表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Emerald  作者: 藍沢 咲良
45/237

一歩 8

参拝を終え、やはり急な階段を降りる。


吸い込まれるようにゴッホの池に辿り着く。

何となく、写真を撮る。桜汰に送ることはもう二度とないけれど。


大きな温室が視界に入る。花屋さん、ちゃんと見てみようかな。悠さん、いるかな…?


いや別に、悠さんに会いに来たわけではない。

前回はちゃんと花屋さんを見てなかったから、今日はちゃんと見ようと思っただけ。そう、それだけのこと。大した意味は無い。



ふらりと花屋さんの大きな温室に入る。観光客のマダムが沢山いる。

温室内を見渡してみるとマダムの人だかりがある。

その人だかりの中心に、悠さんがいた。少し近づいてみると、どうやらマダムから質問攻めにあっているようだった。



マダムの対応、大変そう…。

恐らく私の存在には気付いてなさそう。悠さんに声を掛けることは諦め、温室の中を廻ってみることにした。


入口の右手にはサボテンっぽい植物がある。多肉植物というらしい。奥まで進むと大きな丸いサボテンがある。


サボテンの値札を見る…一万円⁉︎


サボテンに一万円出す人もいるのね…。



他の花を見てみる。どの花にも育て方の説明が書かれた紙が近くに掲示されていた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ