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SS 納得いかない爺さん
ー納得がいかない。
俺はガラスの領収書を机に置き、俺と孫の春馬を無言でみる息子をみる。
請求書には、50000超える。
ーうへっ?たっか⁈
だったが、平気な顔で見返す。
「息子よ?」
ここは、俺が受け継いだ家だぞ?
俺が日曜大工で毎日どかしら、トントンしてるぞ?
ガラス磨きだってやってるぞ?
俺はふんぞり帰りながら、言った。
「ーまけてくれ」
ガラス、たけーな?
春馬には言い聞かせが大事だ。
ーあぶないし、
素直に高いからダメ!だ。
春馬に50000万を慌てて覚えさせた。
さすがに数をじぃちゃんは、払えないぞ⁈
そして、息子よ?
ーおまえの息子で、ここは俺の家だ!
親父が割って、親父は俺の親父だろ?
ーあってる。
が、息子の嫁さんに泣きついた俺だ。




