プロローグ
初投稿でお見苦しいところもあると思いますが最後まで読んでいただけると嬉しいです。
今回は文字数が少ないと思いますがご容赦ください。
黒板にチョークが叩きつけられる音、鉛筆がカリカリ削れる音、それが神坂慎吾の日常。
毎日、朝は早くに起き、朝食を食べ、一人で登校する。そんな毎日が過ぎこれからも続くと思っていた、だが、そんな日常がガラスのように砕け散るのは突然すぎて回避のしようのないことだった。
その日は少しいつもと違う朝だった…
「くおォォ~、はっ腹がさけるううぅぅぅぅ‼」
いつも朝は快便なのだがその日は違った、腹が異様に痛いのだ、腹の中に手を突っ込まれまさぐられるような不快感と激痛がいきなり襲ってくるのだ数年前の自分では耐えられずに泣きわめいていたような激痛だった。
今日は新学期の初日で欠席するわけには行けない理由があるのだ、今日から転校生が来るのだしかも超絶美少女!!!
絶対にお近ずきにならなければ。
決死の思いで足を進める、同じ学校の制服を着た女子を抜かそうとしたその時、横からトラックがクラクションが鳴らしながら僕たちに突進してきた、赤い鮮血を散らしながら二人の男女の体が宙を舞う。
薄れゆく視界の中で僕は今考えてもあほらしいことを考えていた。
自分が昨日の夜も熱中してしていたFPSのことや、僕のスマホに保存されているエッチな漫画のことを考えていた。
「俺のスマホを壊してくれぇぇーーー!!!」
最後の力を振り絞って叫んだ瞬間僕の意識は途切れた…
最後まで読んで頂いてありがとうございます。
更新は不定期ですが、よければ次回もよろしくお願いします。