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お掃除ロボット

作者: Aju

 片付けからお掃除まで、すべてやってくれます。

 新発売。

 全自動新型メイドロボット。メイディーVer.5。

 あなたはただ、メイディーに指示をするだけ。

 あなたの貴重な時間をお掃除から解放します。


 世の中、便利なものができたものだ——と、片付けも掃除も苦手な私は早速これを購入することにした。

 けっこう値が張ったが、これで毎日きれいな部屋で快適に過ごせるなら安いものだ。

 これでカレシだって呼ぶことができるというもの。

 もっとも、その前にカレシ作んないとだけど‥‥。


 私はワクワクしながらダンボールからかわいらしいロボットを取り出し、電源を入れる。


 ピ・ポ・パ、と音がして、それからつぶらな瞳がぱちりと開く。

『はじめまして。メイディーVer.5です。よろしければワタシに名前をつけてください。』


 うむ、うむ。かわいい、かわいい!

 私は昔飼っていた猫の名前をとって「タマ」と名付けた。


「それじゃタマ、お掃除を始めて。」

『はい。ご主人様。』


 タマは早速、自分を梱包していた段ボールをたたみ、資源分別スペースへと持ってゆく。

 説明書や保証書はまとめて本棚の端に立てた。


 うむ、うむ。賢い、賢い♪


 それからくるりと部屋の床を見回して‥‥‥。

 そして、止まってしまった。


 え? フリーズ?


『このままでは片付けができません。床にあるすべてのものに、要るものと要らないもののタグ付けを行なって入力してください。』

 タマは、すっごく困った表情でそう言った。


 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥


 そ‥‥‥それができるくらいなら、自分で片付けるわい‥‥‥。(泣)




最低限、分別するのは本人でないとできないよね‥‥‥。(^^;)

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― 新着の感想 ―
よ、良かった。「ゴミを生み出す人間(おまえ)が一番のゴミ」理論で処理される展開じゃなくて…。 現実には諸々足りないけれど、優しさと良識は詰め込まれてましたね。 システムアップデートで「持ち主さんのタ…
(馬鹿で機械オンチな俺) とりあえず埃と髪の毛と設定しておくか、スイッチオン! →いだだだだだだ俺の髪の毛を毟るなぁ!!!ストップ!ストーーーーーーップ!!!
……確かに(笑)。 雑然とした物たちの要不要がわからないと、ロボットは仕事出来ないでしょうし。 でもそれが出来ているのなら、掃除をロボットに任せる必要、ほとんどないでしょうし。 結局、ルンバとあまり変…
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