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小桜さんは義理堅い  作者: 奈瀬 朋樹
第2章:小桜姉妹編
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41話 小桜さんのスマホ

携帯を買っちゃいました。


本来なら中間テストまでお預け予定だったが、退院以降は小桜さんが我が家に訪れて勉強という日々なのだが、GW当初、我が家に謎の無言電話が頻発、気味悪がっていたら、美羽ちゃんから謝罪の連絡が入り、小桜さんの仕業だったらしい。


確かに、ただでさえ無口な小桜さんにとって、電話は鬼門でしかないだろう。なのでメール連絡ができる携帯が必要と判断、親に相談したらOKが貰えました。


なので今日は朝から両親と携帯ショップ向かい、学生向けの格安スマホを購入。そのまま小桜家に訪問して、俺の両親と小桜家が対面・お茶会という流れになっている。なお俺と小桜さんは中間テスト前という事で部屋に退避、美羽ちゃんは逃げられませんでした。


そうして一頻勉強した後、小桜さんのアドレス情報を登録、携帯について色々話している所だ。


「因みに小桜さんは、スマホで流行りのゲームとかしてます?」


フルフル(首を横に振る)


「それは残念です」


女子の間ではツムツムが流行ってると聞いたが、スピード勝負パズルやコンボの類は、確かに小桜さんの苦手分野っぽいな。一緒に同じゲームができればと思ったけど、この場は小桜さんのアドレスGETで満足しておこう。


そう思っていたら、小桜さんが自分の携帯を差し出してきて、その画面に表示されていたのが



『ホラーチャットノベルゲーム』



おおう。そうきたか。


小桜さんはホラー好きで、これは小説と同じく読むだけだから、急かされる要素もない。だけどこれ、どんなゲームだ? かまいたちの夜ならやった事あるけど、そんな感じかな?


「やっぱり小桜さんって、ホラーが好きなんですね」


コクコク(首を縦に振る)


だったら、一緒にホラーゲームしようと誘ったら、小桜さん喜ぶのかな? だけど俺はゲーム機を持ってない訳で、ここはそれとなく探りを入れて、反応次第では購入を検討しよう。女の子と一緒にホラーゲーム、やってみたいなぁ。

無料で楽しめるホラーチャットノベルゲームもあるので、気になった人はやってみて下さい

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