表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
辺境に飛ばされました  作者: 海鳴り
辺境に飛ばされました
10/45

間話3

お気に入り登録数が1500を越してる!!??みなさん本当にありがとうございます

≪奈央視点≫


 私の名前は坂上奈央。今日も普通に学校を…………このくだりはもういいか。まぁ召喚されて、説明されて、王に会いに行く途中というわけだ。


「何か気をつけることはあるかい?」

「入ったらまず王の前まで歩いていき目深に礼をしてください。後は指示通りに行動してください。何か聞かれるまでは何もしゃべる必要はありません」

「分かった」


 だいたい怪しいんだよな。国同士の戦争とかに使われたらやだし、そもそも『邪神を討伐していただければ帰れます』って怪しすぎるでしょ。


「着きました」


 なんかうだうだ考え事している内に着いたみたい。なんかすごい立派で巨大な扉だねこれは。


≪光輝視点≫


「すごい大きい……」


 今僕らの前には巨大な扉がある。その扉が『ゴゴゴゴォォ』って音を立てながら開く。


「では行きましょう」


 王女様の合図に従い総勢96人(さっき数えた)が王の前まで進み礼をする。


「楽にせよ」


 王様の声かけを合図にみんな頭を上げる。王様は金髪のナイスミドルだった。太ってるわけでもやせてるわけでもない。……太ってると思ったのに。


「そなたたちが邪神討伐を引き受けてくれる勇者だな?何か要求があるとか」


 そう問われて、坂上先輩が一歩前に出る。ちなみにさっきの話し合いで居残り組みの代表を僕が、出ていく組みの代表を坂上先輩がすることになってる。


「私たちの要求は自己のペースでレベル上げをさせていただきたいということです」

「ふむ、では必要なのは金と武器か」

「頂けるのでしたら申し分ございません」

「では用意させよう。さて今日は疲れておるだろう?ゆっくりと休め」

「ありがとうございます」


 それで一応王への謁見は終わった。




≪奈央視点≫


  王への謁見が終わり、全員に用意された部屋に戻る。しかし私たち生物部メンバーは私の部屋に集合していた。


「ふう、疲れた」

「お疲れ様です」


 今の礼儀正しいのが片桐空かたぎりそら、茶色の髪を肩ぐらいまで伸ばしていて、様々なスポーツをやっている二年生。一言で言うなら『スポーツ少女』


「なははは!お疲れであるか」


 今のいちいちうるさいのが豪田剛ごうだつよし、スキンヘッドで筋肉を信仰してる意味わからんやつ。まぁ悪い奴ではないが。ちなみに三年。一言で言うなら『筋肉バカ』


「がん…ばった」


 今のしゃべるのが苦手なのが錦藍里にしきあいり、黒髪ショートの髪で、眼鏡をしている。一年だがそうは見えない。一言で言うなら『本好き眼鏡ロリ』


「そ、そうですよ、すごかったです!」


 今の上がり症の美少女が山下七海やましたななみ、美少女だが性別は男。黒髪ショートの二年生。色々な物を生産するのが得意。一言で言うなら『男の娘』


 ちなみに私は黒髪をポニテにしている。みんないわく『女王様』らしい。


「そういえば私はみんなのステータスを見ていないんだが」

「見せ合いますか?」

「ああ、そうしておこう」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ