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創造神たちの傭兵  作者: 仁 尚
聖域の中の母娘 編
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(6) 思いがけない再会

 自分の大切な者たちを酷い目に遭わせ、投獄されているはずの魔獣使い(ビースト・テイマー)の少年の姿を認識し、フェリシアの怒りが一気にレッドゾーンを振り切る。


「フェリシア・アルバーナ・ルーンの名において!精霊ルールーの封印を解除する!!」


 カグと談笑している中、突然呼ばれたルールーはフェリシアから流れてくる負の感情に驚きながらも、それが敵が襲ってきたせいなのだと即座に理解する。


 しかし、


「ちょっと待って、フェリちゃん」


 冬華とうかが無造作に手を横に振ると、解けかけていたルールーの封印が元に戻る。


「?!なぜ止めるのです、トーカさん!」

 冬華とうかの行動に、フェリシアが声を荒げるが、彼女の前に玉露ぎょくろが無表情の仕事モード全開で立ち塞がる。

「その”力”を、無闇に使ってはいけない。冬華とうかさんとマリア様に約束しましたよね?それを、反故にするのですか?」

 普段、ルールーに施されている封印は、あくまで彼女への枷である。

 封印を解かなくても、フェリシアが精霊術を行使することに問題はない。

 しかし、ルールーの封印を解けば精霊術の威力は恐ろしく跳ね上がるので、アルターレ護国でのカグツチの一件以来、フェリシアは冬華とうかと王妃マリアに当面の間、二人が許可した場合、もしくはフェリシア自身が命に関わる状況に直面しない限り、ルールーの封印を解かないと誓約を交わしていた。


「落ち着け、フェリシア。いつものお前らしくないぞ」

 口約束とはいえ、そんな重大なことをすっ飛ばして、ルールーの封印を解こうとしたフェリシアに、昊斗そらとたちも驚きを隠せなかった。

「そうですよ。ヴィルヘルミナ様やミユ様たちが怖がっています」

 金糸雀カナリアに指摘され、アリエルやヴィルヘルミナたちの方を見て、フェリシアは周りの状況に気が付き、息が止まりそうなった。


「・・・・・・・・・・」


 同級生たちは初めて見るフェリシアの姿に唖然とし、ヴィルヘルミナやミユたち年下の子達は、いつもは優しいフェリシアが、鬼の様な形相で怒りを露にしていることに驚きを通り超えて、怖さを感じていた。


「!?私は・・・」

 だが、一度湧いたやり場のない感情に、どうすればいいか判らず、苦悶の表情を浮かべるフェリシア。


 ・・・・・・モシカシテ、アナタタチハ、ナニモキカサレテイナイ、ノ?


 フェリシアの態度に驚き、そして不思議がるポンタに、昊斗そらとたち傭兵四人は、やっぱり、と言う顔をする。 

「理由があるんですね?彼がここにいる理由が」

 昊斗そらとの問いに、フェリシアと昊斗そらとたちを見ていたポンタが、ゆっくりと腰を下ろし、鞍馬くらまの方へ顔を動かした。


 クラマ・・・・・モウシワケナイケド、ホウコクハ、マタアトデ、キクワ。キョウハ、モウモドリナサイ


「あ・・・・・は、はい・・・」

 自分が現れたことで、場の空気を乱してしまったと、鞍馬くらまは申し訳なさそうに、来た方へと立ち去っていく。


 ・・・・・チュウオウニハ、スコシマエニ、キシダンヲツウジテ、ホウコクショヲ、オクッテオイタンダケド、ホントウニシラナイノ?


 事が事だったので、ポンタも鞍馬くらまに関しての報告を、国王カレイド宛に出していた。

 報告を上げて、すでに二ヶ月ほど過ぎていたので、フェリシアたちも知っているものと、ポンタは思っていたのだ。


「陛下や、ドラグレアさんからは何も。ここ数ヶ月、ディアグラムで色々と事件が起こっていたから、報告書が何処かで止まっているのか、もしくは事件の混乱で、別の場所に入り込んでいるのかもしれませんね」


 王都で起きたルドラの降臨や同時多発テロなど、ゴタゴタが続いたため、無くはない可能性だった。


 ソウ・・・・コノママダト、オウジョサマモ、ナットクデキナイ、デショウシ、ジジョウヲ、セツメイシマショウカ。


 ポンタは、投獄されているはずの鞍馬くらまが、なぜ木漏れ日の森にいるのか。その理由を昊斗そらとたちに説明し始めた。



 あの事件の後、気絶していた鞍馬くらまの身柄は、ローランド騎士団によって拘束され、気がついた彼には厳しい尋問が待っていた。


 だが、自分が本当に異世界へ召喚されたことを知った鞍馬くらまは、それまでの自身の行いを省み、自分が誰かに対して迷惑をかけていたことに何重にもショックを受け、報告とは別人のように素直に尋問を受けていた。

 

 そんな尋問の最中、担当していた尋問官に「君は、二度と元の世界には帰れない」と聞かされ、鞍馬くらまは目の前が真っ暗になった。最近、距離を置いていた家族やクラスメイト、そして片思いをしていた女の子に、もう二度と会えないことを知った鞍馬くらまは張り詰めていた緊張の糸が切れるように、自分の置かれた状況に絶望した。


 その日の内に独房で自ら命を絶とうとしたところを、見回りに来た騎士団団員に発見され、運良く未遂で済んだのだが、彼は生きる気力を失っていた。

 その日を境に、話すどころか、起き上がることすらしなくなった鞍馬くらま。彼と行動を共にしていた暗殺者アサシンが死んだ今、重要参考人だった鞍馬くらまだが、騎士団は尋問を諦め、罪状を確定させるための詰めの捜査を始めた。


 余罪が無いか彼らの足取りを調べてみたものの、鞍馬くらまはルーン王国内では木漏れ日の森での事件以外、事件らしい事件を起こしてはいなかった。

 他国に照会しても、それらしいものの報告は無かった。

 

 木漏れ日の森での一件も、鞍馬くらまの罪は、王家の領地への無断侵入、ポンタとその家族への傷害――王女であるフェリシアへの攻撃が、不敬罪になる可能性があったが、公にはあの場にフェリシアは居なかったとされているので、不問となっている――などが挙げられた。


 そんな中、鞍馬くらまを調べていく過程で発覚したのが、彼がどの基点者ポインターの元に召喚されたのかが分からなかったことだ。


 グラン・バースに召喚された異世界人には、何処の基点者ポインターの元に召喚されたのかを示す印が体に刻まれていた。

 その印を、特殊な紙に写し取る事で、基点者ポインターの情報を知る事が出来るのだ。


 しかし、鞍馬くらまの体に刻まれた印に紙を写し取っても、何の情報は出てこないという前代未聞の事態が起きた。

 おりしも、王都ではルドラの一件が起きた直後だった為、王都からの回答を得ることが出来ず、ローランド騎士団はどう対処すればいいのか、混乱を極めた。


 話を聞いたポンタは、そこで思いがけない行動に出た。


 それは、鞍馬くらまを彼女の管理している木漏れ日の森の管理スタッフとして一時的に引き取るというものだった。


 騎士団から、彼の事を聞いていたポンタだったが、それを抜きにしても鞍馬くらまに対してある種の同情を持ち合わせていた。

 彼の魔笛によって操られた際、ポンタの中にある情景と気持ちが流れてきた。


 どんなに頑張っても結果が出ず、周りから認めてもらえない日々。周りの期待に応えられない自分が嫌で、そんな日常から逃げるように手に取ったオンラインゲーム。

 ゲームの中では、周りの期待に応えられる自分になれると信じたかった。


 だから少年は、ゲームの中では周りの期待を裏切れないと気負い、グラン・バースをゲームの中だと勘違いしていた。


 ポンタは、それを見たことによって、彼がただ必死だったのだと知った。


 彼がこの世界にやってきて、木漏れ日の森やそこに至る道中にやってきた悪行を、ポンタは肯定するつもりはない。


 だからと言って、まだ未来のある少年を、このまま見殺しにも出来ない、と彼女は考えた。


 元の世界に帰してあげることは出来なくとも、この世界(グラン・バース)で生きていくための力を、身に付けさせることなら、自分にも出来る。


 そう言った思いで、ポンタは鞍馬くらまを引き取ると申し出たのだ。

 ポンタの元で、働く。それが、ポンタが鞍馬くらまへ提示した罪に対する、罰だった。


 さすがに、ローランド騎士団の団長も、ポンタの申し出に難色を示したが、何かあれば彼女自身が責任を取ると条件をつけてきたので、ポンタの申し出を受けることにしたのだった。


 最初は、無気力だった鞍馬くらまも、ポンタや先輩の管理スタッフたちと一緒に仕事をしていく内に、徐々に生きる気力を取り戻していき、その誠実な仕事振りにいつしか周りから認められ、ニヶ月以上経った今では、魔獣使い(ビースト・テイマー)としての能力を発揮し、ポンタの目の届かない場所での動物やモンスターの誘導などに一役買っている。


 彼が望んでいた、誰かに認められる。

 鞍馬くらまは異世界に来て、漸くその希望を叶えたのだ。


 ・・・・・・イマノカレハ、コウセイノタメ、ココデハタラキナガラ、ジリツヲメザシテイルノ。ココニキテイライ、ボウリョクヲハジメトスル、モンダイハ、イッサイオコシテイナイワ。


 ポンタの説明を聞いても、フェリシアはやはり納得のいかない表情をしていた。


「彼は、ポンタさんやその家族を傷つけたのですよ。なのに、罰するどころか、どうして助けたりなんて・・・・・」

 フェリシアには、ポンタがどうして鞍馬くらまを助けるようなことをしたのか、分からなかったのだ。

 

 モトノセカイニ、カエルコトガデキナイ・・・・・ソレダケデモ、クラマニトッテハ、ジュウブン、オモイバツニナッテイルト、ワタシハオモウワ。ソレニ・・・ムヤミニ、マチガイヲ、オカシタモノヲ、ヒテイシテ、イイワケデハナイワ。


 フェリシアの気持ちもわかるが、一国の王女が感情論で話をするのは良くないと、ポンタに指摘され、フェリシアはここでようやく、自分が怒りで正常な思考をしていないことに気が付いた。 


「も、申し訳ありません・・・・・・」

 よくよく考えれば、鞍馬くらまが木漏れ日の森にいるには、ちゃんとした理由があることは明白なのに、怒りでそのことに気が付かなかった先ほどまでの自分に嫌悪し、フェリシアが顔を伏せる。


「仕方ないよ、フェリちゃん。ポンタさんはああ言ったけど、王女にだって割り切れないこと、納得できないことはあるよ。だって、人間なんだから。でも、もう少し冷静であるべきだったね」

 冬華とうかはフェリシアの頭を撫でながら、彼女を慰めつつ、やんわりと諭した。


「あの・・・・・・・・・・」


 全員が振り向くと、そこに帰ったはずの鞍馬くらまが目を伏せて立っていた。


 アナタ、カエッタンジャ、ナカッタノ?

「すみません・・・・でも俺、どうしても王女様に一言言いたくて」

 そう言って、鞍馬くらまはフェリシアの方へ向き直る。

「・・・・・」

 鞍馬くらまの意図が読めず、フェリシアの表情が再び険しくなる。


「あの・・・・あの時は、すみませんでした!!」

 突然、鞍馬くらまはその場に座り込み、地面に額を擦りつけて土下座した。

 さすがに、これにはフェリシアも面食らい、キョトンとした顔つきに変わる。


「こんな風に頭を下げても、王女様に許してもらえないのは分かってます。俺の言葉を聞いてはくれないと思いますが・・・でも、お願いします!ポンタさんを責めないでください!俺、ポンタさんのお陰で、ホンの少しだけど、変われた気がするんです。ここで働いて、俺みたいな人間を必要って言ってくれる人たちに出会えた。それが、物凄く嬉しかったんだ・・・・俺のこと、一生許さなくていいから、ポンタさんやスタッフの皆を嫌いにならないでください!!お願いします!!」


 捲くし立てるように言い切った鞍馬くらまに、フェリシアはどう声をかけていいか判らなくなっていた。


 フェリシアは、今回のことでポンタを責めたり、ましてや嫌いになったりするつもりは、微塵も無かった。


 だが、目の前で土下座する少年が、フェリシアが今回のことでポンタたちに対して嫌悪感を持っていると考えているのでは、とフェリシアは思い至った。


 鞍馬くらまの見当違いな言動に、逆に冷静さを取り戻したフェリシアは、短く考えを纏め、息を吐いた。


「元よりそのつもりはありません・・・・・・それから貴方の処遇に関して、私は意見を言える立場にありません。ですが!もし、ポンタさんたちの気持ちを裏切るようなことがあれば、私自らの手で、貴方を処断します。そのことを忘れることなく、仕事に励んでください」

「!あ、ありがとうございます!!」


 何度も頭を下げながら、仕事へと戻っていく鞍馬くらま


 ポンタも、明日日を改めて顔を出すと言い残し、森の奥へと帰っていった。



 昊斗そらとたちは、中断していた昼食の準備を再開し、少し遅めの昼食を食べ始めた。


「それにしても〜、あんな風に・・おこる〜フェリシアさんは・・・初めてですねぇ〜」

「そうですね・・私も長くお付き合いさせて頂いていますが、あのようなフェリシア様のお姿は初めてでした」

 アリエルとクレアは、幼い頃からの付き合いであるフェリシアの意外な一面を見て、彼女への好感が上がっていた。 


「姉様・・・・・わたくしの時よりも、怖かったです」

「フェリシア様、怒ると怖いんだ・・・ミユも、気をつけなきゃ」

「たしかに・・・・・フェリシア様には、ああいったイメージは無かったかな」

 逆にヴィルヘルミナを始めとする年下メンバーは、優しいフェリシアが本気で怒ると、とても怖いと刷り込まれたらしく、怒らせないようにしよう、と堅く誓っていた。


「フェリシア様が、お仕えする姫でなくてよかった・・・・あの剣幕で叱られたら、私は泣いてしまう自信があるぞ」

「ペトラの場合、姫様だけでなくいろんな人に叱られてるから、フェリシア様にお叱りを受ける可能性はあるんじゃない?」

「え?先輩って、そんなにも多くの方からお説教を?!」

「!?い、いや、そんなのことはない・・・・ぞ・・・・うん」

 プリエの言葉に思い当たることがありすぎて、ペトラの顔から血の気が引いていく。

「いや、心配しなくても、姫様はお優しい方だから、ペトラ殿が心配するようなことはないですよ・・・・たぶん」

 フォローを入れるフレミーだが、最近は冬華とうかたちの影響を受けているフェリシアが、必ずしも怒らないとは限らないので、微妙に自信が持てなかった。


 口々に、先ほどのフェリシアの姿の感想を述べる面々に、フェリシアは恥ずかしそうに顔を赤くする。

「ご、ごめんなさい皆さん。私自身も、頭の中が真っ白になってしまって・・・・・まさか、あんな風になるなんて思ってもいなかったから・・・・・」

 自分の失態に落ち込むフェリシアに、玉露ぎょくろがため息を漏らす。

「いいのではないですか?どんな立場にいる人間だって、一日中聖人君子で居られるわけではないのです。というより、そんなのは人間じゃないですよ」

「そうですよ、フェリシア様。周りに気を使って押し黙るより、自分の意見をきちんと言うのは、人の上に立つ者として大切です。今回は、やり方を間違えていましたが、言うべきことはきちんと言っていいのです!」


 と玉露ぎょくろ金糸雀カナリアの言葉に、落ち込んでいたフェリシアは顔を上げる。


「まぁ、反省すべきことはちゃんと反省して、次に繋げようね」

「トーカさん・・・はい!」

 優しく微笑む冬華とうかに、フェリシアは肯き、笑顔で返す。

「でも、約束破ってルーちゃんの封印を無断で解こうとしたのは、あとで反省文ね。それから、マリア様にもちゃんとお話しするから」

 先ほどと同じ微笑みで死刑を告げる冬華とうかに、フェリシアの顔色が変わる。

「えぇ?!・・・・・・・はい」

 身から出た錆とはいえ、持ち上げられて落とされたフェリシアはとうとう塞ぎこんでしまった。


『ソラト、聞こえるか?』

 落ち込むフェリシアを、皆で励ましている光景を見ていると、昊斗そらと創神器ディバイスに通信が入った。空中に画面が現れると、そこにはドラグレアの姿が映っていた。

「ドラグレアさん?聞こえますよ。どうかされましたか?」

『いや、さっきカレイドに呼び出されてな。二ヵ月ほど前にポンタさんから出された報告書が、今頃になって届いたそうだ。でその内容が・・・・』

「例の魔獣使いの少年の処遇に関することでしょ?」

 本当に今更だな、と内心毒づきながら、昊斗そらとは頭を掻く。

『なんだ、もう知ってたのか』

「えぇ。先ほど、一悶着ありましたから」


 要点を纏め、ドラグレアに先ほどのことを伝えると、ドラグレアは盛大にため息をついた。 

『そうか・・・・・それから、カレイドからこの件に関して、後日、正式な書類を送るそうだが、お前からポンタさんに「一任する」と伝えてもらえないか?』

「分かりました、伝えておきます」

『よろしく頼む。それから・・・・木漏れ日の森は貴族たちも避暑地として利用している。絡まれないように出来るだけ気をつけろよ?何かあれば、オレに連絡をくれ』

 改めて釘を刺してくるドラグレアに、昊斗そらとは「信用ないな」と小さく呟きながら、渋々肯く。

「王家の管理する領地で、事を起こすような貴族はいないと思いますけど・・・・・分かりました」

『本当に頼むぞ、じゃあな』


 通信が切れ、昊斗そらとは面倒ごとが起きなければいいけどな、と思いつつ未だに続いていたフェリシアを励ます会を見ながら、昼食に箸を伸ばすのだった。




「妾、完全に放置されてしまったのじゃが・・・・・」

 解けかけた封印を、少々強引に戻されてしまった弊害で、身動きの取れないルールー。

 しかし、昊斗そらとたちから少し離れた場所、しかも少し影になった所なので、昼食になっても、誰にも気づかれない状況なっていた。


「ご、ごめん、ルドラ。でも、僕が傍に居るから安心して」

 フェリシアのことで立て込んでいる昊斗そらとたちを見て、何度もタイミングを見計らいながらも、カグは邪魔したらいけない気がする、と昊斗そらとたちに声を掛けることが出来ずにいた。


「なっ!!っ~~何時になったら、妾は動けるのじゃー!!」

 別の意味でおかしくなりそうになり、うがー!と叫ぶルールー。

 

 幸い、この叫び声に金糸雀カナリアが気が付き、冬華とうかのおかげでルールーはすぐに動けるようになり、無事昼食にありつけたのだった。






 次回更新は、3月22日(土)PM11:00過ぎを予定しています。


 変更がある場合、活動報告でご連絡します。

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