ポテト ②
ミニサラダを食べながら、甘えてきた明日菜だけど、すぐにウトウトしだした。
オレは明日菜を抱きあげて、ベッドに移してやる。
そのままソファーでも前まではよかったけど、明日菜の平熱が上がってる。
ーたぶん、明日菜は妊娠してる。
検査薬には、まだ、はやいだろうから、わからないけど。
たんに柴原のお姉さんの勧めもあり、口が硬い女医さんがいる婦人科で俺たちは検査をうけた。
とくに問題はなかったけど、いろんなことを説明された。
少し着るものや食べ物に気をつけてはいる。タイミングも意識はしたけど、まだ若いから、スタンスてきには焦ってはなかった。
明日菜は相変わらず東京と行き来してるし?
一応、お互いに話はしたし、明日菜の様子を前以上に観察してるけど、いや、してたから気づいたんだけど。
子宮外妊娠とかも怖いし、明日くらいに検査薬使いたい。加納さんには、正直に話してる。
ー仕事の調整がある。あまり大きな仕事はあまり入れてなかったけど。
つわりが苦しくなる前に、なんか食べさせてないとなあ。
育児本は投げて会社でリサーチしてるのが俺だ。
外資系企業べんり。
は、ある。
明日かあ。そのラインでたら、どうしよう?
今から、ドキドキと不安と、ダメでも明日菜にどういう態度とろうか、
ー明日菜の寝顔に、ドキドキの俺がいる?
素直に、
ー胃が痛い。
そういえば、中学の修学旅行でも思ったなあ?
だった。




