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暴炎の回復術士 ~火属性ヒーラーが敵も味方も焼きまくる~  作者:
第一章 社畜廃人ゲーマーおじさん召喚される

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20.女神様への感謝

「え?け、けっとう・・!?」


突然の大声に驚くオブライト。


そう、健吾は会社帰りに三郎系ラーメンを食べ、帰宅後でコンビニスイーツをドカ食いし気絶するように眠る瞬間が大好きだった。


終わらない仕事、増えるストレス、その全てを食事がリセットしてくれる。


いつも気持ちよく安眠できるので毎日繰り返すほどお気に入りだったのだが、

それが血管に大ダメージを与えてしまう「血糖値スパイク」と言う禁忌の食事法だと担当医に指摘され、本気で怒られた。


「毎日やってたあ!?死にたいのかデブ!」と言われるほど、馴染みの医者もガチ切れである。


それを思い出すほどの抗えない、そして心地よい睡魔。


(な、何もドカ食いしていないのになぜ・・・ああ、コンビニスイーツ食べたい・・・。)


禁止されて以降食べられなかった愛しのスイーツを思い出しながら、

ゆっくりと彼の意識は途切れていった。




何時間か経った後、ベッドの多い医務室らしき部屋で寝ているのに気付く。

周りを見渡すとMP切れで先に退場したスティングが心配そうに覗き込んでいた。

その後ろに部下のマナとナミ、神官のオブライトも控えている。


「おお、目覚めましたか、良かった。」

「す、すいませんお手数お掛けしました、何か急に抗えないレベルの睡魔に襲われまして・・。」


「ふーむ、仮説ではありますが、ケンゴさんをこちらに召喚した際のケガの完治、そして若返りの2つが関係していると思われます。」


「若返りは人間には不可能ですので、我が国が信仰する女神様の御力の可能性が高いです。

それに加えて体の治療もありましたので、ケンゴさん自身の魔力も使ったのではないかと。」


(つまりはこの世界の女神様が召喚ボーナスとして若返りと完全治癒をしてくれたと。

確かに瀕死の不健康なおっさんが召喚されても将来性皆無だしなぁ・・・。)


「その影響で魔力が枯渇し、強制睡眠モードになったのではと。」

「なるほど、召喚して頂いたスティングさんと治して頂いた女神様に最上級の感謝を。」


「いえいえ、私も召喚で魔力が尽きて途中で気絶しましたし、お礼は女神様へ。」

「はい、あ、この世界の女神様のお名前を聞いても?」


「はい、この世界「エルシオン」を創造された「女神カティア」様です。」

「カティア様・・・。」


(カティア様・・この世界に呼んで頂きありがとうございます!お役に立てるかは分かりませんが、この御恩はこの世界でキッチリと返させて頂きます。)


改めて女神カティアへの感謝を、社畜営業で鍛えた20度の傾き5秒の最敬礼で示す。


その後は念の為にと体力回復材と魔力回復材をもらって飲み、軽く食事を取って眠る事に。


どうやら時間的にはすでに深夜を回っていたらしい。

また朝に会う約束をして彼らは部屋を出て行った。

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