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作者は学校の購買で何か買ったことはありません。

 キーンコーンカーンコーン。

 授業が終わり、昼休みの時間になった。


「三上、昼飯どうするんだ」


 御手洗と影沼が、話しかけてきた。一緒にご飯食べようとかの誘いか。ほんと見た目に反して優しい奴だなぁ。だが、朝のあれで今日は、何も買っていない。


「今から購買にパンでも買いに行くところだ。御手洗、影沼は?」


「俺は、弁当だ」


「お母さんの手作りのね」


「別にいいだろ」


お前その見た目で手作り弁当かい。意外には思ったけど、別にいいんだけどね。


「んじゃ、俺は、購買に行ってくるわ」


「「いってらー」」


 二人は手を挙げて、俺を見送る。

 2階に降りてから俺はとある重大のことを思い出した。


「そういえば俺、購買の場所知らないじゃん」


 同じ轍を踏むとはこういうことか。前の学校では、購買は一階にあったので癖で会談を降りてしまった。ていうか、あいつらも気づけよ。学習能力のない自分に、落ち込みながら御手洗たちに聞きに戻ろうと階段を昇ろうとしたとき、後ろから声をかけられた。


「購買の場所わからないの?」


 声の方向を見ると、ゆるふわっとした印象のかわいい人がいた。声からしても清楚系だ、可愛いい。っと、シューズを見ると赤いな、先輩だな。この学校は、学年ごとにシューズの色が違うのだ。今は、1年が緑、二年が青、三年が緑だ。ここは、東棟の2階だから3年生の教室があるから先輩がいるのは当然か。

 先輩だとわかれば、言葉使いには注意しなければ。


「は、はい。転校してきたばっかりで……」


「転校生でしたか。それなら、私も行くので一緒にいきませんか?」


 えっ、俺今日ここで死ぬの。こんな先輩と一緒に居れるとか。実は、今日の占い1位か?


「君、なんで一万円差し出しているの?」


 はっ。無意識にお金を出していた。なんていうカリスマ。素晴らしい。

 こんなチャンスめったにないだろう。


「案内お願いしてもいいですか?」


 俺は、お金を財布に入れて、先輩にお願いする。


「はい。大丈夫ですよ」


 その輝かしい笑みに目を細める。これが、女神というやつか。

 そして、俺たちは購買に向かう。購買は、西棟の1階にあるらしい。


「そういえば、自己紹介していなかったね。私は、不藤恵(ふどうめぐみ)。よろしくね」


「俺は、三上和希といいます。よろしくお願いします、不藤先輩」


「はい」


 話しているうち、購買につく。購買には、パンしか売っていない。しかし、パンの種類は多い。ハチャプリってどこのパンだよ。

 ここは、定番の焼きそばパンとカレーパンでいいか。


「三上君、決まった?」


「はい。この二つにします」


 先輩はメロンパンを買うと決めたらしい。俺たちは、支払いが終える。

 

 ピンポーンパンポーン


「2年2組、三上和希。2年2組、三上和希。職員室に来なさい」


 われらの担任の声で呼び出しの放送される。


「三上君呼ばれているよ?」


「そのようですね…。職員室に行ってきます。案内ありがとうございました」


「またね」


 不藤先輩との時間が終わることにとんでもなく落ち込みながら、呼び出しについて考える。転校初日に呼び出しって、特に何かした覚えがないんだが。

 職員室のドアをノックして、入る。


「失礼します。二年二組、三上和希です」


「おぉ、三上来たか」


 月見里先生が、反応する。


「転入の手続きについてだ」


「えっ、朝にやったんじゃないんですか」


「いや、とくにしていないが」


「なんで朝、やらなかったんですか」


「朝は、やる気でないから」


 くそ教師―――――。


 さて、ストックがなくなってきたぞーーーーーーーーーーーーーー。


...........................................................................頑張ります。

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