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暴炎の回復術士 ~火属性ヒーラーが敵も味方も焼きまくる~  作者:
第二章 POWER LEVELING

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49/122

49.王太子

https://x.com/talkback2278/status/2010649942818525538


友人が作ってくれたあらすじ紹介の動画です。

Xに載せてますので是非どうぞ

「あ、もちろん高レベルも何人かいるよ、僕も含めてね。(バチン!)」


「ただ全体的に見たら第二や第三よりも劣っちゃうんだよねー。」


「なのに言う事だけは一人前とかさぁ。」


「まあ、レベル低いヤツってのがほとんど高位貴族なんだよねぇ。」


「そんなヤツらが部隊長やってるんだよ、嫌になるよねぇ全く・・・。」

「ケビン様あーん。」

「あーん。うほおおお美味いなぁ!リリィ嬢のおかげで2倍美味しく感じるよ。」

「まぁ!殿下ったらお上手ですわぁ!」


「は、はぁ・・・。」


聖女様とイチャイチャしながらも王太子ケビンの第一騎士団ディスりは止まらない。


結構な国の機密事項を聞いて青くなるキョウコと、ニコニコしながらケビンに給仕する聖女様。


(な、何を見せられているんだろう・・・。)


一向に要点を言わないケビンにSAN値を削られていく健吾。


「ふうう、美味しかったねぇ。あ、リリィ嬢、お礼に僕の寝室で愛を語り合わないかい?」

「うふふ、お断り致しますわぁ。」


「そうかーそれは残念。あ、話が逸れてしまったね、リリィ嬢とは幼馴染でね、たまにこうして癒してもらってるんだ。」


「そ、そうですか・・・。」


(こ、この人チャラ男にしか見えないけど多分フリだな・・・。かなり有能な人ムーブだよなコレ。)


わざとチャラい振りをしてる理由は分からないが、とにかく早く話を前に進めて欲しかった。


「で、だ。本題に入ろう。」


(おお、やっと来ました!わざわざ来てくれたって事は第一騎士団を最優先にレベル上げしてくれって事だろ!)


「第一騎士団は後回しにして欲しい。」


「えっ!?」


「第二と第三のレベル上げを優先でお願いしたい。第一のゴミなんか最悪上げなくてもいいから。」


「「「ええええ!?」」」


さすがにこの発言には聖女様もビックリ。


「な・・なぜ・・・」

「なぜなんですの?殿下。」


言いたい事を聖女様が代わりに言ってくれた。


「そりゃあ国益を考えたら第二第三がレベルアップした方が圧倒的にいいからさぁ。」


「城の防衛が最優先だ!とか言って魔物の討伐にも出ない第一騎士団が最初にレベルアップした所で何も変わらないでしょ?」


「危機は城の外にあるってのにだよ・・・?」


「それにさ、階級にあぐらをかいて口だけ達者で実力も伴わないボンボン騎士達がいざ有事の際って時に率先して立ち向かってくれると思う?」


「ああー、全く思わないですねぇ。」

「ち、ちょっと!」


説得力のあるケビンの話につい本音が漏れてしまい、キョウコに突っ込まれる。


「でしょおお?・・・中には意図的に足を引っ張ってる反王政派も混じってるらしくてねぇ。」


「次期王になる僕の足を思いっきり引っ張ってくれるようなヤカラ達のレベルなんか上げさせたくないんだよねぇ。」


「ああー分かります!確かにそういう所ハッキリさせてからですよね!」


「おおー分かってくれる!?嬉しいなぁ!なので僕的には第二騎士団からお願いしたいんだよ。」


「なるほど!・・・了解しました。療養塔のみなさんのレベリングが終わったら第二騎士団のレベル上げをやらせて頂きます。」


「おおおー!ありがとう!理解してくれて感謝するよー、じゃあその間に・・・」


「反体制派を炙り出せるねぇ・・・。」


ニヤリと笑うケビン。

チャラい王太子の素顔を見てしまったようでゾクゾクする。

キョウコはもう口から魂が抜けそうになった顔をしている。


「ケンゴ殿の火魔法のようにね!(バチン)」

「さすが殿下!ちょっとカッコイイですわぁ!」


「おっ!?リリィ嬢惚れちゃった?僕の寝室行く!?」

「お断りしますわぁ!」


「そうか~、残念。ではそろそろ失礼するよ、順番の件こちらでも話しておくのでよろしくね~。」


「は、はいっ!」


帰っていく王太子が研究施設の扉の前まで行くと、どこからともなく10人前後の護衛がスッと現れた。


(えええ、全然見えなかったけど・・・、もしかしてテーブルの周りで護衛してたのか?すげえええ!)


異世界小説で「王の影」とかよく呼ばれている隠密スキルを持ったSPなんだろうなぁ、と感心する。


そしてケビンが扉を開けると側近らしき騎士達もズラリと勢揃いしていた。

バチン!と最後にこちらへウインクして颯爽と去っていく。


「王太子殿下・・・か、かっこいいいい!」

「そうですわねぇ!」

「は、はあああああ・・・、もういや・・・。」


城の表も裏も見れた気がしてワクワクする健吾の横で、気疲れが限界に達したキョウコが椅子からずり落ちていった。

健吾 (楠本健吾)         レベル19  火魔法使い

聖女様 (リリィ・ノーブレット)  レベル31  聖魔法使い

序列三位さん (キョウコ)     レベル50+ 風魔法使い


金髪イケメン(ケビン・エーリック) レベル??? 王太子 第一騎士団長

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