迷宮を突き進んでみよう
やっと!やっと!やっと!主人公ターン!!
≪誠二視点≫
「ひゃっはー!!!!!!!!!!!!」
「どうしたの~?」
俺の上がりすぎたテンションを見かねてフェイが声をかけてくる。
「やっと俺のターンだ―!!!」
そう、やっと長い間話が終わり、作者が書きたかった迷宮攻略を進められるのだ!!だいたい読者のみなさんに『本編よりも間話のほうが長くね?』って思われるなんておかしいだろ?あいつらのキャラが濃すぎるからいけないんだ。
「よし薬草も取ったし。俺から第一セリフ取ったやつも捕まえたし。家に帰って準備したら迷宮に行くぞ!」
「お~」
そのあと家の庭にあるパネルを使って畑と鳥籠を設置し、畑に薬草を植え、鳥籠にこっけ鳥を放って鍵を閉めておく。………これって本当に自動で栽培&飼育してくれるのか?
「ま、心配してもしょうがない。さっさと迷宮に行きますか」
「いってらっしゃ~い」
「ゴォーー!!」
俺とフェイはゴムレスを置いて迷宮に向かった。
「さてと、途中に魔物がいるわけでもないのであっさり着いたんですが。
先に呼んどくか<サモン>!」
【パーティーを組みますか?】
「はいはい」
【パーティーを組みました】
「きた~!」
「ゴォーー!」
「よし来たな。これより迷宮攻略を始める!」
「は~い」
「ゴォ」
「まず俺らは迷宮を攻略するにあたってレベルを上げることが大切だ。よって毎回、階層数+2LVを目標とする!」
「りょ~かい」
「ゴォ――!」
「お?来たな」
通路の向こう側からスライムがやってくる。
軟泥鉱
下級━1
LV1
やっぱりレベル1か…
「よしゴムレス行ってみろ!」
「ゴォー!」
ブン! ズンッ! ベチャ!
…あれ?終わり?
「ゴォ――!」
「すご~い」
「あれ?」
今少しゴムレス光ってたか?………もしかしてスキルか?
ぶん殴り
敵をぶん殴る
これか?………まあいい。これで安心して狩りができる。
「よっしゃ!殺しまくるぞ!」 ←(ハイテイマーの所業じゃない)
「お~!」
「ゴォー!」
いしをなげてみた→スライムをたおした!
きってみた→スライムをたおした!
けってみた→スライムをたおした!
コブラツイストをかけてみた→スライムにはこうかがないようだ…
そんなこんなで三時間ほど経ちスライムを六十匹ほど殺した。おかげで、俺LV1→LV4・フェイLV1→LV5・ゴムレスLV1→LV4まで上がった。それにレベルアップするのに必要な経験値に差があることが分かった。てかスライム弱すぎだろ…
「そろそろ上に行くか?ここ弱すぎてつまらんし」←(ハイテイマーの所業じゃない)
「れっつご~」
そうして俺らは二階に乗り込んでいった。あんな罠があるとは思いもせずに………
「何っんにもねーな」
「ね~」
まったく、前ふりしたんだから少しは何か用意しとけよ。ちなみに二階への移動は小さな宝石に触ると移動できる。天使は魔石っていってたな。迷宮攻略はこの魔石をどれだけ早く見つけるかにかかってる………らしい。そーだよどーせ天使の受け売りだよ。
「よし敵を見つけるぞ!新たな出会いが俺らを待ってる!」
五分後……
「な、なぜだ!?裏切ったのか!?闇穴の迷宮!?」
そこには
軟泥鉱
下級━1
LV2
新しい出会いなどなかった。
自分は小説初心者どころかパソコン初心者なので間違えていたらどんどん教えてください。あと強さのステータスがいくつなのかは間話のほうで明らかになる予定です!