新装備を使ってみよう!
11、装備強し
「さて、ダンジョンにでも行きますか」
選択したのは、推奨レベル25の竹林。
こういうのはちょっと攻めていかないと中々レベルは上がらないし。
それに、デスペナは所持金半減とアイテムがランダムで2個減らされるだけ。
わたしにとっては痛手はない。
「敵いないかなー」
なるべく早く出てきてくれた方がラッキーだけど。
…と思っていると、早速登場。
あー、何だっけ。
落武者の霊?
とにかく、刀を持っていて、弓で遠距離も対応してくる、若干面倒な敵。
まあ。
「近づけばどうってことないけどね」
地面を蹴って、急接近。
そのまま剣を振るう。
白銀が乱反射して、落武者に向かって吸い込まれる。
「『急所狙い』」
一瞬にして、落武者は倒れた。
「おー!」
これは、もしかしなくても防具のおかげかな?
あ、防具の詳細見るの忘れてた。
『流星の髪飾り』
概要 光り輝く流星の髪飾り。
追加効果 STR+20、AGI+30
『純白の大天使』
概要 純白の鎧。とても軽い。
追加効果 STR+30、AGI+5
『羽の靴』
概要 羽のように軽い靴。
追加効果 STR+10、AGI+10
『ホワイトパール』
概要 パールのような色の盾。
追加効果 VIT+100
うん。
装備が強い。
そのまま、わたしは剣を振り続けた。
30分後、レベルが25まで上がった。
推奨レベルを満たすとレベルが上がりにくくなるから、移動するか…?
『いい?vrmmoをやる時は適度に休憩を挟むこと!』
帰ろ。
12、学校爆散しろ←これ重要
そのまま、あの日はゲームを再開できなかった。
何故かって?
ゲームやりすぎをお母さんにバレたから!
追加で3日間ゲーム禁止言い渡されたから!
だから今日、朝起きて日付見て飛び上がった。
お母さんにうるさいって言われた。
まあ、今すぐにゲームをやりたかったけど、生憎のこと今日は平日。
当然ながら学校あり。
「爆散しろや学校」
「ただいまー」
え、時間飛びすぎ?
気にすんなって。
「おかえりー。ゲームやるのはいいけど、やりすぎたらまた取り上げるからねー」
「はーい」
よかったぁ。
うちのお母さんが「もう一生ゲーム禁止!」とかいう人じゃなくて。
「久しぶり。wonwon」
え、wonwonって何?って?
wonder and wonderの略ね。
このテストでるぞー。
13、3日ぶりの返済
「戻ってきたぁぁぁ!」
はい。
すみません。
うるさいですよね。
周りの人の視線が痛いです。
…さて、3日ぶりのゲーム。
まずするべきは…
「ライムのところに支払いにいかないと」
3日前のレベル上げで、結構金はある。
えーと、いくらくらいだっけ?
いちじゅうひゃく…
15900。
5日分払えるやん。
「あら、ルラちゃん?」
「あ、ライム!久しぶり!」
「しばらくログインしてなかったわね。親に取り上げられたかしら?」
「当たり!」
ちょうど、ライムと遭遇。
「はい、これ4日分の」
「あら、こんなに持ってるの」
「うん。3日前のレベリングで」
そう。
自分より上の敵を倒すと、金が多くもらえるのだ。
「12000。確かに受け取ったわ」
ライムは、丁寧に数えてそう言った。
「無理しないようにね」
「じゃーねー」
よし。
次はどこに行こうかな。
14、スキルは日に日に増えていく
ちょっとの間マップを見た末、推奨レベル50の火山に来ることにした。
火山に入れるってどういうことよ。
熱くないのかよ。
「熱っ」
熱かったです。
…ん?
この場合って暑いと熱いってどっちを使うのがいいのかな?
気温だし、暑いかな?
で、溶岩に触れたら熱いでいいのかな。
「おー、敵はっけーん」
遠目に、溶岩の塊のような敵を発見。
熱そうだなー。
と思いながら、剣を振りかざす。
体力は4分の1ほど削れた。
うん。
行けそう。
それに、動きがかなり鈍いので一撃も喰らわない。
あっという間にソイツを倒す。
と、通知が来た。
レベルが26になったとのことだった。
…あ。
3日前のレベリングのスキル確認してない。
『察知』
概要 敵が半径3メートル以内に入ると察知する。
取得条件 敵の存在に気付かないまま、敵が半径3メートル以内に入る。
『不意打ち』
概要 一回のみ、敵に気づかれずに攻撃ができる。
取得条件 敵に気づかれる前に倒す。
『峰打ち』
概要 敵の体力を1のみ残して攻撃する。
取得条件 攻撃した際、敵の体力が1のみ残る。
…峰打ち出来るのは日本刀のみだけど。
15、流石にナメプが過ぎたかも
「…まずい、かも」
このダンジョンに出る敵は、炎属性のみ。
わたしは、炎属性耐性も持ってないし、水属性攻撃も持ってない。
そして、レベルも推奨以下。
歯が立たない。
ここでゲームオーバーかも。
…そんなに言うならダンジョンを出るかログアウトしろって?
残念。
敵に見られてたらどっちも出来ないんだよ!
「…わっ!」
本格的にまずい。
残り体力が3割を切った。
いつだったか、ナイトにAGIはいらない!とか言ってた自分が恨めしい。
とにかく逃げながら、近づいてきた敵には攻撃。
しかしそれも、だんだんと疲れてくる。
「はぁっ…はあっ…」
…あ。
石が足元に…
石に足を取られ、その場に転倒。
「もう…だめ…」
ゲームオーバーを覚悟して、その場でギュッと目を瞑る。
その時だった。
「『ウォーター』」
辺りに、凛とした声が響いた。
save3
ネーム ルラ
レベル 27
職業 ナイト
武器 白雪の剣
頭 流星の髪飾り
服 純白の大天使
靴 羽の靴
アクセサリー 無し
盾 ホワイトパール
STR 70(+60)
VIT 25(+100)
INT 10
MND 10
AGI 30(+45)
DEX 10
LUK 10
スキル
『チャージ』『受け流し』『身躱し』『斬撃波』『武器破壊』『急所狙い』『急所外し』『死神の宣告』『察知』『不意打ち』『峰打ち』




