表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Emerald  作者: 藍沢 咲良
64/237

飛湍 6


コンビニからの帰り道。

「悠さん」

ん、とだけ言って目を細めて私を見る。

「その…手はずっと繋ぐんですか?」

「繋いでる方が守りやすいからな」

「私、自分の身ぐらい自分で…」

「守れてないだろ?いいから、大人しく俺に守られとけって」

納得いくような、いかないような。




「風呂、入る?」

「悠さん、先どうぞ」

「美咲の方が時間かかるだろ。先入っておいで」

今日居酒屋で悠さんに返したはずのTシャツと短パンを手渡される。

「ふふ。また洗濯してお返ししないとですね」

「長袖にしとくか?でもこのサイズしか無くてさ」

「Tシャツで大丈夫です。じゃ、お言葉に甘えてお風呂先に頂きますね」


下着はどうしよう?コンビニでこっそりショーツは買えたから替えがある。ブラは出来れば風呂上がりに着けたくない。お風呂上がったら寝るだけだし、着けてなくても問題無いよね?




「お風呂、お先にありがとうございました」

可能な限り早めに出てきたつもりでいた。髪を乾かすのに少し手間取ってしまった。

悠さんは疲れていたのか、ローテーブルに突っ伏して眠ってしまっている。

「悠さん…風邪引きますよ?」

「んん…」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ