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今はなき、蛮勇者編 エピローグ......だと思ったか!

今回は短めです。

 夕暮れの空き地。ここは、聞き込みをしていた時に見つけた場所だ。

 俺はあの後、一人になれる場所に行きたくてこの場所を選んだ。


「久しぶりにあんなやんちゃをしたわ。面倒なことにならなければいいんだが。」


ニャ― ニャ―


 助けた猫かは知らないが野良猫たちが集まって伸びをしている。


「全く、のんきな奴らだな。こっちの苦労も知らずに。」


 まぁ、こんな長閑な空間というのも嫌いじゃないんだが。


「ただ、毛虫を投げつけるのだけはやめてほしいんだが。」


 なに?この町の猫は毛虫を投げつけるのがデフォルトなの?どんな生活すればそんな習性付くんだよ。

 俺は仕方なくプレミアムチャオ〇ュ―ルの封を開け、猫の群れに投げ込む。取り合っている猫どもに愉悦感を覚えていると隣に薄汚いキジトラ柄の猫がいた。


「何だ。お前も欲しいのか?残念ながらあれで……」


 言い終わる前にキジトラ柄の猫は、俺の胸ポケットから隠していたチャオ〇ュ―ルを取り出す。


「……勘のいい猫は嫌いだよ。」


 食い意地の張った猫だな。お前のために俺たちがどんだけ頑張ったか。そういえば、あいつら、あんなに猫を集めて何をするつもりだったのだろうか。納品するって言ってたから、運び屋とか何かか?……考えても意味はないか。

 ふと目を下ろすと、キジトラ柄の猫が俺のことを見つめている。


「何だ?もう本当に品切れだ。店じまいだよ。」


 俺がそういうとキジトラ柄の猫は、俺の足の上に乗って猫なで声を上げた。


「甘え上手だな。その手法で何人の人たちを落としてきたのか。」


 魔性な猫だな。あいつとは大違いだ。

 俺は、頭をなでながらあの時のことを思い出す。


「なんで、こんな面倒なことをしたか聞きたいか?」


 ニャ―の返事を聞いて俺は、話始める。


「猫に話しかけている姿は、はたから見ると変人にしか見えんな。まぁいい。俺はな、

あいつがいなかったら死んでたんだ。」


 そう俺はあの時、猫に命を助けられたんだ。


 あと、一話続きます。

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