赤い模様は自然界では目立つと思うんだがこれが異世界クオリティか?」
持ちあげてみるといつものあれが聞こえた。
【竜卵がテイム可能状態になりました】
「卵なのに!?いや異世界だからか!?やっぱり異世界ぱねえ!」
てか竜!?ドラゴン!?さすが異世界!
「<テイム>!」
【名前を決めてください】
「う~んとじゃあドライグで」
【ドライグをテイムしました】
「これからよろしくな」
「よろよろ~」
「ゴー」
「シュ!」
「ガウ」
俺たちのあいさつに対してドライグは体(?)を点滅させて答えた。
「それにしてもまた仲間が増えたな……そうだステータスを確認しとこう」
Name:ドライグ
LV:1
NO,1:竜卵
Rank:下級━1
Skill:火魔法初級
Ability:炎無効
STATUS
HP:G-
MP:F
At:G-
De:G
SP:G-
Mi:F
Hi:E
Next:LV25
ここで一つお詫びすることがあります。作者は重度の鱗フェチです。鱗最高!蛇激かわ!・・・というわけで、この作品は爬虫類系がかなり多く出てくる可能性があります。すいません。・・・・・・蛇超かわいいと思うんですけどね。




