『化け物猫と速記シャープの芯』
掲載日:2025/12/14
あるところに速記者があった。ある夜、速記シャープに芯がちゃんと入っているかを確認していると、飼っている三毛猫が隣で見ていた。
次の日、速記の仕事があって、峠を越えようとすると、大きな怪物に襲われた。速記者は、持っていた速記シャープの芯を出して、怪物に刺そうとしたが、怪物の体は硬くて芯は刺さらず、折れてしまった。怪物は、その様子を見て勢いづき、さらに速記者に襲いかかってきたが、速記者は、落ち着いて二本目の芯を出し、怪物の眉間を刺すと、ぎゃっと叫んで絶命してしまった。
教訓:化け猫は、プレスマンに一本しか芯が入らないと思って、芯が折れたところを勢いづいて襲ってきたのだが、あいにく安物プレスマンだったので、二本以上入っていたのである。




