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くうきのいろ?


最近、ママがずーっと光と影と色で遊んでるから、ふつうに、なぜか、


ーママ!分光してるよ!


いろんなものにうつされる光の色を、そう呼びだした子供達。


最近は水蒸気に興味があるらしく、ふつうに反省した。


ーああ、もっと、はやく、遊んでやればよかった。


ただ、


ーママが不思議だったことを、一緒に楽しめばよかった。


もっと小さい頃から、


ーママはママでよかったんだね?


ふつうのママに、どうしてもなれなくて、


ー理想のママには、ほど遠くて、


ただ、世間の母親って理想に悩んだんだよ?


だって、ママには、さ?


ー子供の頃に母親の記憶がない。


だからって、


ーいいばあちゃんになれるとも限らない。


そもそも一世代飛び越す理由がない。


ー?


自分が幼少期に、自分を育ててくれたばあちゃんの年齢を考えると、


ーそりゃあ、ムリだ。


人生経験が圧倒的に違う。


そもそも、ママはママだし?


たったひとつだけ、まだいいのは、


ーSOSをママに伝えてきた。


きちんと、くれた。


いま、は。


かも、だけど。


とりあえず、ママにくれたけど、


ー退院はやすぎたかなあ。


反抗期はたった1日だけで、相変わらず、


ーママとだけは、バイバイしない。


とビービー泣いている。


そもそもパパが犬いる自宅に帰っただけだぞ?


そして、下はミニゴジラが脱皮してる。


ー?


ゴジラって脱皮するのかな?


まあ、すごいことになっている。


が、子供達のメディアカットは少しだけできては、いる。


たんに、


ーママ、エアコンの中ってね!


小学生用の科学本って、すごいなあ。


ママは、もはやあきれている。


けど、なら?


たしかに、楽しいかも。


なら、できる?


CDとLEDの光の影絵、


なるほど、だからスクリーンは白に見える黄色?


かあ。


けど、なんで、霧に浮かぶんだ?


ー?


白に、水?


光の黄色?


ー?


子供達の不思議はママの不思議になって、


下が暴れて、昨日、右目を強く殴られて、ただ目が痛い。


危ないって注意しても、


ー泣き叫ぶからやめろ!


下は学んだ。


ー泣き叫べば、祖父祖母がママとねーねーをとめる。


上のストレスそれで、


なんで泣けば◯◯だけ許されるの?


ー声のボリューム。


って、ママは毎回思う。


なんだかなあ。


正直、楽しい旅行中に怒るな?泣かせるな?叫ばせるな?


ー旅行中なら、許していいのか?


あきれている。


だって、


ー旅行は、こっちの都合で、


旅行先はふつうに、


ー地元民は、生活区域だぞ?


って、祖父母にあきれている。


そして、毎朝、ニュースに文句を元気に言ってる。


ーコロナ対策しろ!


矛盾しまくってないか?


まあ、ママがズレてるのは、わかってるけど。


だから、泣き叫ぶからって許すなよ?


人を傷つける(物理的に。心理的は相手がどう思うかは、ママには絶対にわからないのはわかる)のは、ダメだよ?


と繰り返し教えて、上がそれはわかる、


なら、さ?


ー自分もだよ?


ーえっ⁈


ーあたりまえだよ?自分もヒトだよ?


ビックリ目を見開いていたから、暗示をかけた。


ーだから、心がつかれたら、やすんでいいけど、いつかは、卒業するよ?


そう暗示をかけた。


たった一回だけ、かける。


ーママからの呪いだよ?


ただ、疲れるまえに、休もう。


そして、


ーいつかは卒業しなきゃいけないよ?


はっきりとママは言葉にして、


ーきちんとキツイって言えて、がんばったね?


いつか、は、いつかだよ?まだまだ何回だってゆっくり進んでいいよ?


いちばん言いたい


ーママはいつまでもいないよ?


は、飲み込んだ。











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