表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
0にSETされた元1位は、最下位としてもう1度最前線へ駆け上がる。  作者: MIHA☆


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

11/64

命名ハティー

46、レベル1


はい、えー、最悪な事実が判明いたしました。

なんとですね、はい。

ヨミのレベルは1なんですよね。

はい。

ここ、推奨レベル60なんだけど。


「これまでモンスターを攻撃してこなかったから…」

「いや、ヨミが悪いわけじゃないんだけどさ…」


んで、装備品は全て初期。

職業は魔法使いなんだけど、魔法は初期の『ファイア』のみ。

本当に戦闘しなかったらしい。

ステータスはINTとMND中心に振り分けている。


「まあ、とりあえずレベルはあげる…?」

「うう…」


いや、モンスターのそんな姿見せられたらこっちも攻撃できなくなるから!!

うるうるした目見せないで本当!


「…でも、そのスキルって1部には効かないから、ちょっと危険だと思うんだよね」

「え?」

「たとえば、ボスモンスターは効かなさそうじゃん?あとは機械とか」

「あー」

「なら、それのみを倒してレベルを上げればいいんじゃない?」

「たしかに!」


我ながら名案を思いついたのだった。

しかし、問題点が1つ。


「だけど、ボスモンスターとか機械とかってどこにいるんだ…??」




47、質より量!!


一旦ライトフォースに戻って、掲示板を確認する。

ふむふむ。

どうやら、機械の敵は推奨レベル80以降に現れるようだ。

中々な無理ゲー来た。

ボスモンスターなんてそうそういないし…

この前の奴も、確認したけれどもういなかった。


「うう…ワガママばっかりでごめんなさい…」

「いいのいいの!レベルで足りないなら、人数を呼べばいいから!」

「…へ?」


ギルドメンバーに片っ端からメールを送る。

今日はライム以外全員ログイン中。

みんな暇してんだなぁ。


「あれ、ギルマス」

「本当だ〜」


なんと、ここでサニーとレインに遭遇。

先ほどのメール内容を伝えると、2つ返事で了承してくれた。


「名前は〜?」

「ヨミ、と言います」

「…僕はレイン。こっちは姉のサニー」

「よ、よろしくお願いします」

「あ、フレンド登録しようよ!」

「は、はい!ありがとうございます!」


仲良くしてんなぁ。

と思っていると、リデルとルカから返信が来ていた。

リデルは用事があるので無理らしいが、ルカは来れるらしい。


「ここに追加でルカ来るってー」

「はーい」




48、ハティー


「じゃ、いこうか!」


挨拶も終えて、フレンドも登録し終わった頃。

パーティーメンバーに声をかける。

このゲームのパーティーは1つ8人まで。

今は5人なので、誰1人ハブられる事なく組めるのだった。


「よし、じゃあ乗って!『召喚』!」


孤独の狼を召喚した。

と共に、周りから困惑の声が上がる。


「ささ、乗って乗って!」


とりあえず全員、孤独の狼に乗らせる。


「孤独の狼、発進!」


しかし、孤独の狼は微動だにしない。

それどころか、悲しそうな目で見つめてくる。


「…この子は新しい名前を欲しがってる。孤独の狼じゃない、他の名前を」


ヨミが、心を読み取ったかのように言う。


「…そっか。今までずっと『孤独の狼』だったもんね。でももう1匹じゃないよ!わたしがご主人様!名前は、そうだな…ハティー!ハティーでどう?」


あくまでも穏やかに。

灰色の体毛を撫でながら語りかける。


「…ハティー、わたしたちを乗せて動いてくれる?」

「うぉぉぉぉん」


吠えたかと思うと、1歩1歩、歩き出した。


「おおー!」

「ふふ、嬉しそう」


ズシン、ズシンとハティーは歩き出した。




49、街角のスレにて


1 情報屋 やばい


2 暇人 どうした


3 名無しさん いきなりスレ立てて


4 情報屋 とにかくやばいんだよ


5 れーずん だから何が


6 情報屋 あの、前回イベの10位の超小規模ギルドいたじゃん?


7 暇人 あー、あのバケモンしかいないギルドね


8 情報屋 あそこの数人と知らない奴が狼に乗ってダンジョン散歩してんだけど


9 名無しさん は??


10 れーずん は??


11 ナイト そんなスキルあったっけ


12 情報屋 急に入ってくんな


13 暇人 使ってる奴見た事ない


14 ナイト そんなんいたらとっくに噂になっとるわ


15 れーずん あそこは何なんだ?


16 名無しさん 魔境だろ


17 れーずん とにかく、情報提供ありがとう。あそこには気を付けておく。何か発見したらまた教えてくれないか?


街角スレで噂になったルラ達だった。




50、スキル


「ありがとう!ハティー!」


1時間ほどの探索を終え、解散となった。

わたしのレベルは8上がった。

ヨミは30ほど。


「あの…」

「どうしたー?」

「皆さんって同じギルドですよね…?まだ定員って満たしてないですか…?」

「あ、ギルド入りたいって事?いいよー!」

「うん」

「ありがとうございます…」


じゃあ、帰ったら運営に再度報告しないとね。

これでギルドは7人かー。


「どんどん増えてくね!」

「賑やかになりますね」

「よろしくお願いします」

「じゃ、かいさーん」


解散後、わたしはステータスを確認する。

…やっぱり。

通知はレベルアップだけじゃなかった。

なんと、ハティーの取得スキルまで通知が来ていた。

初期は『爪痕』『独』だけだった。

今回のレベリングで『威嚇』と『突進』を覚えていた。

突進ならスキルなしでもできるじゃん。


『威嚇』


概要 敵を威嚇する。確率で状態異常『スタン』

取得条件 レベルが50になる。


えっ、ハティーにレベルの概念あったの?


『突進』


概要 敵に突進して確定ノックバック。

取得条件 敵に突進をする。


あー、強化されるのね。




save10


ネーム ルラ

レベル 56

職業 ナイト

武器 白雪の剣

頭 流星の髪飾り

服 純白の大天使

靴 羽の靴

アクセサリー 一匹狼 『召喚』

盾 ホワイトパール


STR 115(+80)

VIT 60(+100)

INT 10

MND 10

AGI 60(+45)

DEX 10

LUK 10


スキル

『チャージ』『受け流し』『身躱し』『斬撃波』『武器破壊』『急所狙い』『急所外し』『死神の宣告』『察知』『不意打ち』『峰打ち』『完全炎属性耐性』『炎の化身』『窮地の高揚』『爪痕』『独』



ネーム ハティー

レベル 52


スキル

『爪痕』『独』『威嚇』『突進』

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ