『教育』
下僕になりやっと楓くんに近づくことができた望
楓はどうやら下僕としての教育を望にしたいそうだが...
俺は今とても幸せだ。
何故なら、楓くんの下僕になったのだっ!
という訳で俺は楓くんの隣を歩いている。
「おい、下僕」
楓くんが俺の方を向き話しかける
うぅ〜、尊い"っ"〜
おっと、いけないっ!楓くんに引かれるぞっ!
「なんでしょうかっ!靴を舐めましょうか!?」(おいっ!)
「いや、何言ってんの...」
楓くんが呆れている...尊いっ!
「僕が言いたいのはね...お前は僕の下僕だから、最低限でも僕の傍に入れるくらいのマナーを身につけて欲しいんだ」
「ご主人様が色々教えてくださるのですかっ!」
「まあ、とにかく今日、僕の家に行くよ。いいね?」
「承知しましたっ!」
え!?楓くんの家に行けるの!?お家デート!?(ちげぇよ)
いや、冗談だよ...恋愛感情とか楓くんに持ってないからね。(ならいい)
って、誰と話してるんだ?
まあ、とにかく楽しみだっ!
〜放課後〜
「それじゃあ、僕の家に行くぞ」
「はい!ご主人様!」
少し歩くと豪邸が見えてきた。
「ここが僕の家」
「ここに住んでるんですかっ!?」
え!?楓くんお金持ちじゃん!こんないい家に住んでるの!?(今更気づいたのかよ)
「とにかく来い」
「仰せのままに!」
中に入ると
「おかえりなさいませ、お坊ちゃま」
メイドや執事が沢山いて楓くんに挨拶した。
「ただいま帰った、今日は下僕の教育のため下僕を連れてきた。」
「そ、そうでございますか、お坊ちゃま」
執事とメイドが引いてる...そんな目で俺らを見ないでくれ...
「さ、食堂に行くぞ、下僕」
「はい!」
もしかして、テーブルマナーを教えてくれるのか?
楓くんはテーブルマナーとか上手く出来るんだろうな〜。
楓と望が食堂に向かった後、メイド達は
「お坊ちゃま、いくら何でも下僕って...」
「きっと、お坊ちゃまのことだから素直に友達と言えないのよ」
「いつお坊ちゃまは素直になるのかしら...」
と話していたそうな
to be continued
ここまで見ていただきありがとうございます!
これから始まる楓の教育とは!?
では次回お会いしましょう!