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暴炎の回復術士 ~火属性ヒーラーが敵も味方も焼きまくる~  作者:
第一章 社畜廃人ゲーマーおじさん召喚される

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29.理解力

朝、健吾、目覚める。

今日も夜間頻尿は無く、起床後にトイレに行っても石鹸でも入ってるのか?って位泡立つ事も無し、実に健康的に起きる事が出来た。


地獄の成人病の諸症状から解放されている事を改めて実感し、女神様に感謝の祈りを捧げる。

爆食後の即就寝を反省しつつ、祈りの後にベッドに腰掛け今後を整理する。


(昨日のハイテンションブートキャンプで一気に魔力操作レベルMAXまで上げ切った。次は魔法アレンジの為の魔力操作・・・というよりイメージ力かな。)


普通に考えれば火の威力の落ちる温度を下げる事なんてやらない、むしろ温度を上げる事に労力を割くだろう。

ただ、温度を上げるのも下げるのも魔力操作で可能ならばどっちも覚えたほうが色々と応用できそうではある。


(温度を上げたり下げたりするイメージってどうやるんだ・・・。空気を送って高温にする感じ?確か高温の火は青色になるんだったか?)


ぶつぶつ言いながらイメージを頼りに色々試してみる、それが意外と上手くいく。高火力と青い火をイメージすれば温度が上がり、逆に手品で使うような見せかけの火をイメージすると温度は下がった。


(す、すごいな・・・。科学をある程度理解してるからか現代世界のイメージ力ってかなり有効なんだな・・・。)


スティング御一行が朝食を誘いに来るまでの練習だったがあっけなくマスター出来てしまっていた。

温度の高い青い火と、温度の低い赤い火を交互に出して確認した後に全て消し、ふうっと深呼吸をする。


(ゲームやってたしファンタジー世界への理解力もあるから魔法の習熟度が半端ないね、我ながら面白い・・・。って事は、現代チートってのは魔法や化学現象の理解力と応用力なのかもしれないな。)


御一行がまだ来ないので今の生活を振り返る。


(異世界小説だと役に立たないスキルを理由に追放される主人公が多いなか、自分は有益なスキルを授かり、さらに王城内で魔法研究の為の破格な待遇・・・恵まれすぎているな。)


勝手に召喚されてスキルや職を鑑定され、使えないと見るや何の責任も取らずに城を追放される小説を多く読んでいたのでこの世界の待遇にも感謝する。


ドアに向けてお辞儀をした瞬間ドアが開く。


「おはようございま・・ど、どうされたんですか?」


「え?あ、いえ・・・、何でもないです・・・。」


お辞儀をバッチリ見られまたこっ恥ずかしくなる。

なぜこの世界にはドアをノックする文化はないのだろうと赤面しながら朝食を取りに中庭へ向かう。


食事しながらスティングに火の温度を変えられるようになった事を話し、実演すると感動された。


昨日火を初めて発現させた健吾が、一日で熟練魔法使いと同等の魔力操作が出来るまでに成長した事に驚きと喜びを隠さないスティング。


(ホントにこのイケメンさんはいい人だなぁ。)


(マジで役に立たねば・・・。)


そう思いながら思考は既に次の課題への準備を始めていた。

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