恥じらいについて
妹ものだけど妹以外のヒロインも出したい。
朝食を終えて僕は部屋に戻り読書をしていた。
漫画、小説どちらとも読むのは好きだ。
本は人に新たな知識をくれる他にも
僕のモノクロな人生に鮮やかさをくれる。
この感情を詳しく言うなら僕が鉛筆で描かれた下書きで
それにピカソが仕上げに色を塗ってくれていると言えば
分かるだろうか。
まあつまり満足するということ。
そして今、小説家を目指している友達の書いた本を読み終えた。
なかなかの長編で読むのにかなり時間がかかった。
「兄さん、その本(?)は面白かったですか?」
「ああ、中学生とは思えないほど文章力があって
内容に引きつけられるよ。
…………それより重いからのいて」
僕は今うつ伏せの状態て読書をしていたのだが
背中に由希が座っていてずっと苦しかった。
背中に柔らかい感触がありマシュマロが乗っているようだ。
「重いとは失礼ですね兄さん、
こうやってわたしのお尻を触らしてあげているんですよ」
「結構ですので退いてください」
そう言って乗っていた由希を振り下ろして
ベット起き上がった。
すると由希は顔赤くしてもじもじし始めて。
「そんな兄さん……大胆です…」
「何想像しているんだよ…」
「いいですよ兄さん…どうしてもと言うなら…」
「おーーい、由希ーーー?
帰っておいでーーーーー?」
その後変なやり取りは続きめんどくさくなったので
部屋をあとにした。