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Emerald  作者: 藍沢 咲良
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草萌え 2


「あんなに、やらかしたのにね…?」

肘を曲げた右腕で頭を支え、不敵な笑みを浮かべたまま悠さんの視線に捕らえられる。私は微動だにすることすらできない。



昨日の夜、何があった…?






桜汰のマンションを飛び出した。駅で電車にすぐ乗った。鷺山駅で降りて…すぐには帰る気になれなかった。


桜汰の部屋で過ごすつもりだった私は、美香子叔母さんに泊まってくる旨を伝えていた。このまま帰ると、何かを察知するであろう勘の良い美香子叔母さんと気まずい夜を過ごす事になる。それは嫌だった。



駅前をふらふらしてると居酒屋が目に付いた。


気分を変えたい。

このまま帰るのは嫌だ。


お一人様上等!


勢い良く居酒屋の扉を開けた。





カウンターでビールと焼き鳥を頼んで。美味しく食べているところに悠さんも同じく一人で居酒屋に入ってきた。そのまま一緒に飲んでいた。何故一緒に飲むことになったのかは覚えていないけど。



私が覚えているのは、そこまでだ。


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