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ロボットの心

61、手のひら返しはロマン


リセットされてから、まもなく1ヶ月が経とうとしていた。

イベントは月1で開催されるため、あと1週間。

次回は、フィールドに散らばっているアイテムを集める、個人戦。


「なー、ほんとに参加しないのか?」

「うん。正味、興味ない」

「ほんとに?」

「うん」

「天地がひっくり返ったら興味出てくるか?」

「ひっくり返んないから興味ない」


イベント内容が公表されてから、リデルからずっと絡まれ続けています。

誰か助けて。

ギルドホームにいるメンバーもガン無視だし。

頼みの綱のライムは今日ログインしてないし。


「アイテムの集めた数に応じてスキルとか装備品とか貰えるらしいけど」

「今天地ひっくり返った。参加する」

「言うと思ってたぜ!」

「他に参加する人ー」


やっぱり手のひら返しはロマンだわ。

みんなの驚いた顔最高。


「あー、1週間後かー。テスト2週間前だからここの3人は無理かなー」

「僕はいけるよ」

「わたしいけます!」

「ライムは暇って言ってたから参加すると思う」

「なら、5人の参加か」


あー。

イベント楽しみ!!




62、ヨミの特訓


「今日もよろしくお願いします」

「オッケー!」


今日は、わたしのレベリングに付き合ってくださる日。

時間を無駄にしないようにしなければ!

今日はなんと、全員に付き合ってくださっているのです。


「肩の力抜いてー。なんなら敬語も抜いていいんだよ?」

「さ、流石にそれは…」

「まあ、強制はしないけど。『召喚』!」


また、ハティーを召喚して、上に乗させてくださります。


「おー、いつものやつだ!」

「『無限増幅』『感電』」

「なんか、オレらいらなくね?」

「時々僕の魔法効かないからね。…ほら、アレとか」

「うおっ、なんか群がってやがる」

「はあ…魔法効かないから物理担当行ってきてよ」

「あいよー」


ただ、なぜでしょう。

ちょっとした、違和感があったんです。

どこかに、小さな気配…


「待ってください!」

「えっ」


思わず、ハティーから飛び降りてそちらへ向かってしまいました。

やっぱり、群がっていた中心には、小さなロボットがいました。

その子はとても震えていて、いじめられているのが1目で分かりました。

わたしは、そっとその子に近づいて、ギュッと抱きしめてあげました。

当然、他のロボットに攻撃されて痛かったですけど、この子のために、と思えば簡単なことでした。




63、ロボットの心


「何してんだ!?」

「…小さな、ロボットがいます」

「どこまでお人好しなんだろうな」

「とにかく、助けないと!」


…どうする?

攻撃をしてしまうと、ヨミの抱きしめているロボットに当たる可能性がある。

そのためには…


「『独』!」


全員を引き離す!


「ヨミ!ちょっと待ってて!」

「これで持ち堪えて。『ヒール』」


あとは全員でとにかく叩きのめしただけだった。


「うう…ごめんなさい。後先考えずに行動して…」

「まあまあ!終わりよければすべてよし!」

「…ありがとうございます…それと…スキルをゲットしたみたいです」

「おー!」

「えっと…『ロボットの心』」


『ロボットの心』


概要 ロボットに心を生み出し、好かれるようになる。

取得条件 ロボットを庇う。


「…」


おーまいがー。




64、急募、ボスモンスターの無限リス地


「ボスモンスターが無限に沸いてるところ知りませんか?」

「うーん、知らないかなぁ」


普通のがダメ、機械もダメ、となったらもうボスモンスター。

それなりのだったら効率よくいけるでしょ。

と思って、ボスモンスターの無限リスポーン地を探してるんだけど、なかなか見つからない。

わたしが倒したハティーはもうそれ以降湧いてこないし。

当たり前だけど。


「ごめんなさい…」

「気にしない気にしない!」


このやり取りも何回目か。

そろそろ見つかってほしいんだけどなぁ。


「すみませーん、ボスモンスターが無限に湧いてくるところ知りませんかー?」

「あ、知ってるよー」


やっぱ知ってるわけ…

知ってる!?


「どこですか!?」

「うーんとね、ここ」


そこは、推奨レベル75の墓地だった。


「スタートからずっと奥の方に進んでいけば小屋がある。そこのベッドの下に敷かれてるカーペットの下に穴が合って、そこから侵入すればいけるよー」

「ご丁寧にありがとうございます!」




65、レッツゴー!


『ボスモンスターの無限リス地見つけた。推奨レベル75。名無しの墓地』


ギルドメンバーに一斉送信する。

と、すぐに返信がくる。


『は?墓地?』

『ホラー苦手な人終わったね』

『わたしはいけるわ』

『SVA3人組もいけまーす!』

『無理そうな人は来なくても大丈夫です。わたしのワガママなので』


ん?

SVA3人組って…


『SVA3人組ってサニー、レイン、ユアトのことで大丈夫?』

『よくわかりましたね』

『それぞれSTR極振り、VIT極振り、AGI極振りでしょ?』

『そうです!』

『名無しの墓地ね、今から行くわ』

『じゃあ、5分後そこのスタート地点集合で』


「ふー、よし、行こうかヨミ」

「は、はい!」




save13


ネーム ルラ

レベル 58

職業 ナイト

武器 白雪の剣

頭 流星の髪飾り

服 純白の大天使

靴 羽の靴

アクセサリー 一匹狼 『召喚』

盾 ホワイトパール


STR 120(+80)

VIT 60(+100)

INT 10

MND 10

AGI 60(+45)

DEX 10

LUK 10


スキル

『チャージ』『受け流し』『身躱し』『斬撃波』『武器破壊』『急所狙い』『急所外し』『死神の宣告』『察知』『不意打ち』『峰打ち』『完全炎属性耐性』『炎の化身』『窮地の高揚』『爪痕』『独』



ネーム ハティー

レベル 52


スキル

『爪痕』『独』『威嚇』『突進』

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