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あいさつ「幼女神と紙使い」

 う…うん?どこだここ?地面が無い?それどころか周りに何も無い?

 そもそも俺は意識を失う前何をしてた?…………………そうだ!カードゲームの大会の決勝戦の真っ最中だったじゃねえか!!

 何もない光の空間の中で俺が悩んでいると、目の前に突然小4〜中1ぐらいの見た目の少女が現れた。

「ヘ、ヘイ。ア…アイムゴッドジュニア?」

 目を泳がせまくりながら習って数十秒のような英語?で話しかけてきた。

「誰?」

 先程のこいつの『ゴッド』って発言からして神かなんかか?じゃあこの空間は天国とか?

 そんなことを俺が考えていると少女が

「なんだ。貴様はその言語の人間か。あの『エイゴ』とかいう言語は私にはどうにも覚えづらくてな…」

 日本語喋ってきやがった。

 何?英語が苦手?人の俺がある程度の英会話をできるのにこの神らしきやつはあんなひどいレベルなのか?

「おい!貴様今私のことを見下さなかったか?こう見えて私は貴様の世界を創った『神』の娘だぞ!」

 すげ〜ドヤるな…ってか、なんでバレたんだよ!?これでもカードゲームやってたおかげでポーカーフェイスには自信あるんだけど…ん…カードゲーム…

「あっ!!」

(ビクッ)

「そうだよ!忘れてた!俺勝負の途中なんだよ。お前が神様の娘なのは分かったから早く俺を元の場所に戻してくれ!」

「い、いや〜その〜なんて言うかあの〜貴様は既に死んでしまっているというかなんというか…」

「………」

「いや、ちょっと用があって意識だけ引っ張ってきて話そうとしたら引っ張ったときに魂も引っこ抜いちゃった(テヘペロ」

「は?ちょっと待て!てことは俺もう元の世界に戻れないってことか?」

(コクッ)

 泣きたくなってくる。あと…あと少しで勝てたのに…カードゲーム中に魂抜かれるなんて史上初だろ。

「あ、安心しろ。さっき言った用を片付けてくれれば貴様の家系の子孫として成長したら以前の見た目と同じようにするように蘇らせてやる!しかも記憶はそのままだ。多分貴様の子の代、つまり貴様の両親の孫の代になると思う。」

 だったらもうその『用』ってやつをさっさと終わらせて帰ろう。

「で、その『用』ってなんだ?」

「私が今から貴様のことを送る世界を統一し、その世界の王になってほしい。」

「は?」

 何を行ってるんだこの小娘は?

「ちなみにモンスターもいるぞ!」

「ふざけんな!無理に決まってんだろ!」

「まあまあ待て待て落ち着け。だから貴様にはこの貴様が生前使っていたカード全てと、ある『力』を与えてある。」

「いや…そんなので世界を統一できるわけ…」

「ってことで、いってらっしゃあ〜い」

「えっ?」

 俺の身体を真っ白な光が包み込んだ直後…俺の意識は真っ暗になった。



どうもエトです。今回初投稿させていただいました。とても短い内容となっていると思いますが、次の話も読んでいただけると幸いです。では

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