ドロップ品を整理しよう
今回は短め。明日から色々と都合で更新遅くなります。
というわけでハットリを仲間にした俺たちはさらに進むことにした。主にハットリのレベル上げのために。
「ね~え」
ゴブリンの頭を胴体とサヨナラさせていると、フェイが話しかけてきた。
「ん?どうした?」
「さっきのな~に~?」
さっきのとは俺が使った〖孤狼〗のことか。
「あれはな、刀を気力で覆って強化した横斬りの一撃だよ」
気力は物理に、魔力は魔法に使われると思っておけばいい。そんなことをかみ砕いて説明してやったら
「すご~い!」
と感動された。
「でも当分はやらないぞ」
「え~なんで~?」
「………………恥ずいんだよ」
「なんで~?かっこいいよ?」
この技は色々大変だった中学二年の時に考えた技だ。刀藤流は存在するが〖孤狼〗はオリジナルだ。ちなみに技は他にもある。だがなんか恥ずかしいのであんまやりたくない。
「でも、少しでも強いのが出たら見せてやるよ」
「ほんと!?やった~」
迷宮で遠慮したら死ぬしな。
今日も六時になったので切り上げることにした。ちなみにこの二日間で俺LV1~LV8、フェイLV1~LV10、ゴムレスLV1~LV8、ハットリLV3~LV7となった。ドロップ品は、
スライムゼリー×78
レア度1
料理に使える
スライムの核×23
レア度3
スライムの魔石。魔法発動体になる。
ゴブリンの牙×38
レア度1
あまり鋭くない
棍棒×17
レア度1
威力10
武器として使える
人参×21
レア度1
威力3
ゴブリンに棍棒と間違われて持たれていた哀れな人参
大根×13
レア度1
威力5
ゴブリンに棍棒と間違われて持たれていた哀れな大根
ど根性大根×1
レア度6
威力73
根性で迷宮の壁を貫いて生えたすごい大根
だった。いや言いたいことは分かってるつもりだ。どんだけゴブリン野菜装備してんだとか、ど根性大根の威力高すぎじゃね?とかだろ?俺もそう思う。だってこの大根俺の刀よりも威力高いしレア度も高いし。(あ、ちなみにレア度は10が最高値だ)しょうがないからこの大根はゴムレスが装備することになった。言っとくけどこの大根めっちゃでかいから。普通のスーパ-に売ってる大根の10倍くらいあるから。ゴムレスが持つと違和感の大きさに頭抱えたくなるレベルだから。
「はあもう疲れた。大根漬けて早く寝よう」
いいんだ、大根いっぱい手に入ったから。たくあんにして食おう。人参はどうすっかな、まあ明日考えよう。
「明日も頑張るぞ!」
「ZZZ」
「寝るの速っ!!」