始まりの時
ガチャ 「たでぇまぁ」「「あっ!レオさん!おかえり!」」「おう!お前らも元気そうだな。」「はい」「まぁまぁレオさん、話は座ってしようよ。」「あぁそうだな。」「所で、お前ら今年で18だな。」「はい」「そうだけどそれがどうしたの?レオさん。」「いや お前らも、一人前の兵士だなぁてさ。明日だろ、新兵式。」 一瞬にして空気が重くなる 「ねぇ、なんで?なんで兵士なんかしなくちゃいけないの?!僕は嫌だよ?!あの施設だって国のおえらがたが作ったらしぃじゃぁないですか!そんな奴らのために戦うなんて嫌だ!」「なに馬鹿なこと言ってんだ!兵士にならないなんてできると思ってるのか?!俺ら特殊能力者や魔導師たちは国の、そのおええらがたのために戦わなくてはならない18になったらな。それが、この国の決まり。破ったらどうなるかわかってるのか?!」「レオさん。今回ばかりは俺もノエラに賛成です。そんな奴らのために力を振るいたくない。昔レオさん言ってくれましたよね。お前らの力はお前らのなしたいことをなすために。て。今がその時なんです。だから、俺らは兵士にはなりたくないんです。」「リオ...」「だが、どうする。行くあてなんてあるのか?」「はい。リュージュ雪原の奥にある、元国立大図書館、別名リュージュ大図書館。あそこは、今は放棄された図書館なのでそこに住もうかと。」「なるほどな。だが、あそこはカギがないと入れないぞ?」「それに関しては、もう入手してあります。」「思いついたら行動に移すのが早いな。まさしく、思い立ったら吉日だな。」「早いほうがいいかと思ったので。」「で、いつここを出るんだ?」「2日ぐらいで」「そうか。今日は早く寝ろよ。」「はい。」「おやすみレオさん。」「あぁ。」レオは1人で、何か考えていた。(さて、明日どうするかねぇ。足止めくらいならしてやるか。)
「なぁ、デカくなったんだぞ。あいつら。明日二人でこの国を出るんだぜ。忌まわしい過去を全部ここに置いていって前を向いて歩き出すんだと。お前なら、どうするよ、レオン....」
さて、レオルドが名前をつぶやいていたリオンとは果たして誰なのか。二人とはどんな関係なんでしょうか。次回お楽しみに。