表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Emerald  作者: 藍沢 咲良
48/237

一歩 11


『明日か、明後日の夕方ならいいよ』

悠さんから返信がすぐに来て驚いてしまう。


『返信、早いですね。お客さんいっぱいいたからしばらく既読が付かないかと思ってました』


『団体客はバスの時間が来たら帰るからな。で、明日か明後日か、どうする?』


『どちらでも大丈夫です。悠さんの都合の良い方で』


『じゃあ明後日の夕方で』


『わかりました』


明後日とは、土曜日だ。まあ、服返すだけだしね。

ちょっと会って、「服ありがとうございました!」で解散かな…?


私達は友人でも、恋人でも何でもない。ただの知り合い。距離感を間違えてはいけない。


…その割に、私は色々とやらかしてしまったようだけど。


今度は失敗しない。迷惑は、掛けない。




『18時にこないだの居酒屋で』


そのメッセージを見て、私は『はい』としか返事が出来なかった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ