間話3
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≪奈央視点≫
私の名前は坂上奈央。今日も普通に学校を…………このくだりはもういいか。まぁ召喚されて、説明されて、王に会いに行く途中というわけだ。
「何か気をつけることはあるかい?」
「入ったらまず王の前まで歩いていき目深に礼をしてください。後は指示通りに行動してください。何か聞かれるまでは何もしゃべる必要はありません」
「分かった」
だいたい怪しいんだよな。国同士の戦争とかに使われたらやだし、そもそも『邪神を討伐していただければ帰れます』って怪しすぎるでしょ。
「着きました」
なんかうだうだ考え事している内に着いたみたい。なんかすごい立派で巨大な扉だねこれは。
≪光輝視点≫
「すごい大きい……」
今僕らの前には巨大な扉がある。その扉が『ゴゴゴゴォォ』って音を立てながら開く。
「では行きましょう」
王女様の合図に従い総勢96人(さっき数えた)が王の前まで進み礼をする。
「楽にせよ」
王様の声かけを合図にみんな頭を上げる。王様は金髪のナイスミドルだった。太ってるわけでもやせてるわけでもない。……太ってると思ったのに。
「そなたたちが邪神討伐を引き受けてくれる勇者だな?何か要求があるとか」
そう問われて、坂上先輩が一歩前に出る。ちなみにさっきの話し合いで居残り組みの代表を僕が、出ていく組みの代表を坂上先輩がすることになってる。
「私たちの要求は自己のペースでレベル上げをさせていただきたいということです」
「ふむ、では必要なのは金と武器か」
「頂けるのでしたら申し分ございません」
「では用意させよう。さて今日は疲れておるだろう?ゆっくりと休め」
「ありがとうございます」
それで一応王への謁見は終わった。
≪奈央視点≫
王への謁見が終わり、全員に用意された部屋に戻る。しかし私たち生物部メンバーは私の部屋に集合していた。
「ふう、疲れた」
「お疲れ様です」
今の礼儀正しいのが片桐空、茶色の髪を肩ぐらいまで伸ばしていて、様々なスポーツをやっている二年生。一言で言うなら『スポーツ少女』
「なははは!お疲れであるか」
今のいちいちうるさいのが豪田剛、スキンヘッドで筋肉を信仰してる意味わからんやつ。まぁ悪い奴ではないが。ちなみに三年。一言で言うなら『筋肉バカ』
「がん…ばった」
今のしゃべるのが苦手なのが錦藍里、黒髪ショートの髪で、眼鏡をしている。一年だがそうは見えない。一言で言うなら『本好き眼鏡ロリ』
「そ、そうですよ、すごかったです!」
今の上がり症の美少女が山下七海、美少女だが性別は男。黒髪ショートの二年生。色々な物を生産するのが得意。一言で言うなら『男の娘』
ちなみに私は黒髪をポニテにしている。みんないわく『女王様』らしい。
「そういえば私はみんなのステータスを見ていないんだが」
「見せ合いますか?」
「ああ、そうしておこう」




