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いけるぞ三上

 あの事件は、みんなが頑張ってくれたおかげで、俺に追及されることはなかった。建石さんが男たちを倒したことを得意げに話したようだ。建石さんがいなかったら、ごまかすのは難しかっただろう。

 あのキジトラ柄の猫についてだが、良子ちゃんの家で飼うことになったらしい。いい飼い主に拾われたな。無下に扱われることはないだろう。


「何やってんの、お前」


「ペットボトルのキャップ投げ」


 俺は、今教室で、ペットボトルのキャップを自分の席から飛ばして遊んでいた。


「しかし、コントロール良いですね」


「これ、モテるかなぁと思って、習得したけどそんなことはなかった。」


「この程度でモテるんだったら今や僕は、ハーレム築けてるわ。」


 影沼が、ハーレム築けるよりは可能性あると思うんだが。

 その時、携帯に連絡が入ってきた。不藤先輩からだ。実はあの事件の後、連絡先を降雨関していたのだ。ヒャッホーい。


『この前のお礼がしたいので、明後日空いてるかな』


 これは、デート……


『あの時のみんなも誘ってね。千里ちゃんは、私から誘っておくから』


 では、ないですね。はい。


「おい、お前ら。明後日暇か?」


「いや、俺は部活あるからいけないわ」


「残念だが、僕も用事があるんでね」


「撮り溜めしていたアニメの消化が……」


「そうか」


「一人でおままごとでもしてな」


 影沼には、絶対に教えないでやろ。


「ん?というか、御手洗って部活に入ってんの?」


「当たり前だろ」


 帰宅部だと思っていた。


「何部なんだ?」


「アナログゲーム部だ」


 何それ、楽しそう。というかそのなりで文化部かい。


「ちなみに、影沼も同じ部だ」


 バリバリにさぼってんじゃねーか。


「よーし、授業始めるぞー。席につけ―」


 月見里先生がけだるそうに入ってきたので、解散する。

 しかし、明後日は、楽しみだな。よく考えたら、野郎どもがいないから両手に花って展開か。余計、楽しみになったな。






 二日後。デート(デートではない)当日の朝。身だしなみを整え、気合の入った服で待ち合わせ時間まで趣味レーションをしていた。不藤先輩からのメールが来ていた。


『千里ちゃん、熱を出したから来れないって』


 そうか、建石さん、来ないのか―。ん、ということは先輩と二人っきりということか!俺は、心の中で喜びの枚をする。


「あんた、何変な踊りをしてんの。気持ち悪いわよ」


 心の中からあふれ出てしまったようだ。危ない、危ない。こんなこと外ではしないように気を付けないと

 俺は、まだ少し早いが、楽しみで早めに家を出た。

 待ち合わせ時間の三十分前くらいに待ち合わせ場所につき、待っている間近くのカフェのガラスを見て再度身だしなみを整える。ガラスに向かって決め顔を決めていると中にいる人が席を立って遠くの席へと向かった。よし、これで集中して身だしなみを整えられる。

 俺は、不藤先輩が来るまでガラスと向き合っていた。


「三上君、お待たせ―」


 待ち合わせ時間五分前。クリーム色のワンピースがとても似合っている先輩が現れる。


「お兄ちゃん早いねー」


「ニャ―」


 良子ちゃんとキジトラ柄の猫を連れて。

 俺は表情には、出さなかったが心の中で静かにテンションを下げた。

 さて、いつも通りに戻していくよー

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