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醜くても美しくあれ!  作者: 千番 煎次
11/15

村へ

一晩たってようやく雨がやむ。この洞窟ともお別れだ。


僕がしみじみとした心で洞窟を見回す。


突然、縦ロールさんが騒ぎだした。



「見て!村よ!こんな近くに会ったなんて!」


縦ロールさんは子供のようにはしゃいでいた。



縦ロールさんが指差す所を見ると、確かに200メートルほど先に村が見える。


急いでテントを片付け、村のほうへ走る。





「…………は?」



縦ロールさんは驚て声を出す。


縦ロールさんの視線の先には、











百戦錬磨の猛将みたいな男の人が、村の前で仁王立ちしていた。





恐る恐る近付くと突然、


「ようこそシルバ村へ!この村ではみんなが平等に暮らしています。『権力や地位を笠に着て威張り散らした場合、この村から叩き出します。』それでは、中へお進み下さい!」



なんか、見た目と言動が違う。



縦ロールさんの方をみると、産まれたての小鹿のようになっている。


「ななな、何でオリバーがここに!?」



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